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≫「相棒」のあとはここから「報道ステーション」となります。
≫こんばんは。
≫本日のコメンテーターのご紹介です。
経営コンサルタントショーン・マクアードル川上さんです。
よろしくお願いします。
夜になって飛び込んできたニュースなんですが東京の蒲田で日帰りバスツアーのそのバスが中央分離帯に突っ込みまして乗客のうち22人の方が怪我をされました。
このニュースです。
≫蒲田上空です。
バスが中央分離帯にある信号機にぶつかっています。
≫午後7時過ぎに起きた事故。
発生からおよそ30分後の車内には不安そうな表情の乗客がまだ残されていた。
救急車が次々と駆けつける。
≫大田区蒲田の事故現場に到着しました。
環状8号線の交差点なのですがこの観光バスが交差点の信号の支柱に激突しています。
信号の支柱は傾いていますね。
≫バスは、運転席前のヘッドライトがある部分が大きくえぐれていた。
事故当時、バスには乗客・乗員合わせて30人が乗っていた。
警察によるとそのうち22人が怪我をし病院に搬送された。
いずれも軽傷だという。
この観光バスは、山梨県の河口湖への日帰り観光に出かけその帰り道だったという。
乗客に話を聞くことができた。
≫この乗客は、運転手の様子が気になったという。
≫警視庁は過失運転致傷の疑いでバスを運転していた菅原正容疑者を現行犯逮捕した。
今回の日帰りツアーは大阪のステップトラベルが企画し埼玉県久喜市の夢湖観光バスがバスを運行していた。
今のところバス会社がいくらで運行を請け負っていたかはわかっていない。
現場でツアー会社が取材に応じた。
≫無理のあるスケジュール日程であったのかどうか。
これは最大のポイントだと思います。
そして、次にお伝えするのはあの軽井沢で若者の命を奪った悲惨な事故ですが今日、監視カメラが手前にあってその様子が出てきたことによってどんな蛇行運転をしてハイスピードでバスは、あの事故現場へと向かってしまうことになってしまったのかがつぶさに見えてきた。
そして、もう1つあわせて同時にお伝えするのはこちらです。
場所はかわりまして兵庫県の淡路島。
海がきれいに見えております。
この高速道を走っていたやはりバスの運転手。
70歳の方ですけど、意識が突然失われる状態になっておよそ10分間蛇行運転を繰り返したというちょっと信じられない状況になりましてそして40歳の女性添乗員の方がその異常をキャッチして乗客も異常をキャッチしていたのですが添乗員の方が、なんとかハンドルに手を添えて補助する形で10分間の蛇行運転の果てにようやく事なきを得てとまることができたというちょっと信じられないようなニュースです。
≫15人の命を奪ったバス事故が起きた現場。
これは、午後0時半に国土交通省が公開した事故直前のバスの映像だ。
見た目では、かなり速い速度でセンターラインをはみ出して通過したように見える。
ブレーキランプは点灯しっぱなしで車体が傾いているように見て取れる。
軽井沢橋のカメラは事故現場からおよそ250m手前に設置された監視カメラだ。
まさに事故が起きる直前の映像ということになる。
この映像を分析した専門家は…。
≫では、映像から推測される事故原因はなんなのか。
≫こちらの映像は事故現場からおよそ1km手前にある群馬県入山峠の監視カメラの映像。
碓氷峠を上りきり下り坂が始まる辺りの映像だ。
事故を起こしたバスの走行に異常は感じられない。
分析では時速40キロ程度の走行だという。
1km手前の入山峠のカメラの場所と事故現場の手前軽井沢橋の間は750m。
そこには、真っすぐな長めの下り坂がある。
そこで速度が上がってしまったのか。
≫長野県警は今日事故を起こしたバスから運行記録計の記録用紙など3点を押収。
事故原因の究明を進めていく方針だ。
≫軽井沢で事故が起きた2日後。
兵庫県の淡路島でもあわや大事故となる事態が。
70歳のバス運転手が走行中に意識を失い10分間にわたり高速道路で蛇行運転を繰り返していたのだ。
運転手に何があったのか。
宝塚歌劇の観劇ツアー客42人を乗せ愛媛県松山市から兵庫県宝塚市へ向かっていた観光バス。
出発から4時間後神戸淡路鳴門自動車道を走行中に添乗員の40代女性が異変に気づいた。
≫バスは、あちら室津パーキングの手前で蛇行運転を始めました。
