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あおときいろ。

広告とメディアが大好きで、フランスに留学中の学生です。ちゃんと目標のあるイケイケ留学生ではなく、すぐにパソコンを開いちゃうダメダメ留学生です。自分でもとても残念。

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今週のお題から、「田舎に移住する」って「ブランド」になってない?って話。

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」

 

ちょっと今日は書きたくなったのでもっと書いちゃいます。

 

まだ就活も何もしていない、

まだよく世間のことがわかっていない学生ですが、

「働き方・生き方」に関することで、最近気になっていることを書いてみます。

 

 

ちょっと昔だと、

「田舎に移住する」じゃなくて、

「田舎に引っ込む」じゃなかったっけ?

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(こちらは本物の私の生まれ育った田舎です)

最近思うのは、イケダハヤトさんをはじめとして、

都会ではなく、田舎で仕事をして生活をする選択肢を考えている人って増えてきてると思います。

 

ちょっと昔だったら、「都会から田舎に移住する」という、

「移住」という表現ではなくて、「帰る」とか「引っ込む」、「Uターン」など

そういう表現だった気がします。もちろん、「Iターン」もありますが。

 

「都会から田舎」という「流れ」が、

あまりポジティブな意味ではなかったと思います。

 

「田舎に帰る」ということは、「都会に負けて帰ってきた/戻ってきた人間だ」

っていう見られ方をしていた人って多いんじゃないかなあと。

 

田舎に帰る/戻る/移住する理由に、

自分たちの親のことだったり、

子供のことだったり、仕事のことだったり、いろいろ理由はそれぞれあるわけですが、

理由はあまり関係なしに、都会から田舎にきた、というだけで

何かに負けてきたような、疲れ果てて戻ってきたというようなイメージがあったんじゃないかなあと。

 

ひと昔のドラマとか漫画とかって、田舎から都会に出てきて頑張る!

でも、一緒に出てきた「あの子」は都会に負けて田舎に戻ってしまう。

でも私は諦めないわっ!

みたいな、話ってよくありませんでしたかね?

これは完全に私の固定観念ですけど笑 あまちゃんとか?ちょっと違いますね...

 

 

確かに、田舎出身の私にとって、

東京や大阪などの大都会は憧れではありました。

それに、心のどこかで、一度都会に出たからには、

自分の田舎には帰りたくないなという気持ちが今でもあります。

 

が、それはもしかしたら、

戻ったら、「都会に負けたやつ」って思われるのが嫌だってのがあるのかもしれないです。

田舎コンプレックスですね笑

 

そういう自分みたいなやつが、 「都会に負けたやつ」って思うんだなって今気付いて、

恥ずかしくてこの記事消そうとしましたがこのままにしときます笑

 

 

「田舎に移住する」って、

いまだとポジティブな意味に聞こえる。

ですが、ですが、

田舎に住んでてもバリバリ稼いじゃうようなイケダさんのような方々、

田舎で農業をする若い方々、

田舎でニッチなビジネスをしている方々、などなど

田舎を舞台とした人々の出現で、

「田舎に住む」ことは「都会に負けることではない」っていう1つの流れ、

ブランドのようなものが作られてきたんじゃないかなと思います。

 

なので、「仕事をやめて田舎に移住します」っていまだとすごく、

最先端のような(言い過ぎですが)、とてもポジティブな意味に聞こえるんです。

 

一種の、流行のようなもの、

新しい考え方、価値観、なんだろうとは思いますが、

いま、はやりの「ミニマリスト」のような、1つのブランドのようになっていると思います。

 

「田舎に移住する」というそれの細かい、生活とか、

田舎での仕事とか、近所の人たちとの付き合いとか、そういうものの価値ではなく、

「都会から田舎に行って、都会とは全く違う生活をする」というところに

ブランドが生まれてるんじゃないかなあと。

 

この、ブランド化によって、移住はしやすくなったんじゃないかなとは思います。

実際に、「しやすくなった」という意味ではなく、

人々が視野に入れやすくなった、そういう選択肢もあると気づき始めたし、

ちょっとかっこよくみえちゃったりするってことです。

 

でもそれに対する地方の対応がちょっと波に乗れてない感じがものすごくて、

これが地方と都市の差なのでしょうか...とも思います。

 にしても、田舎に移住するのはいろいろとハードルが高いようですね。

捨てなきゃいけないものもたくさんあると思います。

 

 

 

で、結局、何が言いたいの?笑

 はい、そうですよね笑

 

で、結局、私がいいたいことは、2つあって、

1つ目は、「田舎に住む」ということを一種のブランドにした人々って、きっとどこかで絶対に意識してやっていた。イケダハヤトさんとか絶対にそうだと思っちゃう。

思っちゃってていいですかね笑

 

単純に、その内容は置いておいて、そういう概念とかをブランドにしちゃうのってすごいなあというところ、と。

 

 

2つ目は、別に、都会から逃げたくなったから、田舎に逃げたらダメなの?笑ってところです。

だって、わたしは田舎から都会に逃げてきたし。笑

さっき、↑で言ってたことと真逆のことを言っているのはわかってますが...

 

田舎と都会の差はもうわたしも嫌という程わかってますが、

それぞれ良いところと悪いところ、たくさんありますよ、そりゃ。

 

というか、都会しか住んだことない人は一度、田舎に住んでみてほしいなと思います。

逆に、田舎から出てない人は都会に行ったほうがいいと思うよ!!

それが必要であるって思う人だけでいいと思いますが。

 

それで、自分に合うように住めばよくない?

 

けど、それが現実的に難しいってのも確か。

だけど、難しいで終わってたらたぶんきっとどこに住んでも変わらないって思っちゃったりなんたり。

 

 

最後の最後にちょっとだけ。

最後に、書きながら思ったことは、

結局、田舎でも都会でも、どこに住んでても、

稼いでる人って注目されるし、注目しやすいんだななということ。

 

これは全然違う方向の話になっちゃいそうなので、またの機会に。

 

「影響力」ってものすごく大事なんだなと。

そして、「メディア」も、わたし大好きだけど、同じくらい怖いとも思います。

 

だから、きっと、もう場所とか関係ないんだよね。

場所を問題だ、っていうのはもう時代遅れなのかもしれないです。

 

この「場所を問題にする」のが時代遅れっていうのは、

留学についても同じようなことが言えると思います。

 

だからこそ、「田舎に移住する」は「ブランド」になったのかもしれないなあとも思いました。

 

 そしてお題からずれにずれててごめんなさい笑

 

 

(2528字)