スタジオパークからこんにちは 山内圭哉 2016.01.19


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!竹下⇒元気にありがとうございます。
本日の司会は竹下景子さんです。
こんにちはよろしくお願いします。
きょうのゲストでございます。
楽しみで楽しみでたまりまへん。
竹下さんもちょっと違うことばが出ましたね。
ちょっと怪しい大阪風な名古屋弁でもないようなことばが出てしまいました。
連続テレビ小説「あさが来た」にご出演のこの方です。
なあ、うめ。
へえ。
わてと一緒に…この家、出えへんか?本日のゲストは加野屋の大番頭の俳優の山内圭哉さんです。
どうぞ。
拍手
歓声
イエーイ!番頭さん!という声も聞こえています。
よろしくお願いします。
さっき出ていたばかりという感じですね。
ほんまにね、流れでね。
生ですよ、触ってしまいました。
おばちゃんみたいになってしまいました。
雰囲気、髪形も違いますね。
まあそうですね。
全然違いますよね。
その差がすごいですよね。
びしっときょうも決まっていますね。
ほんま、すいません。
謝らなくてもいいですよ。
朝ドラでも舞台でも活躍されています。
きょうは山内さんの素顔に迫ります。
今はまっているものがあるそうです。
いろいろときょうは。
見せていただきたいと思います。
質問とメッセージどんどんお寄せください。
お待ちしております。
山内さん、スタジオのお席のほうへどうぞ。
お願いします。
俳優の山内圭哉さんです。
山内⇒お願いします。
スタジオパーク初出演です。
そうですよ。
ほんまですか。
大体こんな時間からあまり大体テレビに出ることがないからこんな時間にこんな爽やかな番組に出ていいのか戸惑いもあります。
生放送です。
毎日ハンカチが手放せないさっきも泣いた。
切ない。
雁助さんとうめさんどうなるのかと。
また今までにない表情をきょう、見せてもらってきました。
うめさんという奉公人どうしのなんと言うんでしょうかプライベートな時間が多いので。
気をもんでいらっしゃいますね。
早速イラストが届きました。
ちょっとキラン。
そっくりじゃないですか。
よそはよそ、うちはうちと書いてありますね。
きりっとしていますね。
ありがとうございます。
雁助さん役ですけれども周りの反響はどうですか?やっぱり、えらいもんで親戚が喜んでくれますよね。
やっぱり特に義理の父なんかは異常に喜んでくれていましてやっぱり結婚して15年ぐらいになるんですけど結婚した当初はまだそんなにちゃんと飯を食えていなかったんですけど。
俳優さんとして。
こういうのを見ていると本当に喜んでくれて、ポスターをくれとたぶん家の前に貼るんでしょうけれども、それだけは恥ずかしいので送らないという。
NHKにいっぱいあるから送ってあげてくださいよ。
玄関にポスターですか。
ここですというふうにきっと説明されると思います。
娘の旦那さんなので、心配されているのかもしれませんね。
名古屋の大須の娘をいただいて。
オファーがあったときはどうでしたか。
僕は20代30代とテレビのドラマはちょこちょこと出て、あとは舞台ばかりやらせてもらっていたのでまず朝に出るというのが大丈夫なのか。
コンプライアンス的に大丈夫なのかと、以前に前の年に、おととしになるんですかね。
「吉原裏同心」という木曜時代劇をやらせてもらっていたんですけどそのときのプロデューサーさんが今度、朝ドラをやるんですけどどうですかという話をいただいて僕たちの仕事は一緒に仕事をした人がもう一度、今度やらないと言われたら、うれしいじゃないですか。
コンプライアンス的な不安はあったんですけどもありがたい話なのでそれは喜んでやらせてもらいますということで。
よかった、出てくださって。
いやいやいや。
本当に視聴者の一員としてうれしいです。
雁助さんの活躍ぶりをVTRで振り返りましょう。
大阪を代表する大だな・加野屋を支えているのが大番頭の雁助。
店では誰もが認める仕事ぶりですが1つだけ弱みがありました。
番頭さんかて40超えて嫁さんに逃げられて独り者だすがな。
は…?今、お前、何と言うた?せやから嫁さんに逃げられて独り者だすがな言うたんです。
2度も言うたな。
何度…何べんでも言うたるわ。
独り者だすがな嫁はんに逃げられて。
2度も3度も何回もお前、ほんまに!妻に逃げられてからは仕事一筋で店を支え続けてきた雁助に思わぬ出会いが待っていました。