そして、休憩をするために寄るはずだったこちらのパーキングをそのまま通り過ぎたというんですね。
添乗員や乗客が声をかけたところ運転手の目はしっかりと開いていてハンドルも握っていたにもかかわらず返事はなく、言葉を発することもなかったということです。
≫悲鳴が上がりバスはパニック状態だった。
生きた心地がしなかった。
このとき、運転手は意識がなかったがハンドルを握り、足はアクセルに乗ったままだった。
危険を感じた女性添乗員がハンドルを支え運転を補助し続けた。
その間、いくら声をかけても反応はなかった。
バスはそのままの状態で10分近く走行。
20kmほど離れた次のサービスエリアでようやく止まった。
その手前で、運転手の意識は回復していた。
≫バス会社によると先週行った健康診断でも出発前の点呼でも異常はなかったという。
≫原因ははっきりとわかっていないが運転手は当時の記憶がないと話している。
≫それにしても乗客の方が無事だったというのは本当に何よりでしたよね。
一番ここで問題にすべきことというのはやはり本当に将来ある若者の命が絶たれてしまったというこれを繰り返してはならぬということを考えますとこの件でも犯人探しも確かに重要です。
それと同時に大切なもう1つは背景ですよね。
≫事故をなくすためには決して見過ごしちゃいけないと。
そういう事実に突き当たってまいりました。
まず、バス会社は値段をたたかれるということ。
そして、運転手さんに結果しわ寄せがいくという過酷なスケジュール。
この辺りが見えてきました。
≫話はこの現象とつながっているのだ。
中国人観光客による爆買いだ。
彼らのバスは増えここに運転手が集まりそれ以外のバスは運転手が不足している。
そういった背景で今回、軽井沢で事故が起きた。
バスを運転していた土屋広さん、65歳は大型バスの経験がほとんどなかった。
今のバス業界では高齢者であっても未経験者であっても頼らざるを得ない状況がある。
一例を取材した。
関東にある貸し切りバスの会社。
大小10台のバスを保有している。
ツアー会社などからはこのような注文を突きつけられると明かしてくれた。
≫ツアー会社がバス会社に発注する際には国が定めた時間と距離に応じた適正な価格を示さなければならない。
しかし、現実には法令を無視した割安での依頼が横行しているという。
≫貸し切りバス業界では2000年安い運賃と高いサービスをうたい規制緩和が行われバス事業者の数は急増した。
各社は安値を競い過当競争に。
安全面を犠牲にした結果事故が相次ぎ国土交通省はおととし適正価格の基準を見直し規制を強化した。
それでも、過当競争の実態は変わっていない。
≫また、関東の別のバス会社の幹部はこう語る。
≫インターネットを見てみると最安値や激安といった文言が踊る。
消費者もついつい安いものを求めがちだがこのしわ寄せがいくのが実際にハンドルを握る運転手だ。
≫大手バス会社に勤めるこちらの男性。
運転手歴は20年。
月の大半、1日350kmから500kmの長距離を走る。
≫国は運転手の安全を確保するため前の仕事が終わって次の仕事を始めるまで最低8時間空けなければならないということを定めている。
しかし、この男性の場合片道1時間半の通勤それに食事などの時間を引くと睡眠に充てられる時間は4時間程度になってしまうという。
≫運転手にも事情がある。
≫大手に勤める運転手でもこの現状。
中小零細のバス会社では車庫にバス洗車機がないところも多く運転手が車庫に入れたあと2時間以上かけ清掃などをさせられるケースもあるという。
勤務が過酷な割に民間バス運転手の所得は正社員で457万円。
労働組合によると非正規雇用の運転手にいたっては220万円ほどだという。
規制緩和で参入企業が増える勢いほどは運転手のなり手は増えていない。
日本バス協会が行ったアンケートでは大手事業者の7割近くが運転手不足と回答している。
収入が高く安定した大手に運転手が集まり雪道を走り深夜勤務も多いスキーバスツアーなどには人が集まりにくいという。
≫軽井沢で事故を起こしたバス会社イーエスピーの運転手の1人は人手不足のため大型バスを運転した経験が乏しくてもまた、高齢者であっても採用していたと証言する。
業界全体を見渡すと運転手の高齢化も深刻だ。
国交省によると運転手の6人に1人が60歳以上だ。
≫事故から5日。
