たたきつけるような雪と強い風。
これは今朝、撮影された北海道根室市の様子。
発達した低気圧の影響で今日は北日本や北陸などで大荒れの天気となった。
今朝の白山市白峰、このようにかなり雪が積もりました。
そして昨日、今年初めての積雪で交通機関が混乱した関東地方では…根室港にやってきました。
風が大変強くなっています。
そして満潮時刻が近づくにつれ、波が岸壁を乗り越えるようになってきました。
発達した低気圧の影響で大荒れとなった北海道根室市。
おととし、高潮の被害に遭ったことから、およそ9700人を対象に避難勧告が出されたが、先ほど解除された。
オホーツク海側では大雪が予想されていて、明日昼までの24時間に120cmの記録的な大雪となるおそれがある。
また、北海道では最大瞬間風速30mを超える台風並みの強い風が吹く場所が相次ぎ襟裳岬では最大瞬間風速45.1mの風が吹いた。
低気圧の影響は北海道以外の各地にも。
最大瞬間風速29.3mを記録した金沢では大阪方面への特急サンダーバードと名古屋方面への特急しらさぎが金沢駅と福井駅の間で始発から終日、運休に。
そして、駅前で取材していた記者の傘も強風の被害に。
午前8時半の金沢駅前です。
裏返ってしまった傘をほかの傘に持ち替え再びレポートを取り始めたが…JR金沢駅前では時折傘が飛ばされるなどの強い風が吹いています。
雪は中国地方でも…午前9時の原爆ドーム前です。
大量の雪に風に加わって吹雪いている状態です。
広島市中区でもこの冬初めて一時、3cmの積雪を観測した。
一方、交通で混乱も…先頭のトラックが立ち往生したのをきっかけに道をふさいで後続の車がずらっと渋滞しています。
広島市の西部、西風新都IC付近の道路では積雪のためにトラックなどが立ち往生。
九州でも上空に強い寒気が流れ込み、各地で荒れた天気に。
福岡市中央区の老人ホームでは今日午前、6階と8階のベランダに設置されたガラス製のフェンスが落下しているのが見つかった。
ケガ人はいなかったが、強風の影響と見られている。
そして昨日、今年初めての積雪で交通機関に混乱が生じた首都圏では…週末にはまた強い寒波が来るということでしばらくは厳しい寒さが続きそう。
日本海側を中心とする広い範囲に暴風雪警報が出されています。
地吹雪などによる重大な災害が発生するおそれがあるので十分にご注意ください。
北海道紋別市からお伝えします。
そちらの状況をお知らせください。
こちら北海道・オホーツク海側の紋別市です。
こちらでは今朝からずっと吹雪いています。
オホーツク海側から吹く風に乗って雪が顔や体に打ちつけてきます。
そして今いる場所は海の近くのため積もっている雪が飛ばされて舞っています。
そのため積雪としてはそこまで多い地域ではないんですが、それでもご覧のように長靴が隠れるほどひざ下まで雪が積もっています。
そして除雪によって固められた雪はこちらのように2mほどの高さの雪山になっているところもあります。
こちら、オホーツク海側では明日にかけても大雪が予想されていて、明日夕方までの24時間で80cmの大雪となるおそれがあります。
交通障害などに注意が必要です。
今日午後、福井県あわら市で観光バスが横転する事故がありました。
28人が病院に運ばれましたが、いずれも軽傷の見込みだということです。
今日午後2時半頃、福井県あわら市の県道で観光バスが道路脇の田んぼに転落し、横転した。
観光バスは大阪府堺市の岸和田観光バスが運行する高速乗合バス、SPALINE北陸。
警察によると、バスには乗客と乗務員合わせて28人が乗っていて全員が病院で手当てを受けたが、命に別状はなく、いずれも軽傷の見込みだとのこと。
バスは昨日午前10時に大坂を出発し、石川県の片山津温泉に1泊した後、今日大阪に戻る予定だった。
岸和田観光バスによると、バスを運転していたのは38歳の男性運転手で大型バスの運転にも慣れていたとのこと。
事故当時、路面は凍結していて、警察が事故の原因について調べている。
長野県軽井沢町のバス転落事故で死者はさらに増えて15人となりました。
警察は事故原因を解明するため車体の検証を始めました。
検証はバスが置かれている上田市内の自動車メーカーの整備工場で行われた。
警察は今回の事故についてバスが制限速度を超えて走行し制御できなくなって転落したとの見方を強めている。
検証ではブレーキやエンジンを中心に確認し、事故当時の状況や速度などを詳しく調べることにしている。
一方、事故で重体となっていた千葉県松戸市の大学生、並木昭憲さん21歳が昨夜、脳挫傷のため死亡した。
この事故による死者は15人となった。
今日はバスを運行したイーエスピーの高橋美作社長が被害者や家族に謝罪するため佐久市内の病院を訪れたが、面会を断られた。
またツアーを企画したキースツアーの福田万吉社長も病院を訪れたが、こちらも面会できなかった。
廃棄処分された冷凍カツが不正に転売されてスーパーなどで売られていた問題。
ご覧のように、カツ以外にも冷凍マグロや焼き鳥など、108の品目に広がっています。
その中には大手味噌メーカー、あのマルコメが廃棄した可能性がある商品も含まれていました。
冷凍カツの転売を認めた岐阜県の仲介業者、みのりフーズ。
