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政府 ウクライナに専門家派遣 財政再建など支援へ1月21日 4時03分
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政府は、親ロシア派との戦闘などの影響で経済が低迷しているウクライナに、21日から国際金融の専門家を派遣し、財務相のアドバイザーとして財政再建や金融制度改革の支援に当たることにしています。
ウクライナは、政府軍と親ロシア派との戦闘などの影響で、実質GDP=国内総生産のマイナス成長が続いているほか、多くの銀行が大量の不良債権を抱えており、経済状況の改善が急務となっています。
こうしたなか政府は、21日から1年間の予定で、日銀出身で国際金融の専門家の田中克氏をウクライナの財務相のアドバイザーとして派遣することになりました。田中氏は、財政再建や金融制度改革の支援に当たることにしており、まずは国営銀行の不良債権の把握や処理に取り組むということです。
政府は、ことし5月の主要国首脳会議・伊勢志摩サミットを控え、議長国としてロシアとの関係改善に取り組む一方、対立するウクライナにも人的な支援を行うことで、欧米各国の理解を得るねらいもあるものとみられます。
こうしたなか政府は、21日から1年間の予定で、日銀出身で国際金融の専門家の田中克氏をウクライナの財務相のアドバイザーとして派遣することになりました。田中氏は、財政再建や金融制度改革の支援に当たることにしており、まずは国営銀行の不良債権の把握や処理に取り組むということです。
政府は、ことし5月の主要国首脳会議・伊勢志摩サミットを控え、議長国としてロシアとの関係改善に取り組む一方、対立するウクライナにも人的な支援を行うことで、欧米各国の理解を得るねらいもあるものとみられます。