すんまへん。
いやいや、こっちこそ堪忍やで。
こぼれてしもうた。
あっ…。
すごいお約束な。
いつしか2人は引かれ合うように。
みんな番頭さんにいてほしいとおもてはります。
もちろん…うめも。
なあ、うめ。
へえ。
わてと一緒に…この家、出えへんか?山内さん何回やるんですか、とおっしゃっていましたね、今。
総合テレビで4回目です。
何回見ても胸がきゅんとします。
この2人がどうなるのかということです。
だいぶ汗をかかれましたね。
やっぱり恥ずかしいですね。
自分のものを僕はあまり見ないタイプなので、粗ばっかり見えてしまいますので。
映像のお仕事をしますとね。
いいですよ、すてき。
どうですか?告白するシーンは。
これね実は7週目ぐらいからさっきの手を触れ合うぐらいのときは7週目なんですけれども今十何週目だろう16週ぐらいですよね。
ずっと少しずつ積み上げてきていてとうとう告白というか言ってはいけないことを言ってしまったというか。
これはうめさんにとっては、酷なせりふだと思いますけれどもだってずっと生まれてからおあさ様に生涯尽くそうと思っている方じゃないですかその方に一緒に家を出えへんかと思わず雁助的には言ってしまった、勢いで言ってしまうんですけれどもなかなかな酷なせりふだなと思います。
揺れる気持ちはあるけれどもうれしいんじゃないですか、うめさん。
そうかもしれないですけれどもね。
雁助は雁助でずっと加野屋第一で仕事一筋でやって来たわけじゃないですか。
そうですね。
雁助さんって大旦那さんへの慕い方が半端ないんですよね。
それが情報として描かれていないところなんですが何かしらすごく幼いころから、恩義に思っていることがあって一生この人に尽くそうと思っていて大番頭まできたんだと思います。
そこでやはり大旦那さんが亡くなってからどのようにそこに出たらいいのか。
アイデンティティーの喪失といいますか時代が変わるのとリンクしてね。
時代劇っぽい感じこのかつらを見ただけでも懐かしいです。
懐かしいですよね。
ここで歳月が流れている感じを改めて思います。
「吉原裏同心」のコンビですもんね。
本当だ。
そうですよ。
わりと関係性も近くてわりと入りやすかったです近藤正臣さんもいてくださって。
友近さん演じるうめとのシーンが結構あります。
今回きょうの放送になっていったわけですが、ここで視聴者の皆さんにクイズです。
この友近さんとのシーンはいろいろありますが改めて山内さんが見てあることをずっとお感じになっているそうです。
何を感じていらっしゃるでしょうかということです。
てれから気色悪いと思っていらっしゃるのか。
意外といけてるなと思っているのか。
顔がでかいなと思っているのか。
お考えください。
画面の決定ボタンが出ている方は決定ボタンを押してクイズに参加してください。
メールが届いています。
大阪の方40代の女性です。
雁助はんとにかくかっこいいです。
オープニングのクレジットで雁助はんの名前が出ては喜びご出演がないときは五代様で寂しさを紛らわせておりました。
正直な方ですね。
紛らわされているんや紛れてるやん紛れていたらあかんやん。
「あさが来た」では人生の岐路に立っている雁助さん、山内さんご自身の人生について、きょうもおもしろおかしく聞かせていただけると思って楽しみにしていますということです。
ありがとうございます。
兵庫県の方からです。
30代の女性です。
歌舞伎俳優さんに違いない。
初めて雁助役の山内さんを拝見したとき、そう確信していました。
色白で品のあるお顔だちそして洗練された演技ともう登場されたときから超、気になっていました。
全然違います。
実は舞台で人気のある俳優さんと知り、船場ことばやユーモラスな間の絶妙さますます大ファンになりました。
歌舞伎俳優と思うぐらい存在感があったんでしょうね。
一時、海老蔵さんに間違えられたときがありました。
もっと若いときです。
確かにうちの母は團十郎さんに似ていました。
晩年の團十郎さんですけれども確かに似ていましたけれども歌舞伎俳優ではないです。
目力の強さですかね。
肺炎で亡くなったんですけれども抗がん剤で坊主になったときはクリソツでした。
ヘッドスタイルが似ていました。
雁助が好きだす。
山内圭哉さん、去年からずっとこの日を心待ちにしていました。
