米国務副長官「北核実験に強力な対応必要」 韓国国防相に

【ソウル聯合ニュース】韓国を訪れているブリンケン米国務副長官が20日、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官と会談し、北朝鮮の4回目核実験に対する国際社会の強力な対応が必要だと強調した。

 韓氏は北朝鮮の4回目核実験を「朝鮮半島と世界に対する重大な脅威」としながら、「韓米が協調し北に対する制裁と圧力を話し合う時だ」と述べた。

 ブリンケン氏は「(北朝鮮の核実験に対する)国際社会の強力な対応が必要だとする韓長官の見方を共有する」とした。また、現在の韓米同盟はいつにも増して強固だと述べた。米国を含む国際社会と緊密に協調する朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の強力なリーダーシップに感謝するとも発言した。

 韓氏は「朴大統領は必ず相応の代償を支払わせると表明しており、政府は友邦国と協力し国際的な制裁と国家間の制裁を話し合っている」と説明した。

 この席にはリッパート駐韓米国大使とスカパロッティ韓米連合司令官(在韓米軍司令官兼務)も同席した。

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