トップページ社会ニュース一覧子どもの貧困対策強化へ 都が予算案に680億円
ニュース詳細

子どもの貧困対策強化へ 都が予算案に680億円
1月21日 8時05分

子どもの貧困対策強化へ 都が予算案に680億円
k10010379891_201601210805_201601210805.mp4
東京都は、子どもの貧困対策を強化するため新年度の予算案に総額680億円を盛り込み、学習支援や食事の提供などを行う「子どもの居場所」を設置する市区町村に運営費を補助するなど新たな取り組みをスタートさせます。
17歳以下の子どもの貧困率は平成24年の時点の推計で16.3%、6人に1人と、これまでで最も高くなっています。
このため、東京都は子どもの貧困対策を強化しようと、新年度の予算案に総額680億円を盛り込みました。
具体的には、学習支援や食事の提供などを行う「子どもの居場所」を設置する市区町村に運営費を補助する制度を新たに導入するほか、一人親家庭の子どもの学力向上などのため、家庭教師を派遣する市区町村に費用を補助する取り組みも始めます。
また、都立高校のうち10校ほどで放課後や夏休みなどに教員のOBや大学生などの外部講師を招いて義務教育の内容の補習授業を行うなど、生活支援や基礎学力の向上に重点を置き、貧困の連鎖を防ぐための取り組みを本格化させることにしています。

関連ニュース

このページの先頭へ