あさちゃんへの絶妙な突っ込み、ぼそっということばや表情で大番頭さんの気持ちが伝わり雁助はんから目が離せなくなってしまいました。
雁助、うめを離さないでというふうに来ています。
うわあ。
本当に一生懸命見てくださっているんですね。
自分のことのように照らし合わせたりしながらね。
ありがたいな。
うめを離さないでということばもありましたけれども、うめとの共演シーンを見て山内さんがどのように考えたのか。
視聴者の皆さんの答えです。
いちばん多いのが緑ですね。
顔でかっ!ということです。
気色悪いが1001しかなかったんですね。
きっ抗していますね。
すごい数きましたね。
答えは緑の顔でかっ!です。
見事。
あのね。
やっぱり、きょうびの波瑠ちゃんや玉木さんは顔が小さいんです。
ディーンさんはめちゃくちゃ小さいんです。
みんなでいるシーンではそんなに思わないですけれども友近さんと2人で一緒になると友近さん別に大きいわけじゃないけれども、なんというか昭和感というか。
これは平成に撮っているドラマ?をと思うんですよ。
2人でよく言っていたんですけど。
昭和な感じ。
ほんまに僕のかつらの感じも相まって昭和感が七三分けちょっと松竹新喜劇風の大阪ラプソディーみたいな感じじゃないですか。
松竹新喜劇風の散切り頭になった9週目。
スタッフさんも二度見していました。
ロビーでたまっていたら雁助さん、ええ!誰やねんと結構なインパクトでしたね。
山内さんもこのような髪形は今まで。
あまりしていません。
髪形が髪形なのでお芝居でいろいろなかつらで遊ぶことがあるんですけれどもこんなストレートは意外とない。
すっかり見る側は慣れました。
そうですか。
平成ではないですよね。
資料映像みたいでしょ。
顔の大きさも近いですね。
お互い肥えているのか痩せているのか分からない2人がなかなかの圧力で気に入っているんです。
時代は明治ですね。
お二人のシーンについて友近さんはどう思ってるか聞いてきました。
うめ役の友近です。
雁助はん、スタジオで機嫌ようやってますか?最初もう、うわってなるんですね一瞬。
雁助さんと出て行ってこの家出て行ってっていう一瞬未来を考えるんですけどいや、奉公人として、あさにつくために来ているんだからそんなこと考えたらあかんってまた自分に言い聞かせてちょっと表情もきゅっとなるんですけど。
あんまり内容について話さないんですけどえらい引っ張るよな、うちらの仲みたいな話はようしてました。
まだこんな、まだずっとこんなシーン撮ってるの俺らみたいな。
いつも台所でそういうシーンがあるんですけどまた台所来たなとか。
仁きょう物の昔の映画を見ているような感じの顔つき2人ともが。
2人とも言っても昭和の感じなので、お年を召した方はいちばんしっくりくる恋愛模様なんじゃないかなと思いますけどね。
これから先、雁助とうめがどうなるか分からないんですけどやっぱりこういうラブなシーンはきれいに撮ってもらいたいんで次会うときには痩せときますので。
よろしくどうぞ。
頑張ってください。
ありがとうございます。
拍手
いやいや、以心伝心というか。
まあね、同じことをやっぱり思っているんでしょうね。
でもすごくお芝居はやりやすい方で、本当に。
友近さん?そうですか。
どこが?お笑いの芸人さんとたまにお芝居をさせていただくことがあるんですけどお笑いさんってすごいなといつも思うんですよね。
せりふを聞く能力にすごくたけているというか。
つかみがね。
聞いていると突っ込みもぼけもできないから常にそういうアンテナが立っているんでしょうね。
よく聞いてくれています。
こっちのせりふを、だから安心してやれます。
友近の場合は芸風もひょう依型です。
そういう意味では助かっています。
ほかの共演者の方加野屋で撮るシーンが多いと思いますがあさには厳しいですね。
そうですね。
波瑠さんはどうですか。
波瑠ちゃんは本当に天真らんまんというか本当に体力的には大変だと思うんですけどいつも明るくてなんかちょっといじらしくなるくらい頑張っていてただいたずらが好きなんですよね。
小さいときのあさちゃんみたいに待ち時間にいたら、横で風船を思い切り割られて。
何年ぶりにこんなことされたんやろうって思わず言いましたけれどもね。
敵やないぞ俺は、となんでそんなことすんねんみたいなちょっとしたストレス発散にもちゃんと自分のコントロールが上手というかガス抜きもしつつ楽しんでまだ24歳とかでしょう24歳のとき僕はこんなにしっかりしていませんでしたもん。