今度は日本の食卓ではおなじみの、こんなものが。
こちらが商品が置かれている倉庫なんですけれども、赤だしと書かれた段ボールがあるんですけれども、マルコメのマークが入っています。
倉庫から次々と見つかる大手味噌メーカー、マルコメの商品。
マルコメによると、売れ残って返品された味噌や即席の味噌汁など144tあまりの処分を愛知県の産廃処理業者、ダイコーに委託。
しかし、みのりフーズはダイコーから仕入れ弁当店に売っていたと認めた。
みのりフーズによると転売ルートはダイコーからみのりフーズ、さらに1人のブローカーを介していたと言う。
ほかにも様々な食品メーカーの名前が記された段ボールがあります。
ハイキと書かれた段ボールや賞味期限切れの表示。
さらに…管理のずさんさがかいま見える。
ダイコーの会長は警察に、違法行為をして申し訳なかったと横流しを認めつつ壱番屋からは規格外商品と聞いていて異物の混入については知らなかったと話しているとのこと。
廃棄食品は激安のスーパーなどで売られていたわけですけれども、消費者にこれが渡らないためにはここが最後のとりでではあるんでしょうけれども、しかし、スーパー側はこれをどう見分けたらいいのかというのは非常に難しさを伴いますよね。
激安スーパーの経営者にその辺りを聞いてみましたが、このように話していました。
スーパーが業者を見分ける目も大事なんですが、同時に私たち消費者もスーパーを見分ける目が必要かもしれませんね。
中国の2015年のGDP成長率は6.9%と25年ぶりの低い水準となりました。
政府は構造改革を急ぐ考えですが、景気減速は就職活動の学生たちにも大きな影響を及ぼしています。
6.9%、今日発表された中国の2015年のGDP成長率。
25年ぶりの低い水準となり、政府目標の7%を下回った。
その要因となったのが、これまで中国経済の成長を牽引してきた鉱業や製造業の不振。
過剰な生産設備や人件費の上昇によってその競争力が失われている。
重厚長大型産業から付加価値の高いサービス業にいかに経済の中心をシフトしていくか。
改革を迫られた中国政府は新たな成長産業としてIT産業の育成を急速に進めていて影響は、就職を控えた学生たちにも及んでいる。
中国・北京にある就職予備校。
生徒たちがつくっているのはウェブサイトや携帯電話のアプリ。
少しでもいい企業に入ろうと、およそ240人の大学生や社会人が学んでいる。
大学院生の聶向冲さんもIT企業への就職を希望する1人。
今年の中国の新卒者は過去最多の749万人。
景気の減速で企業が採用数を減らしたことで多くの学生が希望する仕事につけず、中国は今、史上最悪の就職難とも言われている。
政府の政策の後押しもあってこの就職予備校では生徒数が2年前と比べて5倍になったと言う。
世界中がその動向を見守る中、成長速度を急激に落とさずに構造改革ができるのか。
世界最高齢の男性が亡くなりました。
男性の世界最高齡、名古屋市の小出保太郎さん112歳が亡くなりました。
小出さんは1903年、明治36年生まれで福井県出身。
去年8月にギネス記録に認定されたが、先月4日、体調不良を訴えて入院し今日、名古屋市内の病院で心不全のため亡くなりました。
親族によると、子どもや孫らに看取られ息を引き取ったとのこと。
今日の東京株式市場は中国の上海市場で株が値上がりしたことや一時、1ドル=118円台まで円安が進んだことから平均株価が4営業日ぶりに上昇し、1万7000円を回復して取引を終えた。
ただ中国のGDP発表を受けて100円以上の値上がりと値下がりを繰り返す不安定な値動きが続き、中国経済に対する市場の不安はいまだに払拭されていない。
スペースX社の無人ロケット、ファルコン9が17日、衛星の打ち上げを成功させた後、洋上プラネットフォームへの着陸を試みたが、失敗した。
着陸を補助する4つの脚部のうちの1つがうまくロックしなかったのが原因だとのこと。
スペースX社は打ち上げロケットを再利用しコスト削減することを目指していて去年12月にはロケットの地上への軟着陸に初めて成功していた。
この1週間、社会問題にもなったSMAPの解散騒動。
グループ存続という形で決着しました。
このニュースについて、国会で安倍総理が発言する事態となりました。
離合集散を繰り返す政治家たちにも何か響くものがあったようです。
昨日、テレビ番組で生放送されたSMAPの緊急告白。
2分43秒にわたりメンバーの口から語られたのは、解散報道をめぐる一連の騒動への謝罪とファンへの感謝の言葉だった。
ファンの声援を後押しに、グループの分裂・解散の回避へとかじを切ったSMAP。
この話題は今日の国会でも注目されることになった。
今年デビュー25周年を迎えるSMAP。
2016/01/19(火) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【Nスタ ニューズアイ】
竹内明(TBS報道局)
佐古忠彦(TBS報道局)
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
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