今回の事故の原因がどこにあったのかまだわかっていない。
しかし、弱いところにしわ寄せが集まる業界の構造はこのままでいいわけがない。
≫ショーンさんふと思っちゃうんですけどどんなジャンルでも弱いものにしわ寄せがいくというそういう風向き構造になってるなと暗澹たる気持ちになるのですがこの場合1つ見ると、本当に命がかかっておりますので本当にここは変えなきゃいけないところがあると思うのが掲げられている文章上のルールと現実が全く乖離していますね。
≫すでにこの直接的な原因というのは徹底して調査すべきだと思うんですがさまざまな原因、由来というものは間接的要因としてこのVTRにもいくつも挙がっていたと思うんですけど今、古舘さんのご指摘の部分もそうですが1つは熾烈な価格競争もある。
あるいは業界の慣習として元請け下請けの中で安全管理対策がどのように行われていて法令順守がどのように行われていたのかという問題。
あとは人手の問題高齢化もある。
足りないという問題。
消費者の要求もあると思います。
そこに対して行政が、国がどのように関与するか。
当然適正な運賃や料金を事前に届け出をする、しなければ行政処分とあるんですが実際にVTRにあるように初違反の場合は警告で2回目となりますと一定期間の車両の利用停止と。
これ、果たして罰則としての効力があるのかというのは疑問符が立つんですね。
やはり旅客自動車の運送事業とは人の命を乗せた旅客自動車ですからこの意識は徹底的に持っていただかなきゃいけないと思うんですが一方で事業者側もこちら側の消費者としても例えば思い出される平成17年度のJRの福知山線の脱線事故。
107名の方が犠牲者になられましたが1分遅れるごとに百数件以上の苦情が集まってくるという消費者の要求に耐えながらも非常に無理な運行をしたり無理な労働環境、条件がそこに出来上がってしまっているということを考えると我々消費者側も例えば今そこにあるサービスが当たり前と思わずにその裏にあるコストや、あるいは制約や犠牲となっているものがあるのかもしれないというのはもしかすると、これからの消費者にとっては想像力を働かせないといけない時代に入ってるのかもしれないと思いますね。
≫本当にそうですね。
そして若い方が安いスキーツアーバスに乗りたいと思う気持ちは一切、責められない。
だからこそ変えなきゃいけないのは価格設定ですね。
≫私は価格だと思います。
今回はまだ告別式のさなかですから一般論はまだ言える時期でないと思うんですけど。
本当にこれからこの業界を適正化させていくにはと考えますとやっぱり、一般乗用の旅客事業者つまりタクシー業界が料金をある程度設定しているわけですよね。
同じようにこの貸し切りの各自動車によっても適正価格を決めてこの中におもてなしをもって付加価値を上げていくとか違うところでサービスをしていかなきゃいけないと思いますね。
≫聞くところによると事実がどうか確かめていないですけどいろいろな声が寄せられていまして運転手さんの立場でいえばやっぱり、高速道をあそこまでとある程度高速を使ってしまうと差額分が給料から天引きされる。
そうじゃなくても少ない給料がとか。
今回の軽井沢の件をはっきり言うことはできませんけどやはり下を使い続けることによって浮いたお金、高速分が食事代に変わる可能性もあることが指摘されています。
こんな状況では事故が起きてしまいますね。
≫ここは監視の目を同じ時間と距離といっても同じ距離のところに2人いらっしゃれば半分になってしまうわけですから。
この辺りの監査、立ち入りは徹底してやる必要があると思います。
≫何方向からも改革しなければいけませんね。
そして、どうしてもだめな業者は申し訳ないけれども淘汰されていくという市場の原理というものまで考えなくてはだめですね。
≫そして、多くの命が犠牲となってしまったわけです。
バス事故で亡くなった田端勇登さん、阿部真理絵さんそして、小嶋亮太さんの告別式、通夜が営まれましてご家族、友人たちが最後の別れを惜しみました。
≫早稲田大学4年生田端勇登さんの告別式。
ゼミ仲間5人と参加した卒業旅行で事故に巻き込まれた。
春からは金融機関で働くことが決まっていて国際派の銀行マンを目指していた。
≫東京農工大学1年生の小嶋亮太さん。
小学生から始めたラグビー。
大学でも続けていてみんなを和ませるムードメーカーだった。
