琴鎌谷6連勝で序ノ口優勝に王手!「あと一番、集中して取るだけ」
2016年1月21日10時40分 スポーツ報知
◆大相撲初場所12日目(21日・両国国技館)
佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の長男で、祖父に元横綱・琴桜を持つ東序ノ口20枚目・琴鎌谷(18)=佐渡ヶ嶽=が東8枚目・人見(21)=武蔵川=を突き出しで破り6連勝。同じ連勝中の西9枚目・琴高橋(15)=佐渡ヶ嶽=が敗れたため、序ノ口優勝に王手をかけた。
相手は元ラガーマン。体は小さいが強い当たりが持ち味だか、しっかり受け止めて一気の突き出しであっさり退けた。「(相手は)小さいけど当たってくるので、よく見ていこうと思った。6連勝? 今場所はあと一番なので集中して取るだけです」と冷静だった。
前日は部屋の大先輩の大関・琴奨菊の白鵬との一番をテレビで観戦。勝った瞬間、大いに盛り上がったという。「気持ちの面とか周りとは違う点を見習っています。大関には子供のころから稽古の仕方とかいろいろと教えていただきました」と話していた。