尊敬しています。
そうですか。
本当に加野屋の皆さん一丸となって撮影していらっしゃると思います。
「あさが来た」NHKオンデマンドでも第1回から見ることができますのでもう1回告白のシーンを含めて三宅さんの中番頭さんとのやり取りも見たい方はご覧になることができます。
このコンビもいいですよね。
ぜひオンデマンドでもチェックしてみてください。
お願いします。
今度は竹下景子さんにぐぐっと迫ってもらいます。
プロフィール紹介です。
山内圭哉さんは、1971年大阪府生まれ。
あまりほかの子どもと遊ばず1人で遊ぶことが好きなおとなしい子どもでした。
かわいい。
かわいいですね。
こんなんやったんですね。
ぱつぱつですね。
おとなしかったの?そうですね、1人で遊んだり。
小学校に上がってからなんかは友達が野球をやろうやと誘いにくるじゃないですか。
なんで俺が野球やりたいかどうか分からんのに、なんで当たり前のように誘いに来るんだと俺は今、絵を描きたいのに何か不条理だなと思って。
たまに行くんですけれども行かないと愛想が悪いなと思って行ったら行ったできょうはカレーやからということで勝手に帰ったりね。
そういうのがすごく合点がいっていなかったんです。
周りに流されないという部分も。
協調性のない子どもだったんですかね。
でも自分自身がしっかりしていたとも言えると思います。
そんな山内さんを心配した母親が山内さんを児童劇団に入れます。
お母様の意思で?母親が当時串かつ屋をやっていたんですけどそこによく来てくれているモデルとかお姉ちゃんがいてて僕のことを相談していたらしいんですよ。
じゃあ私の友達が行っている児童劇団に連れていったらと言ってくれてそれでいいかもということで母親に手を引かれて行ったんです。
小学校1年のころですわ。
よう女の子と間違われていたんです。
今から想像がつかないです。
どこでこうなったやろ。
1人だけなんかね。
ボブというか。
これは父の好みというか。
人と同じようなのは父はわりとそういうのはなくてええねんという感じで。
劇団はどうですか?行ってみて。
習い事をあまりさせてもらっていなかったので習い事やと思って行っていたんです。
そろばんとかバレエやねんとみんなが行っているのりで勉強は嫌いやったんですけど国語だけ好きだったんですよ。
行ったら本読みをするじゃないですか。
国語の勉強みたいなもんやということで行っていたんです。
だから抵抗なく。
楽しかった?そうですね。
よかった。
よかったって。
しばらくすると、子役としてテレビや舞台などに出演するようになります。
子役さんのときは覚えていますか。
楽しいも何もなんか、こういうことのために俺は訓練をしていたのかというか。
そこで謎が解けたんですね。
よっぽどちょっとあほやったんですけれども。
一つ一つ納得しないと嫌なタイプだったんですね。
ちょっと違かったのになという恥ずかしさはありますけどもね。
そんな子役時代の山内さんが出演したのが1984年に公開された夏目雅子さん主演の映画「瀬戸内少年野球団」。
戦争が終わってそれまで使っていた教科書を塗りつぶすシーン、ご覧ください。
あほ!やるか!やれ、やれ、やれ!静かにして!こんちきしょう!どうせ日本はなくなったんや!ええかげんにさらせ!懐かしいな。
懐かしいでしょうね。
映画は大変でしょ時間がかかって。
ほぼ1年近く撮っていましたよ。
途中で声変わりとかしていますもん。
いい記録になりましたね。
ほんまですね。
すごく重要な役柄で。
そうでしたね。
今見ても堂々と役になりきっているように。
本当に最近、子役の方とお仕事をさせていただくんですけどみんなちゃんとしてるなと思うんですけど僕らのころはしかも関西でしたからイベントというかお祭りみたいなのりで現場に行っていたんですよね。
だから衣装を着たままちょっと空いたらみんなで遊びに行って泥だらけになって衣装さんにこら!と言われたりつながらないと言われたりそんなんでしたよ。
今思うと篠田監督もそれをわりとおおらかに伸び伸びさせてあげてみたいなふうに言ってはったんじゃないかなと思うんですけどね。
押さえつけちゃったら自然な演技も見られないということで。
そういうのが演出意図にあったような気がしますが本当にひどい子役でした。
終わるころにはちょっと寂しかったですね。
そうですね。
そのころから俳優になるんだと思っていましたか。