≫早稲田大学4年生の阿部真理絵さん。
希望の会社に就職が決まっていてイギリス留学で培った語学力を生かしたいと胸を膨らませていたという。
悲しみをこらえながら真理絵さんの父親が訴えたこと。
≫突然のことでお母さんもお父さんも共通して私が感じてしまうのはなんとか冷静さを保つために一生懸命考えて自分を言い聞かせてると。
そういうのが伝わるたびに本当にこういうことを起こしちゃいけない。
≫今日、日経平均が1万6500円割れということになりました。
そして、この写真は今日の月例経済報告の関係閣僚会議のワンシーンですが。
心なしか甘利大臣中枢ですけれどもうなだれているようにも見えてしまうんですが。
まず、株価のニュースから。
≫取引直後からじりじりと値を下げていた今日の東京市場。
午後に入っても売りは止まらず終値は前日より600円以上下げた。
終値としては去年の最安値を下回りおよそ1年3か月ぶりの安値水準となった。
その1年3か月前とは日銀が追加の金融緩和を決めた時期だ。
≫株価が一段と下がるとみる投資家が多いことから東証のカラ売り比率は今年に入り40%台で推移している。
背景にあるのは原油価格だ。
一時12年4か月ぶりの安値をつけるなど下落に歯止めがかからない。
≫外国為替市場では比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まり円相場は一時1ドル=115円台にまで円高が進んだ。
≫輸出関連企業の為替の設定も115円の声を聞いてくるといろいろ不安が出てきますね。
≫今日の下げに関しては東証1部で1886銘柄落ちていましてその40銘柄しか上がっていない。
暴力的な売られ方だったという感じがするんですけど。
よくいわれるのは中国の減退ということと石油価格27ドルをタッチしましたけど。
それからアメリカの利上げと言われますけど。
世界全体で信用が収縮してしまう。
ポルトガルもスペインもあの辺りも一気に株価が下がってしまっています。
今回のことでいうとよく私たちファンダメンタルズというんですけど経済の基礎的な条件企業の業績というのを見てみると株価の収益率つまり企業の業績に対して株価が適正かどうかということで言いますと13倍ぐらいなのでちょっと割安、いきすぎかなという感じがしますよね。
戻すことは十分にあるのではないかと思うんですが。
やっぱり、これからということで言いますと外国人が長らく2012年度の後半から日本の株を買っていましたと。
買い越しがずっと昨年の2015年5月ですと20兆円くらいあったんですが今年の頭で12兆円くらいに減ってきたりしていますのでやはり外国人が売りにきているということ。
あと、石油で言えば産油国が政府系のファンドなんかがやはりリスクオフで株を売ってくるということになってきたりアラブ系がなってくると下げの要因はあるんですが。
私は、あくまで個人的ですが1万6000円というところがサポートのラインで折り返すのではないかと見てはいますけどね。
≫ヨーロッパの今後の動きにも注目ですか。
≫今夜から明日ですかね。
ECBの会合があってドラギ総裁が金融緩和に打って出るかとあって今回の下げもヨーロッパのほうがだいぶ、日本と同じくらいマイナス3%くらい下げてますので反転してくれば若干プラス、上げの要因にもなるかなという気もしますがここは甘利大臣がおっしゃるように不確実性が高いといわざるを得ないですね。
≫ヨーロッパも金融緩和といってもマイナス金利という異常事態の中でどう動くんだそこから日本はといっても。
この異常なドーピング状態が副作用を考えないと差なる金融緩和って簡単にはいえないでしょと。
ここも悩ましいですよね。
≫ここは企業側、民間側も自立成長に早くいくような自助努力をしていかないといつまでも国、日銀に頼っているのも、私はどうかと思いますけどね。
≫そして市場はカラ売りなんていう考えようによってはとんでもない動きで株価がいろいろ乱高下すると。
なんだろう、この下がりのカラ売りはということで素人の私は思ってしまいますが。
ちょっと関連しますけど気になりますね。
≫経済の司令塔ですよね。
甘利大臣に政治とカネの問題が出てきました。
千葉県の建設会社が口利きのお礼として多額の現金を甘利大臣側に渡していたという疑惑。
政権が揺れています。
≫沈痛な面持ちの甘利明経済再生およびTPP担当大臣。
