2016年1月20日18時35分
1月19日、2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事が、次期大統領選で共和党候補指名を目指すトランプ氏への熱烈な支持を表明した(2016年 ロイター/MARK KAUZLARICH)
[エイムズ(米アイオワ州) 19日 ロイター] - 2008年の米大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン元アラスカ州知事が19日、11月8日に行われる次期大統領選で共和党の候補指名を目指しているドナルド・トランプ氏に対する熱烈な支持を表明した。
ペイリン氏は、2月1日から全米最初の党員集会が始まるアイオワ州で開かれた集会にトランプ氏とともに出席。応援演説で「彼は民間出身で、政治家ではない」とした上で「現状維持を変えなければならない。既成の政治家らは政治的公正という態度を自爆チョッキのようにまとっている」などと聴衆に語った。
トランプ氏は集会に先立ち「(彼女の支持を受けるのは)大変名誉だ。彼女は友人であり、非常に尊敬する人物だ」との声明を発表した。
トランプ氏は、ここ数カ月の世論調査で共和党指名候補としては最も支持率が高いものの、アイオワ州の共和党員に関してはテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)と支持率を競っている。
ペイリン氏は、2012年の大統領選ではクルーズ氏を支持した。アイオワ州では有権者が保守系で、キリスト教福音派が有権者の多数を占める。ペイリン氏もキリスト教信仰についてしばしば語り、福音派信者の間で人気が高い。
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朝日新聞国際報道部
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