ぼんやりは思っていましたけれども。
映画が公開されたのが中学1年生の夏休みぐらいだったんですけれども3年生のちょっと悪そうないわゆるヤンキーっぽい人たちとかが映画出ているんだって?と。
あと演劇部の真面目そうなおさげの眼鏡を掛けた女性の先輩が一緒に演劇をしてみない?と来たり。
もうかまわんといてというか思春期と相まって自分がやっていることが恥ずかしくてしかたがなかったんですね、その反動でそんなんちゃうねんという感じでお芝居がやりたくないというか。
男の子だからそういう気持ち分かります。
高校卒業後劇団を辞めた山内さんは定職にも就かず毎日ぶらぶらして過ごしていました。
そんなころに出会ったのが作家であり歌手、俳優の中島らもさんでした。
どんな出会いだったんですか?本当に何もしてなくてじだらくな生活を送っていたんですけど21歳、22歳のとき。
当時サブカルチャーが好きな友達の女の子がいて演劇を見に行ったりいろんなライブに行ったりミニシアターに行ったりちょっとここに行きとちらしを持ってきてくれたんですよらもさんがやっているリリパット・アーミーの新人募集のちらしでお芝居をやりたくないねんと言って違うの、ここの中島らもという人は、あんたと気が合う人だと名前は聞いたことあるぐらいでしたが。
お酒が好きやしプロレス好きだしホラー映画も好きだし絶対に気が合うでということで冷やかし半分で行ったんですよねオーディションに。
そうしたら次の週から事務所においでということを言われて。
見事合格したんですね。
3人しかいなかったんですけど3人とも合格でした。
そして事務所に行ってここでクイズです。
中島らもさんの劇団に入った山内さん事務所に行って仕事があったそうです。
いったいどんな仕事を山内さんは、事務所でしていたでしょうか。
お考えください。
メールがきています。
愛知県の50代女性の方です。
山内さんを初めて知ったのは2011年、大阪でのお芝居松尾貴史さん、椿鬼奴さんとの「桃天紅〜烈風之拳〜」でした。
なんてきれいな顔だちの方なんだろう、特に横顔がと、とても強く印象に残っていました。
「あさが来た」で山内さんを見たときはああ、あのときの方やっぱりお顔がきれい。
毎朝楽しみです。
ありがとうございます。
福島県の50代の女性の方です。
舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」以来十数年ずっと山内さんのファンをやらせていただいています。
毎朝山内さんのすてきなお顔を見、すてきなお声が聞けるなんてこの世の春でございます。
でもいまだに頭に髪の毛がある山内さんに慣れていませんが。
ごひいき様だったらもう慣れろ。
見るたびに誰と思ってしまいます。
俺も思っているわ。
この先も大番頭さんの大活躍、期待して応援しています。
ありがとうございます。
92年に劇団に入団されたんですね。
らもさんってお話好きの方ですか。
いやいやほとんどしゃべらないですけれどもね。
自分のしゃべりのことをしたさきの牛歩戦術と言っていました。
もともとしゃべるのがゆっくりな方だったのでコンプレックスもあったのか。
どんな仕事をしていたのか視聴者の皆さんの答えです。
犬の散歩が圧倒的に多いですね。
その次に多いのが飲み相手ですね。
いちばん少ないのがボディーガードです。
お答えは?これは青色の飲み相手です。
まず事務所、中島らも事務所はふざけた事務所でして12時から18時までの営業時間なんですね。
遅く始まって早く終わるんです。
12時に事務所に来なさいと言われて行きました。
事務机3人分ぐらいの奥にちゃぶ台が置いてあってらもさんが一升瓶を持って原稿用紙の束をその時点で準備してありまして実務座長のわかぎゑふさんという方がいて奥様ではないんですけれどもあんたお酒飲めると言われて、飲むの好きですと言ってらもちゃんの前に行ってお酌しながらあんたも飲んでいいからきょうはエッセーを5本書かないといけないから5本書かせてとらもさんが書いてるところにお酒がなくなったらついで僕もついで、どうですかと。
飲まないといけないんですね。
ガソリン的な感じ。
僕が入ったころにはお酒の量もセーブしてはりましたけれども。
それを6時までやるわけですよ。
ガソリンが入るとだいぶお元気になるわけですか。
そうでもないんですよ。
