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またバス事故 運転手「発進したら目の前に分離帯」
1月21日 5時44分

またバス事故 運転手「発進したら目の前に分離帯」
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20日夜、東京・大田区の環状8号線で、日帰りツアーの観光バスが中央分離帯に衝突し、乗客24人が軽いけがをした事故で、過失運転傷害の疑いで逮捕された58歳の運転手が、調べに対し「信号が青になったので発進したら目の前に中央分離帯があった」と供述しているということで、警視庁が事故の原因を調べています。
20日午後7時すぎ、東京・大田区蒲田本町の環状8号線の交差点付近で、観光バスが中央分離帯や信号機に衝突しました。バスには乗客28人と運転手、それに添乗員が乗っていて、警視庁によりますと、このうち20代から70代の乗客24人が軽いけがをしました。
警視庁は、バスを運転していた菅原正容疑者(58)を過失運転傷害の疑いで逮捕して事故の原因を調べています。
これまでの調べで、バスは20日の午前7時にJR蒲田駅を出発し、山梨県の河口湖などを巡って午後9時に蒲田駅に戻る予定の日帰りツアーで、およそ300キロの行程だったということです。
警視庁によりますと、調べに対し菅原容疑者は「ぼーっとしていた。赤信号で停車していたが、信号が青になったので発進したら目の前に中央分離帯があった」と供述しているということです。また、菅原容疑者は、大型バスの運転経験が10年近くあり、これまでにも蒲田駅を発着するツアーを運転したことがあると供述しているということで、警視庁が当時の状況や事故の原因を調べています。

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