福田祥史、渡辺洋介
2016年1月21日05時03分
髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅、ごまたまご歩道橋、てつたろう休憩所……。各地で不思議な名称の駅や施設が続々と誕生している。何が起きているのか?
千葉県銚子市。キャベツ畑に囲まれた住宅地にある銚子電鉄笠上黒生(かさがみくろはえ)駅に昨年12月、「髪毛黒生」の看板がかかった。銚子電鉄からネーミングライツ(命名権)を買った都内の頭皮ケア製造販売のメソケアプラスがつけた駅の愛称だ。
銚子電鉄は昨年5月、収入を確保するため9駅の命名権を売りに出した。従来の駅名は残して、前後に愛称をつけ、駅舎やホームに表示するほか、車内の案内放送や時刻表でも使う。
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朝日新聞社会部
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