書いていてちょっと詰まったりすると謎かけのお題をぱっと振られてそれに答えたりとかそういう息抜きの相手をしながら18時に終わったら飲みに行こうかといいんですかと言って18時から事務所の人たちと飲みに行って。
また宴会みたいになって僕はちょっとまだ実家にいたので終電がということを言ったら泊まれやということでそこからまた事務所で飲み直してということをずっと続けました。
楽しかったです。
こんな楽しい世界があるんだと。
劇団に入ったのに。
芝居の稽古はなかったんですか?ちょっとよこしまな冷やかしで行っているじゃないですか。
行ったらそういうらもさんにお酒を飲ましてもらって、飯食わしてもらって申し訳なくなってきて1週間目ぐらいでらもさんすいません後にも先にも1回だけなんですけど怒られたのは。
正直お芝居をやる気は全然なくて冷やかしで来てしまって大体どんなことか分かったらやめようと思っているんですと言ったらお前いくつやと。
22です。
二十歳のところで何がやりたいかなんて人間分からない、男は30から俺も本を出したのは30。
それまでは好きなことをしなさいやらせてやるから協力してやるから、そのかわり義務で劇団の芝居だけは受けておけと言われたんです。
それで気が楽になってじゃあいさせてもらいますということで本当に好き勝手やらせてもらいました。
そのことばがなければ僕は役者をやっていないと思います。
俳優としていよいよ舞台に出られるようになるんですが中島らもさんの劇団リリパット・アーミー時代の舞台です。
やっぱりそうだ!ビッグボーイウェディだ!おいおい寝言は寝てから言ってくれよ。
ほら、そこにもごみが落ちとる。
おやじの持ってた古いSP盤の中にあんたのLP盤があった。
12のときだった。
雷に打たれたみたいだった。
それから6年間毎日それを聴いて大きくなってきたんだ。
「ラブ・イン・ヴェイン」とか「スイート・ホーム・シカゴ」とか、レコードがすり切れるまで聴いたんだ。
黒人とのハーフで、日本に初めて本物のブルースを持ち込んだ伝説のビッグボーイウェディ!どうしても本物のウェディに会いたくなって日本中の刑務所を捜してたんだ。
仮にそのウェディだとしたらどうしようってんだ。
ブルースを教えてもらう。
24歳ですよ。
エネルギーに満ち満ちていますね、お稽古はどのくらいしたんですか。
これはひとつきくらい。
当時、阪神・淡路大震災の直後ぐらいなんですよ。
神戸のチキンジョージというライブハウスが復旧してそこでやろうということでわざわざバンドもののお芝居をらもさんが書き下ろしたんです。
演出もされたんですか?めちゃめちゃしましたよ。
伝説の黒人とのハーフブルースマンという役でらもさんが黒く塗ってはるんです。
汚しではなくて。
僕はそれに憧れて弟子入りして一緒に旅をするという話なんですけど僕のほうがギターがうまかったんです。
本当の演劇集団じゃなくてらもさんが演劇というジャンルで遊ぼうといろんな方がいたんです。
はなし家さんや漫画家さん寄せ小屋の楽屋のような空気の中でお芝居をさせてもらっていたので楽しくなってきていたんですよね、お芝居をすることが。
役者さんとしてはどうですか目覚めるものがあった?目覚めるというかお客さんが笑ってくれたときの快感はここで覚えましたね。
ほんとに小屋が揺れるぐらいの勢いで笑って、これは一生やめられへんかもと思いました。
多くの舞台に出るようになった山内さんはその個性的なルックスと存在感で注目を集めます。
そしてテレビや映画にも出演するようになり大河ドラマ、そして教育番組ではこんな番組にも出演されています。
教育テレビ「高校講座」で数学の時間なんですが山内さんはなぜか電柱にいる地縛霊の役で出演しています。
ちょっと張り紙禁止てどこの不動産屋?これ。
4L5500万とかそういうのはもうええねん。
「2×
(−5)=を計算せよ」誰?き、君らか!何、何だよ期末テストって。
知らないよ地縛霊に期末テスト言われても。
ちょっときゃーきゃー言わないで静かにしていっぱいいるんだからこっちも地縛たちが。
地縛通りと呼ばれてるのだこの辺は…。
分かった答えたらいいんでしょ、答えたら。
簡単じゃないか、これ。
2は正の数でしょ−5は負の数ですよね、これ。
で、正の数と負の数をかけると2×5が10で答えは−10でしょ!ほんとにEテレさんの攻め方、半端ないですよ。
すごく楽しそうに見えますよ。
さすが舞台、1人芝居でやってらっしゃるだけありますね。