安倍政権の中枢心臓部ともいえる大臣に重大な疑惑が持ち上がった。
明日発売の週刊誌に甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡したと題されて掲載されるもので千葉県白井市にある建設会社の総務担当者が実名で告発。
甘利大臣本人や事務所秘書が口利きのお礼として多額の金を受け取っていたという内容だ。
一部の資金提供は甘利氏の収支報告書に載っていないという。
今日告発者本人がコメントを出した。
≫夕方、月例経済報告のあとの甘利大臣の会見はなかなか始まらず50分遅れ。
そして、次のように述べた。
≫経済再生担当。
そしてTPPの今後のことを考えるとこれは、明日以降の動きを≫訃報です。
初代「遠山の金さん」を演じた俳優の中村梅之助さんが亡くなっていたことがわかりました。
85歳でした。
初代「遠山の金さん」こと歌舞伎役者で俳優の中村梅之助さん。
劇団前進座の代表として長く舞台で活躍した。
これは、3年前に閉館した前進座劇場最後の日の映像。
≫馬鹿野郎!≫梅之助さんが遠山の金さん役で大人気を博した。
しかしわずか3年あまりで降板。
前進座の活動を優先するためだった。
去年5月まで舞台に立ち続けていたがおととい、肺炎で亡くなった。
85歳だった。
≫8月にオリンピックが開催される、南米ブラジルで生まれつき頭が小さい小頭症と呼ばれる症状を持つ新生児が急増している。
CNNによるとこの4か月で3500人以上が確認されこのうち46人が死亡したということだ。
小頭症は脳の発育が遅れる疾患で生まれつき頭が小さく知能などに障害が出るとされている。
アメリカ疾病対策センターは妊娠中にブラジルに滞在していた女性の新生児がジカ熱という蚊が媒介する感染症にかかっていたことを明らかにした。
ブラジル保健省は、このジカ熱に妊婦が感染することと小頭症が関連している可能性を指摘している。
≫東日本大震災の復旧工事をめぐり繰り返し談合が行われた疑いが出てきた。
≫東京地検特捜部と公正取引委員会が関係先に強制捜査に入ります。
≫特捜部などが独占禁止法違反の疑いで家宅捜索に踏み切ったのは大手道路舗装会社など4社だ。
関係者によると業界大手のNIPPO日本道路、前田道路の3社が各社均等に受注できるよう入札ごとに割り振りを決めていたという。
実際、東北自動車道など12件の舗装工事では業界12社がそれぞれ受注していた。
特捜部などは談合が行われていたとみていて押収した資料を分析する。
一部の会社は談合を認めているということだ。
≫パキスタン北西部。
ロイター通信などによると20日朝武装集団が大学を襲撃。
2回の爆発が起きた。
新学期が始まったばかりで大学には3000人の学生がいたという。
≫軍が出動。
武装集団のうち4人を射殺。
地元警察によると学生たちの大半を救出したという。
AP通信は学生を含む20人が死亡したと伝えた。
≫岐阜県は今日産廃業者ダイコーに廃棄が依頼されていた7つの品目を新たに発表した。
その中には、中間業者を通じてダイコーに廃棄を依頼していた流通大手イオンの2品が含まれていた。
これまでの岐阜県などの調査でダイコーから不正転売を受けていたみのりフーズの施設から108の品目が見つかっていた。
その中には大手コンビニチェーンローソンで売られているからあげクンなど3つの品目があったことがわかった。
更に、セブン&アイ・ホールディングスの豚バラ蒲焼きも見つかった。
去年、中間業者を通じてダイコーに800個の廃棄が依頼されていてそれが横流しされた可能性が高い。
スーパーなどに流通したかどうかは確認されていない。
≫続々とショーンさん大手のところから廃棄物扱いのものが裏ルートで結果的には安いお弁当とかそういうものが食材になってきている可能性が見えてきちゃいました。
≫これは絶対許す間時期なんですが一方で日本の食料の廃棄量というのは1900万トンと世界に名だたる量でその食品ロスって500万トンから800万トン。
日本の米の収穫量が860万トンですからそのまま捨ててる状態にあって。
≫世界の飢餓を援助する。
その倍ですね。
≫ですから、食料自給率ということを考えれば低いやっぱり食に対する価値観を我々も考えていかなきゃいけないなと一方では、します。
≫こういうことがずっと続くわけがないですしそういう中からこんなとんでもないことが起きているわけですからね。
