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【台湾美少女ネット謝罪(中)】
「死ねば?」TVで台湾の旗振った16歳女性アイドルに浴びせられた罵詈雑言
そこでJYPは事態を打開しようと、13日になって声明を初めて出す。「ツウィはまだ16歳であり、中国の領土問題への確たる政治的信念も持っていないし、悪意あるネット中傷の被害者だ。だが、この状況下ではJYPの中国での活動に支障が出てきているため、事態の真相が判明するまでツウィの中国活動を中止する」という内容だ。
すさまじい書き込み
しかしネチズンによる猛烈な攻撃は収まらず、TWICEのインスタグラム(写真投稿サイト)への書き込みは数万件を超えた(19日現在で15万件超)。
また他の掲示板では、彼らはツウィさんへ公開謝罪を要求するだけでなく、「グループを脱退しろ」「死ねば?」など非常に汚い言葉で非難している。
状況が好転しない中、14日にJYPは2回目の声明を発表。聯合ニュースの電子版によると、「ツウィは『一つの中国』政策を理解し尊重している」とし、JYPが「所属歌手に適切な指導が行えなかったことを謝罪する」とした。つまりネチズンの言い分をほぼ認めてしまったのだ。
それでも逆風は続く。同じJYPに属する男性グループの「2PM」と、メンバー個人の中国でのイベント参加も中止になったと報道された。また、15日にはJYPの株価が5%以上下落するなど、実際に経営的にも影響が出始めた。