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「クックパッド」対立が表面化

01月20日 16時53分

インターネット上で料理の作り方を紹介するサイト「クックパッド」を運営する会社で、筆頭株主である創業者が、3月に開かれる株主総会で、自分を除く取締役全員の交代を求める提案を行っていることがわかり、経営の主導権をめぐって創業者と経営陣の対立が表面化しています。
「クックパッド」は、インターネット上で料理の作り方を紹介するサイトで、利用者は、月にのべ5800万人に上ります。
このサイトを運営する会社は、ことし3月下旬に株主総会を開く予定ですが、会社によりますとこの総会に向けて創業者で筆頭株主でもある佐野陽光取締役が、自分を除く取締役全員を代え、自分の再任とともに新たに7人の取締役を選任するよう求める株主提案を行ったということです。
佐野取締役は現在の経営陣について「料理から離れた事業に注力するなど、経営ビジョンに大きなひずみが出てきた」としているということで、会社側は今後、取締役会で対応を検討するとしています。
佐野取締役は平成24年、現在の穐田誉輝社長に社長職を譲ったあとも、取締役を務め、43%余りの株式を保有する筆頭株主でもあります。
佐野取締役は、去年11月にも、みずからの社長復帰を求めたということですが取締役会が提案を棄却しており創業者と経営陣の対立が表面化しています。

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