それと大手がこれだけ出てくると≫今日は名古屋や京都でも雪が積もりました。
六本木はほとんど雪が残っていないんですがそれでも、足元から冷たい空気が入ってくるのがわかります。
北日本では明日も荒れた天気が続きそうです。
まず雪の予想から見ていきますとこのあとも日本海側では降り続きます。
更に、ここに風の予想を重ねてみますと北日本を中心に明日にかけて非常に強い北風が吹き付けるのがわかります。
猛吹雪になる恐れもありますのでまだ警戒を緩めないようにしてください。
暖冬を忘れるくらい冬らしくなっていますが寒波の影響はまだ続きそうです。
あさってにかけてはいったん、北上していくんですが週末になるとまた、一段強い寒波が西から入り込んできます。
この今シーズン最強の寒波ピークは日曜日で沖縄まですっぽり覆いそうです。
このため日本海側ではまた大雪になりそうなんですね。
更に九州北部ではめったにない真冬日になるなど凍えるような寒さとなりそうです。
≫ここからスポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まずテニスからです。
現在開催されている全豪オープン。
錦織圭選手初のグランドスラム制覇へ最高のスタートを切ったんですが勢いそのままに2回戦も快勝です。
≫錦織圭、2回戦の相手はジュニア時代テニスアカデミーでルームメートだったクライチェク。
錦織、今日はサーブが光った。
第9ゲーム3連続でサービスエースを決めると…。
わずか57秒でこのゲーム瞬殺。
第1セットを奪う。
第2セット。
ここまで好調だったサーブが突如乱れる。
4連続でファーストサーブに失敗すると…。
今大会初のブレークを許してしまう。
先に7ポイントをとったほうがこのセットを奪うタイブレーク。
画面下が錦織。
再び勢いを取り戻したサーブで第2セットをものにする。
第3セット錦織が一気に攻める。
この場面、攻撃的にベースラインの前に出てリターンすると…。
ネットへ詰める。
第2ゲームでブレークに成功。
するとサーブでも…。
スピード、コースともに完璧。
最後は…。
≫なんと13本目のサービスエース。
錦織がストレート勝ちで3回戦進出を決めた。
≫サーブ、キレッキレですね。
すごいよくなってきましたね。
≫錦織選手の3回戦の相手なんですけど世界ランキング27位スペインのガルシア・ロペス選手です。
頑張ってほしいです。
続いてなんですが大相撲をお伝えします。
初場所の11日目。
こちら、横綱・白鵬に対するは日本出身の力士としては10年ぶりの優勝を目指す大関・琴奨菊。
今日の一番は全勝対決です。
≫自身の記録を更新する36度目の優勝へ横綱・白鵬。
一方、大関・琴奨菊は自身初の初日から10連勝。
栃東以来10年ぶりの日本出身力士の優勝に挑む。
対戦成績は白鵬が圧倒。
全勝対決の行方は…。
押し出し。
立ち合い白鵬の左張り手をもろともせず琴奨菊が前に出る。
左をさすと得意のがぶり寄り。
白鵬は、気がついたら土俵際だったと完敗を認めた。
初優勝に大きく前進した琴奨菊。
自分を信じてできたやりきったと会心の勝利を振り返った。
ただ1人全勝で優勝争いの先頭に立った琴奨菊。
明日は1敗の横綱・日馬富士と激突する。
≫続いてサッカーです。
リオオリンピックのアジア最終予選。
日本はグループステージ3連勝です。
≫サウジアラビアとのグループステージ最終戦。
≫決めた!強烈なシュートを決めました。
≫強烈だね、これ。
≫更に攻撃方向が変わった後半。
≫決まった!南野のアシストから初めて、この大会出番をもらったチーム最年少井手口。
≫2対1で勝利した日本。
グループステージ3戦全勝とした。
ここまで決まっている決勝トーナメントの組み合わせ。
上位3チームがリオオリンピックへの出場権をつかむ。
同じグループBからは北朝鮮が勝ち上がってきた。
日本はあさっての準々決勝でイランと対戦する。
その準々決勝に向け中山と澤登が日本の好材料を挙げた。
≫エース南野の復調。
過去2試合本来のパフォーマンスを発揮できなかったが昨日は絶妙な飛び出しから相手ゴールを脅かすなど何度も見せ場を作った。
中でも日本の2点目のシーン。
ドリブルで切り込むとディフェンダーを何人も引きつけて井手口のゴールをアシストした。
このアシストについて南野本人は…。
