ニュース 2016.01.21


5時になりました。
ニュースをお伝えします。
ことし夏の参議院選挙で、選挙権年齢が引き下げられ、18歳や19歳で新たに選挙権を得る人が、選挙直前に違う自治体に引っ越した場合に、投票できなくなるのを救済する公職選挙法の改正案が、衆議院本会議で全会一致で可決され、参議院に送られました。
今の制度では、新たに選挙権を得る人が、選挙直前に、違う自治体に引っ越した場合には、転居前の自治体だけでなく、転居先の自治体でも名簿に登録されず、投票できない事態が生じます。
このため、ことし夏の参議院選挙では、選挙権年齢が引き下げられ、18歳や19歳で新たに選挙権を得ても、進学や就職などで転居すると、投票できないおそれがあると指摘されていました。
こうした不備を解消するため、新たに選挙権を得る有権者が、違う自治体に引っ越して、3か月たたないうちに国政選挙などが行われた場合には、転居前の自治体で投票できるようにする公職選挙法の改正案が、きょうの衆議院本会議で採決が行われた結果、全会一致で可決されました。
改正案は、来週、参議院で審議が行われ、今月中にも成立する見通しとなっています。
アフリカ中部のブルンジで、政治の混乱が民族間の対立に発展することが懸念されることから、日本を含む国連安全保障理事会の各国の代表が現地を訪れることになりました。
ブルンジでは去年、ヌクルンジザ大統領と対立する軍の一部が、クーデターを図ったのをきっかけに大統領派と反大統領派との衝突が続いて、国連によりますと、これまでに400人以上が死亡し、22万人以上が難民として周辺国に逃れています。
さらに、大統領の出身母体である多数派のフツ族と、少数派のツチ族との間でも、緊張が高まり、民族間の対立に発展することも懸念されています。
このため、国連安全保障理事会の各国の代表が、21日から、ぐるんじのしゅと首都ブジュンブラを訪れ、ヌクルンジザ大統領と会談することになり、事態の収拾に当たるよう働きかける方針です。
訪問団には、今月から安保理の非常任理事国を務める日本の岡村善文国連次席大使も参加しています。
安保理では、今回の訪問を通じて、ブルンジ政府に圧力をかけ、混乱に歯止めをかけたい考えです。
世界の各地から、手工芸品のキルトを集めた展示会、東京国際キルトフェスティバルがきょうから開かれています。
これは、NHKなどで作る実行委員会が主催して開いているもので、初日のきょうは、東京・文京区の東京ドームで、秋篠宮妃の紀子さまも出席されて、開会式が行われました。
ドーム内の会場には、世界各地のキルトおよそ1800点が展示されています。
このうち、日本キルト大賞に選ばれた神奈川県の最上美和子さんの作品は、枠からはみ出るほどの大きなバナナが、赤や緑の原色を効果的に用いて、色鮮やかに表現されています。
会場には、ほかにも第一線で活躍する25人のキルト作家たちが、イギリスの芸術家、ウィリアム・モリスのデザインした布で作った作品なども展示されています。
東京国際キルトフェスティバルは、今月27日まで開かれています。
続いて気象情報、あすの天気です。
冬型の気圧配置が続くため、山陰から北海道の日本海側は広く雪が降り、北日本ではふぶく所があるでしょう。
太平洋側は広い範囲で晴れる見込みです。
2016/01/21(木) 17:00〜17:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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