台本があってないようなもんで設定が女子高の前で女子高の数学のそこの先生が学校の校門を出たところでひかれて亡くなった。
前の電柱にずっと先生がいてるから分かる問題を張ると地縛霊の先生が出てきて教えてくれるという設定だったんです。
こんな地縛霊に会いたかった。
幅広くご活躍の山内さんに迫ってまいりました。
そんな山内さん、実は俳優だけではなくもう1つ顔があるんです。
こんな顔をお持ちです。
♪〜音楽活動もずっとやってらっしゃると。
地味にやっていますけれどもね。
中学でちょうど思春期でお芝居をやっているというのが恥ずかしくなったときに反動でギターを弾こうとかそこからずっとやっているんですよね。
独学で?ギターに関してはそうですね、友達に教えてもらったりして。
しかもパンクロックをずっと。
激しいのをやっていましたね。
反動でしょうな。
でも全部が集約されている感じですよね。
やっぱり音楽もすごく楽しいんで。
俳優の仕事と音楽の仕事というのは?違って楽しいですか?やっぱりドラマにしても舞台にしても総合芸術じゃないですか。
舞台の場合はもっとですけれどもここの位置にこのせりふのときにこの位置にこんと明かりがという束縛の中とかみんなとのチューニングを合わせる楽しさがあるんですけどバンドって発散しかなくて例えばその日すごく嫌なことがあったらそのテンションのままやってもわりとお客さんが喜んでくれるわけですよ。
何かちょっと得かもきょうみたいなそういうのがあるんですよ。
両方が緊張と緩和。
自分の中でバランスが取れるなと思って。
俳優が緊張で緩和が音楽なんですね。
らもさんにも言われたんですよ昔二とおりタイプがいて1つのことを追求するのと、いろんなことをやってバランスを取るタイプお前は後者だと思うよと言われていたので今思うとなるほどなと思います。
実は音楽だけじゃなく最近はまったものもあるそうです。
写真があります。
これね。
去年はちょっと舞台の活動が少なかったので時間があったんですよ。
違うことをしようと思って「トラック野郎」をよく見ていたんですよ、このころ。
映画のね。
「トラック野郎」、欲しいなと思って。
でもトラックが高いんですよ、フィギュアみたいなプラモデルが売っていて昔プラモデルって最後まで作らへんかったんけど、大人になったし40過ぎたし作れるんちゃうかなと思って、作れたんですよ。
それでうれしくなってオリジナルのを作ったれと思って。
ステッカー怖い山内さんが写っていますね。
代役無用って。
おもしろいじゃないですか。
これを作って夜な夜なテーブルに置いてそれを見ながら飲んでいるのが楽しくて。
どのぐらい時間かかったんですか。
これは1週間ぐらいじゃないですか。
早いんじゃないんですか。
でもこれしか作っていないですから。
子役出身とか。
最近パソコンがあるから自分で作れるじゃないですか。
ステッカーが作れるから楽しいなと思って。
オリジナルのものがたくさん作れるんですね。
時間も僅かとなってきましたのでメールを紹介します。
福井県の30代の女性の方、大番頭さん毎朝楽しく見てまっせ、真剣なお顔でちょいちょいおもしろいことを言いはるからいつも見逃せませんわ。
これからもくすっと笑えるシーン楽しみにしています。
愛知県の30代の女性の方です。
うめとのシーンがピックアップされがちですが何より仕事をしているときの姿、細かいせりふの合わせが絶妙です。
きゅんきゅんしてもん絶しています。
ますます好きになりました、もっともっとテレビに出てくださいね。
東京都の40代の方からです。
朝ドラいちのイケメンセクシー演技力最高きつめの関西弁でドラマ全体を引き締めてくださっています。
私が右腕の大番頭は主役です。
これからも引っ張っていってください2016/01/19(火) 13:05〜13:50
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 山内圭哉[字][双]

大番頭はパンクロッカー!朝ドラ人気俳優の素顔 ゲスト:山内圭哉  司会:伊藤雄彦アナ、竹下景子

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】山内圭哉,【司会】竹下景子,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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