≫南野が右サイドでボールを持ったこの場面。
クロスをあげずドリブルで切り込む。
相手ディフェンスが集まってきたためシュートではなくフリーだった井手口へのパスを選択。
相手と味方の位置を冷静に把握していたのだ。
≫おととい、私はついに夢を実現させたこの方にお会いしてきました。
メジャーリーグロサンゼルス・ドジャースに移籍することになった前田健太投手です。
夢の舞台で活躍するためにはどんなことが必要なのか。
前田投手の思いを聞いてきました。
≫よろしくお願いします。
≫メジャー1年目のシーズンへ向け今、自主トレに励んでいるドジャース前田健太投手、27歳。
キャッチボールはメジャーのボールを使っています。
≫これまでとは違う新たな環境へ。
前田投手はどんな準備をして挑もうと考えているんでしょうか。
≫田中将大投手やダルビッシュ投手など交流のある投手もメジャーに今行かれていますけれども。
≫田中投手が教えてくれた最も大切なことは日本で培ったものにこだわらずいかに環境に順応するか。
近年の日本人投手はメジャー特有の短い登板間隔などの影響からか怪我をするケースが目立っています。
そこで、前田投手にとって大きかったのはメジャーで7年間活躍した黒田博樹投手が去年、チームメートだったこと。
≫前田投手は更に黒田投手にこんな質問をしたといいます。
≫去年話題となった黒田投手の魔球フロントドア。
フロントドアとはバッターの手元で曲がるツーシームの使い方。
左バッターのインコースボールゾーンからストライクゾーンへと変化。
バッターも思わず腰を引いてしまうようなボールです。
黒田投手は、メジャーでこのボールを武器に長く厳しいシーズンを戦い抜いてきました。
≫実は去年のオープン戦で試していたフロントドア。
オリックスのバッターT‐岡田選手に投げたこの1球。
見逃し三振。
≫このマエケン体操をアメリカの子どもたちがいつか、まねしてくれるようにそのためにはしっかり結果を残して認められないといけないと話していました。
≫千手観音というふうに言ってもらいたいですね。
東洋の神秘の感じもしますよ。
だって、いっぱいいろいろなボールをつかんでいろんな変化球を持っている千手観音みたいなイメージでやってもらいたいですね。
≫話題にはなってほしいですね。
マエケンエクササイズみたいな感じで。
≫だけどやっぱり本当にプライドってこういうもんだなって思いました。
決死の覚悟で自分の得意だと思ってるのはマエケン体操以外武器はいったん捨てるのだと。
そうじゃないと対応できないんだというふうに覚悟して行くということが非常に強いしそれが本当のプライドじゃないかなと≫アカデミー賞の演技部門にノミネートされた俳優全員が白人なのはおかしいとして黒人の映画監督などが授賞式をボイコットする考えを表明しました。
黒人の映画監督スパイク・リーさんは2年連続で全員が白人ということがあり得るのかと批判しています。
≫審査員の人種の構成を変えようという話になっているようですけど。
だとしたら、当然ですよね。
≫候補者20名ほどいるんですけど全員が白人というのは2年連続ということで。
≫さて、もう一度株と為替見ていただきましょう。
日経平均は大きく下げて終わりました。
今、116円台後半になっておりますね、円は。
それからご覧のようにロンドン市場も3%近く下落。
欧州市場3%前後の大幅安となってこれは、アジア株全面安の影響もあるということで先ほどショーンさんのご指摘もありましたけど今後のこと、非常に気になることが多いですよね。
2016/01/20(水) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
北海道や日本海側の広い範囲で大雪の恐れ…名古屋など平野部でも雪▽補正予算成立へ▽メジャーで活躍するために何を…ドジャース・前田健太に独占直撃!
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
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※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
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