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NHKに賠償求めた裁判 最高裁が訴え退ける1月21日 18時19分
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日本による台湾統治を取り上げたNHKの番組を巡り、台湾の女性などが名誉を毀損されたなどとして賠償を求めた裁判で、最高裁判所は、「番組は名誉を傷つけるものではない」として、NHKに賠償を命じた2審の判決を取り消し訴えを退ける判決を言い渡しました。
この裁判は、NHKが7年前に放送した、戦前から戦中の日本による台湾統治を取り上げたNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー第1回アジアの“一等国”」によって、名誉を毀損されたなどとして台湾の女性などが賠償を求めたものです。
1審は訴えを退けましたが、2審の東京高等裁判所は、「番組では、日本が台湾の先住民族をロンドンの博覧会に出演させたことについて差別的な表現があった」などとしてNHKに対して、博覧会に出演した台湾の男性の娘に100万円を支払うよう命じていました。21日の判決で最高裁判所第1小法廷の大谷直人裁判長は、「番組を見た視聴者は、かつての事実を伝えたものだと理解するのが通常で、台湾の男性の娘である女性の社会的評価が低下するとは言えず、名誉を傷つけるものではない」として、2審の判決を取り消し訴えを退けました。
判決について、原告の女性の弁護団は、「番組に出た娘の名誉毀損が問われている点を高裁はきちんと認定したが、最高裁の判決は不当だと思います」とコメントしています。
一方、NHKは、「主張が認められた正当な判決と考えます」というコメントを出しました。
1審は訴えを退けましたが、2審の東京高等裁判所は、「番組では、日本が台湾の先住民族をロンドンの博覧会に出演させたことについて差別的な表現があった」などとしてNHKに対して、博覧会に出演した台湾の男性の娘に100万円を支払うよう命じていました。21日の判決で最高裁判所第1小法廷の大谷直人裁判長は、「番組を見た視聴者は、かつての事実を伝えたものだと理解するのが通常で、台湾の男性の娘である女性の社会的評価が低下するとは言えず、名誉を傷つけるものではない」として、2審の判決を取り消し訴えを退けました。
判決について、原告の女性の弁護団は、「番組に出た娘の名誉毀損が問われている点を高裁はきちんと認定したが、最高裁の判決は不当だと思います」とコメントしています。
一方、NHKは、「主張が認められた正当な判決と考えます」というコメントを出しました。