ニュース詳細
「ジカ熱」が中南米で流行 注意呼びかけ1月22日 4時00分
蚊が媒介する感染症で発熱などの症状が現れる「ジカ熱」がブラジルなどの中南米で流行していることから、厚生労働省はこうした地域に渡航する際には蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。
ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、3日から12日の潜伏期間を経て、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が最大で1週間ほど続きます。
厚生労働省によりますと、去年5月以降、中南米でジカ熱の感染が広がり、特にブラジルでは去年1年間に少なくとも49万人が感染したと推計されています。
ブラジルでは先天的に頭部が小さく脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が増えていて、妊娠中のジカ熱への感染との関連が指摘されているということです。
このため、厚生労働省は、妊娠中の女性はジカ熱の流行地域への渡航を慎重に検討するとともに、渡航の際は長袖のシャツや長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使用するなど、蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。
厚生労働省は「流行地域から帰国したあと症状が出た場合は、最寄りの保健所に相談してほしい」としています。
厚生労働省によりますと、去年5月以降、中南米でジカ熱の感染が広がり、特にブラジルでは去年1年間に少なくとも49万人が感染したと推計されています。
ブラジルでは先天的に頭部が小さく脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が増えていて、妊娠中のジカ熱への感染との関連が指摘されているということです。
このため、厚生労働省は、妊娠中の女性はジカ熱の流行地域への渡航を慎重に検討するとともに、渡航の際は長袖のシャツや長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使用するなど、蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。
厚生労働省は「流行地域から帰国したあと症状が出た場合は、最寄りの保健所に相談してほしい」としています。