Jazz Chorus といえば発売以来40年にわたって使われているエレキギターアンプ。略して"JC"。女子中学生じゃありません。特に JC-120 はライブハウスなどでよく見かけるポピュラーなアンプで、メーカー曰く「真に現代ミュージック・シーンのニーズが生んだコンテンポラリー・アンプの銘機」です。
Jazz Chorus はマーシャルなどのような真空管アンプではなく、トランジスタ増幅のソリッドステートアンプ。真空管かトランジスタかという論争はともかく、トランジスタアンプには壊れにくい、軽いという特徴があります。またJazz Chrorus はサウンドのクリーンさも特徴のひとつ。ロックなどでディストーションを効かせるよりも、エレキギターのクリアなトーンで本領を発揮するアンプです。
JC-01 は、そのJazz Chorus のデザインをそのまま使い、机上においても邪魔にならないサイズに縮小、ちょっと洒落たミニチュアの置き物のような雰囲気を醸し出します。
ただ、AUDIO IN にギターを直接つないでも機能するわけではありません。ここはやはり IK Multimedia の iLoud のようにギターアンプとしても使えるほうが、なお面白かったのにと思えるところでもあります。
Bluetooth 3.0に対応し、電波出力強度は Class 2。見通し約10mの範囲で対応する再生機器からワイヤレス再生が可能です。プロファイルはA2DPのほかHFPに対応、内蔵マイクを使ってスマートフォンなどのハンズフリー通話にも対応します。
50mm径のフルレンジを2基搭載。低音はパッシブラジエーターで増強します。内蔵バッテリーでの連続再生時間(Bluetooth)は約7時間。
本体大きさは幅187 x 奥行69 x 高さ97mm。重さ650g。充電用のUSBケーブルが付属しますが、充電器は市販のUSB充電器(5v/1.8A以上)を使います。
オープン価格で、市場想定価格は未定とのこと。発売時期は2月中旬を予定します。
JC (JC-01) を"ジャズ子"と呼び、一緒にあちこち出かけたり自宅で AUDIO IN にも挿し込んでミックスプレイを楽しみたいような、いけないギター弾きの方におすすめしたいスピーカーです。