八木拓郎
2016年1月21日08時59分
「止まれ」の道路標識に「STOP」と併記することや、世界で一般的な八角形などに変えることを、警察庁が検討し始めた。外国人旅行者が増えているためで、さらに多くの外国人が訪れる2020年の東京五輪・パラリンピック前に結論を出したい考えだ。
日本を訪れる外国人が増え、「止まれ」の標識について「外国人にわかりづらい」「多くの国に倣うべきでは」といった声が上がっていた。
警察庁によると、1968年成立の国際条約「道路標識及び信号に関する条約」が定めた「国連標識」は八角形と、円で逆三角形を囲った2種類。多くの国が八角形を採用している。日本は条約を批准していないが、やはり批准していない米国も八角形だ。
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朝日新聞社会部
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