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NY原油 一時26ドル台に下落 約12年4か月ぶり1月21日 1時34分
20日のニューヨーク原油市場は、経済制裁が解除されたイランからの原油の輸出が増えれば供給過剰な状態が一層強まるという見方などから、原油の先物価格は、一時、およそ12年4か月ぶりに1バレル=26ドル台に値下がりしました。
20日のニューヨーク原油市場は、経済制裁が解除されたイランから原油の輸出の増加が見込まれる一方、中国経済の減速などを背景に需要は当面増えないという見方から先物に売り注文が相次いでいます。
このため、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル=26ドル台に下落し、2003年9月以来およそ12年4か月ぶりの安値水準をつけました。
市場関係者は、「IEA=国際エネルギー機関が、ことしの原油の需要は低迷するという見通しを示したことも値下がりに拍車をかけている。下落に歯止めがかからない状況に投資家は不安を募らせており、金融市場が混乱する要因となっている」と話しています。
このため、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル=26ドル台に下落し、2003年9月以来およそ12年4か月ぶりの安値水準をつけました。
市場関係者は、「IEA=国際エネルギー機関が、ことしの原油の需要は低迷するという見通しを示したことも値下がりに拍車をかけている。下落に歯止めがかからない状況に投資家は不安を募らせており、金融市場が混乱する要因となっている」と話しています。