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TPP署名式、2月4日にNZで 12カ国の担当閣僚が出席へ

2016/1/21 9:43
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TPP交渉が閣僚会合で大筋合意し、共同記者会見する甘利TPP相(左から3人目)ら各国代表(2015年11月5日、米アトランタ)=共同

TPP交渉が閣僚会合で大筋合意し、共同記者会見する甘利TPP相(左から3人目)ら各国代表(2015年11月5日、米アトランタ)=共同

 【シドニー=高橋香織】ニュージーランドのマクレー貿易相は21日、環太平洋経済連携協定(TPP)の署名式を2月4日に最大都市オークランドで開くと発表した。協定に参加する日米など12カ国の担当閣僚が出席する方向で各国と調整している。

 2015年10月に大筋合意したTPP交渉は署名により最終合意を迎え、内容が確定する。署名後、各国は議会承認など国内の批准手続きを開始し、2年以内の発効を目指す。12カ国の中で経済規模が最大の米国の批准が焦点となる。オバマ政権は議会に早期承認を要求しているが、今年行われる大統領選と絡み難航も予想される。

 ニュージーランドはシンガポールやチリ、ブルネイと共にTPPの前身となった「P4協定」の参加国。マクレー貿易相は「発効までの期間を生かしTPPがもたらすビジネス機会について国民に周知を図る」と述べ、酪農製品などの輸出拡大に期待を示した。

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