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あとがき的なスルメ的な告知的な。
皆さんこんにちは、作者の黒ごまです。
ここまで30万字。読んでいただき本当にありがとうござます!
グレイとエトのドタバタ恋物語はいかがでしたでしょうか。
作中でも二ヶ月、現実でも二ヵ月。少しずつ明らかになっていく事件の真相を読者の皆さんと追っかけるこの生活は、作者にとってもとても楽しいものでした。
ラストで言った通り、今度はドタバタ日常編が始まるわけですが、その前に本編について私事の片手間にメイキング裏話を書いてみました。そんなに大した話ではないので暇つぶしにどうぞ(笑)
知ってると本編がちょっとだけ楽しくなる(かもしれない)トリビアです。
まず、今回の話ですが、エピローグで語った通り“第一話”の時間軸がグレイ編とエト編の境目になっています。『出会いから別れまで“エトに恋する”二年間』がグレイ主役の回想編、『別れから再会までの“グレイを追いかける”二ヶ月間』が夏樹主役の本編です。同時進行で読み進めることでいつの間にか真相が判明し、実は今まで何気なく読んだ話の意味が変わる……といいなあ、そんなことしたいなあと思いながらキーボード叩いてました。出来たかどうかは不明です。出来たんですかね?(震え声)
作者なりに、特に印象が変わる話は『1、強制送還は突然に』と『13、来年の君を夢には見ない』と『22、騎士様と夢見の札』あたりかなと思います。13話は、後半の時間軸がグレイが耳飾りを川にぶん投げた後になるので、それを踏まえて読んで頂くとグレイの心境が分かるかもしれません。あと、この物語屈指のギャグ回である22話ですが、実はグレイ視点の真相を知った後で読んだときに初めてグレイのモノローグの意味が分かるようになってます。あれは、実は結構切ない回―――いや、やっぱりギャグ回です(台無し)
あと、小ネタですが、回想編だけを時系列順に追っていくと夏樹の行動範囲と監視度が地味に進化しています。最初はグレイが厠に逃亡しただけで自室に戻らざるを得なかった夏樹が、グレイと別行動をとっていたり城下の診療所に行ったりします。二年という時間経過と、それに比例して勝ち得た信頼度で行動が変化していると思っていただければ幸いです。
また、意味合いが変わるという話とはちょっと変わりますが、グレイの戦闘スタイルも変化します。
エトを強制送還した後のグレイは剣を下げたまま敵をギリギリまで観察して一撃必殺で仕留める攻撃を出すことが多いのですが、エトと再会した後はそういう攻撃が極端に減り、結構頻繁に守りの構えを取ります。本人もジークもエトも気が付いてません。間違い探しレベルの小ネタでした。気が付かれた方が居たら凄いと思います(笑)
他にも、色々小ネタはあるのですが他は細かすぎるので割愛します。
と、いいますか実際はそんな細かい話は気にせずに『ラブコメ乙w』とニヤニヤして読んでいただくのが正解です。
ここまで読んでいただいてアレですが、全然気にせずにお気軽にお読みください。
私はラブコメが、書きたかったんだあああああ!
さてさて、日常編が本格始動する前に、やっと皆様から頂いた有難いコメント達にお返事を返しつつ、合間にいくつか手軽な感じの番外編やら小ネタをぶん投げようと思っています。SSサイズで宜しければ、気になる話や読んでみたいIF話など、もし興味があるものがありましたら教えていただけますと幸いです。とんでもないことですが、総合評価ポイントなるものがですね、い、一万点を越えまして(白目)、忙しかろうが何だろうがこれは断固としてお祭りをしなくてはならないと思い立ち、ちょっとしたリクエスト的なもののつもりです。
なお、どうしてもお話に仕立てられなかったネタや「それ日常編でやるんですよ(汗」というネタに関しては土下座で『無理でしたガッデム!』と謝罪するかもしれません。その際はどうぞご容赦ください。……大丈夫です、リクエストが一件も来ない可能性もちゃんと覚悟はしています……(震え声)
それでは、改めて最後にもう一度。
本編ご読了、誠にありがとうございました!
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!
黒ごま 拝
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