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事故直前とみられるバス映像 国交省が分析へ1月21日 5時05分
乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、国土交通省は監視カメラに映った事故直前とみられるバスの映像を分析して、当時のスピードやブレーキの状態などについて詳しく調べることにしています。
今回のバス事故では、現場からおよそ1キロ手前と250メートル手前に設置されていた国土交通省の道路監視カメラに、事故直前とみられるバスの映像が残されていました。
およそ1キロ手前の峠付近の映像では、バスは画面の奥から手前に向けて特にスピードを上げることなく走行し、変わった様子はみられません。ところが、およそ250メートル手前の映像では、バスは画面の手前から奥に向けて下り坂のS字カーブをかなり速いスピードで下っていく様子が映っています。バスはカーブを曲がるときにはセンターラインを越え、車体が少し外側に傾いていて、後方にあるブレーキランプは点灯したままのようにみえます。
映像を見た専門家は、バスは下り坂で時速80キロ程度までスピードが上がり、制御できない状態に陥っていた可能性を指摘しています。
国土交通省は専門家の意見をもとに映像の分析を行い、事故直前にどれほどのスピードが出ていたかや、ブレーキがかかっていたのかなどについて詳しく調べることにしています。
およそ1キロ手前の峠付近の映像では、バスは画面の奥から手前に向けて特にスピードを上げることなく走行し、変わった様子はみられません。ところが、およそ250メートル手前の映像では、バスは画面の手前から奥に向けて下り坂のS字カーブをかなり速いスピードで下っていく様子が映っています。バスはカーブを曲がるときにはセンターラインを越え、車体が少し外側に傾いていて、後方にあるブレーキランプは点灯したままのようにみえます。
映像を見た専門家は、バスは下り坂で時速80キロ程度までスピードが上がり、制御できない状態に陥っていた可能性を指摘しています。
国土交通省は専門家の意見をもとに映像の分析を行い、事故直前にどれほどのスピードが出ていたかや、ブレーキがかかっていたのかなどについて詳しく調べることにしています。