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日経平均株価 午前は200円以上値上がり
1月21日 12時22分

日経平均株価 午前は200円以上値上がり
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このところ株価の下落基調が続いている東京株式市場は、外国為替市場で円高ドル安の動きが一服したことなどから、値下がりした銘柄を買い戻そうと多くの銘柄に買い注文が広がり、日経平均株価は、午前の売買で200円以上値上がりしました。
21日の東京株式市場は、取り引き開始直後から多くの銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は200円以上値上がりしました。
日経平均株価、午前の終値は、20日より265円92銭、高い1万6682円11銭。東証株価指数=トピックスも、17.66上がって1356.63となっています。午前の出来高は12億6109万株でした。
中国経済の減速への懸念や原油安を背景に日経平均株価は、ことしに入って20日までに2600円余り値下がりし、株価が値上りしたのは僅か2日という異例の展開となっています。
しかし、20日の外国為替市場で1ドル=115円台まで進んだ円高ドル安の流れが一服したことから21日は、このところ値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て、株価は値上がりしています。それでも市場関係者は、「原油価格の下落に歯止めがかかっていないことなどから投資家の間でリスクを避けようという姿勢は根強く、株価の下落基調が変化したという見方は少ない」と話しています。

上海株 値下がりで始まる

21日の中国・上海の株式市場は、欧米の株式市場で株価が下落した流れを引き継ぐ形で売り注文が出て、代表的な株価指数は一時、1%以上、値下がりして取り引きが行われています。21日の上海の株式市場は、欧米の株式市場で株価が値下がりしたことや、投資家の間で中国の株式市場の先行きへの懸念が続いていることなどを受けて、取り引き開始直後から売り注文が出て、代表的な株価指数である「総合指数」は、一時、1%以上、下落しました。その後は、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出て日本時間の午前11時半現在、「総合指数」は20日の終値より0.5%下落しています。
市場関係者は、「原油価格の下落に歯止めがかからないことなどから、欧米の市場で株価が下落したことが投資家の冷え込んだ心理を悪化させ、21日も売り注文が先行する形となっている」と話しています。

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