2013年

7月

03日

エアブレーキ装着車では「バタ踏み」は危険です

 国土交通省では、エアブレーキを装備したトラックが、走行途中にブレーキが効かなくなり前方にいる数台の車両と衝突するという事故が、昨年度に2件発生していることから、エアブレーキ車に対して、ブレーキの「バタ踏み」をしないように、注意を呼びかけています。
 
 ご存じだとは思いますが、乗用車には油圧ブレーキが装着されていますが、大型・中型トラックには、積載時でもトラックを確実に止めるために強力な制動力を発揮させるために、圧縮空気の力を利用するエアブレーキが装備されています。

 エアブレーキは、ブレーキを操作するごとにエアタンクに貯めた空気を消費しますので、走行中や停止中にブレーキペダルを踏み込んだり、緩めたりする行為を短時間に繰り返す、いわゆる「バタ踏み」をすると、エア圧が低下してブレーキの効きが悪くなることがあります。

 エアタンク内の空気圧が低下しますと、エアメーターの針がレッドゾーンまで落ちるとともに警報ブザーが鳴りますので、極力フットブレーキを使用しないようにして、エンジン回転数をあげてエアが回復するのを待ってください。
 
 エアブレーキは、乗用車の油圧ブレーキと違い、踏み込む力ではなく踏み込んだ量でブレーキ力が決まるので、必要以上の量を踏み込まないようにすることが大事です。

 

(シンク出版株式会社 2013.7.3更新)

トラックドライバー教育に最適なハンドブック

 

 「真のプロドライバーを育てる安全運転ハンドブック」は、物流技術研究会で培われてきたノウハウや、トラックドライバーとして必要な安全運転の知識などを国土交通省告示の「指導・監督の指針」の内容に基づいて、イラストや図解を中心にまとめた一冊です。

 

 トラックドライバー様には知識のレベルアップに、管理者様にとっては朝礼やミーティング時の話題提供の資料としてご活用いただくことができます。

 

【詳しくはこちら】

交通安全 朝礼話題

■今日の安全スローガン──

交通安全スローガン

■今日の朝礼話題──

1月21日(木)

■サイト内検索──

運行管理者 ドライバー教育ツール 指導・監督の指針に沿った安全教育に最適
SSD研究所 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理
物流技術研究会 トラック 研修
事故防止 メルマガ 交通安全 メールマガジン 安全運転管理 運行管理 飲酒運転 飲酒習慣 教育

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。