最近話題のスティック型パソコン、USBフラッシュメモリのような形の超小型のパソコンで、ディスプレイにさすだけでパソコンとして使えるという優れものです。
目次
スティックPCの用途
ドスパラの公式サイトを参考にして、デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、スティックPCのそれぞれのメリット、デメリットをまとめたのが以下の表となります。
デスクトップPC | ノートPC | タブレットPC | スティックPC | |
価格 | △ | × | ○ | ◎ |
携帯性 | × | △ | ○ | ◎ |
モバイル利用 | × | ◎ | ◎ | × |
拡張性 | ◎ | ○ | × | △ |
処理速度 | ◎ | ○ | △ | △ |
画面の大きさ | ○ | △ | △ | ◎ |
モバイル利用とは、電車の中やカフェで使いたいとかそういう用途の事ですね。スティックPCはディスプレイのあるところならどこでも使えますが、ディスプレイを持ち運ぶことはあまりしませんからモバイル利用が×になっています。
ですから、おすすめのスティックPCの使い方としては
家のテレビでYoutubeやHulu、Netflixなどのストリーミング動画を視聴したい場合などにも最適ですし、
出張や旅先でPCを使いたいときはホテルのテレビなどに接続すればその場でパソコンとして使えます。
また、会議やプレゼンなどの時に、スティックPCで資料を作って持っていけば、その場でプロジェクターに接続してプレゼンをすることができます。小型のプロジェクターを持っていればなおさら便利ですね。
おすすめのスティック型パソコン
自宅のテレビで利用するなら、Fire TV Stick
自宅のTVでインターネットを楽しみたいという場合にはFire TV Stickで決まりなのではないでしょうか、Fire TV StickはなんといってもAmazonとの相性が抜群なので、購入時のアカウントが自動で設定されて届くので、テレビにさすだけで設定が完了するのがうれしいです。
そのためプライム会員ならば、その場でプライムビデオの映画などを見ることができます。
またスマホで専用アプリをインストールすればスマホがそのままリモコンになるという機能もあり、スマートテレビを試してみたい方にとっては一番ストレスが少ないと思います。
ただし普通のパソコンと同じように使いたいという方向けのものではなく、OSもAndroidベースに作られたFireOSなのでWindowsPCと同じように使うことはできないので注意
Fire TV Stick | Fire TV Stick音声認識リモコン付属 | |
---|---|---|
今すぐチェック | 今すぐチェック | |
価格 | ¥4,980 | ¥6,480 |
プロセッサ | デュアルコア | デュアルコア |
メモリ | 1GB | 1GB |
容量 | 8GB | 8GB |
音声認識リモコン | なし | あり |
リモコンアプリ | あり | あり |
ゲーム | カジュアルゲーム | カジュアルゲーム |
Wi-Fi | デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11A/B/G/N (MIMO) |
デュアルバンド、デュアルアンテナ 802.11A/B/G/N (MIMO) |
イーサネット | なし | なし |
外部ストレージ | なし | なし |
USBポート | なし | なし |
レビュー
今回はプライム会員割引でFire TV Stickを実質1,980円で購入。
購入時には上位機種のFire TVと迷ったが、Fire TV Stickを選択。
起動後、Netflixやhulu等のセッティングは、各々のアプリをダウンロード後インストールするため多少面倒だし時間も取られる。
それでもセッティングを終えた後は、動作にもたつくこともなくサクサクと動く。
AppleTVでは視聴できないニコニコ動画、Gyao、ビデオマーケット他も専用アプリで視聴可能。NHK WORLD TV Liveもある。
付属のリモコン(音声認識なし)も適当な大きさで、AppleTVに付属していたリモコンと比べるとひとまわり大きく、使いやすい。
音声認識が必要だったら専用のスマホアプリもあるので特に音声認識付きリモコンが必要だとは思わなかった。
専用スマホアプリは文字入力は楽だがいちいちアプリを起動させるのが面倒なので、インストールはしたがあまり使いたいとは思わない。付属のリモコンだけでストレスを感じることはないと思う。
購入するまで知らなかったけど、一定時間操作をしないと高画質な風景写真のスクリーンセーバーが起動する。これは意外と好印象。
結果、4Kテレビも持ってないしほとんどゲームもしない私にとっては最適な機種選択だったのかなと思っている。
プライムビデオだけのことを言えば、もともとずっとプライム会員だったため実際は無料というわけではないのだが、なんだか無料で視聴しているように思えてすごくお得感がある。
これまではApple TVでビデオのレンタルをしていたが、今後はApple TVよりもこのFire TV Stickでプライムビデオを視聴しつつレンタルもこちらを利用するように思う。
Fire TV Stickはコスパは最高、大画面で手軽に映画や動画を楽しむのに最適なデバイスだと思います。
Windows10搭載 Diginnos Stick DG-STK3
Windows10搭載のスティックPCとして人気のある定番シリーズの第4弾。2016年1月7日に発売されたばかりの新商品で、話題を呼んでいます。
ディスプレイやテレビのHDMI入力端子に接続するだけでWindowsパソコンに早変わり。
自宅のテレビでインターネットを楽しんだり、映画鑑賞をしたりする用途のほか、出張や旅行先でホテルの部屋に備え付けのテレビでメールをチェックする、といった使い方もできます。
ブランド | Diginnos |
梱包サイズ | 3.6 x 11.2 x 1.1 cm |
CPUブランド | Intel |
CPUタイプ | Intel Atom |
CPU速度 | 1.33 GHz |
プロセッサ数 | 1 |
RAM容量 | 2 GB |
メモリタイプ | DDR3 SDRAM |
HDD容量 | 32 GB |
HDDインターフェース | Solid State |
グラフィックアクセラレータ | インテル HDグラフィックス(CPU内蔵) |
ワイヤレスタイプ | 802.11bgn, Bluetooth |
電源 | AC |
OS | windows10 |
レビュー
こちらは、DG-STK1のマイナーチェンジで、80%の小型化、85%の軽量化がされた商品。
また価格も下がっており、エントリーモデルといえます。
スティック型PCを購入する上で注意しなければいけないのは、通常のパソコンと同じようには
使わないということ。
こちらの商品は冷却ファンはありませんし、あくまで出先の緊急用やプレゼンに使用したり、
小さな作業をするためのものです。
とはいえ、Youtubeの単独再生くらいなら問題なくこなせますし、USB2.0ポートが
2つ付いているというのが嬉しいです。
先ほど記載した条件に当てはまる方なら、満足できる製品だと感じました。
Googleの注目スティックPC Chromebit
ASUSとGoogleが作った話題のスティックPCとして紹介したこともあるChromebitはすでにアメリカではAmazonなどで販売されている人気の商品です。OSはChromeOS搭載です。
ブランド | ASUSTek |
商品重量 | 299 g |
梱包サイズ | 17.3 x 8.4 x 7.4 cm |
メーカー型番 | CHROMEBIT-B011C |
CPU速度 | 1.8 GHz |
RAM容量 | 1 MB |
HDD容量 | 16 GB |
OS | Chrome OS |
レビュー
いつもPCで使っているChromeブラウザと同じ環境が使えるので、自宅のリビングで作業をするときや出張のときにホテルのテレビに繋いで使ったりと利用シーンはいろいろとあると思います。
また自宅でPCを使うのはネットを見るくらい、という人にも十分利用価値はありそうです。
これがAndroidタブレットやスマートフォンに接続できて、それらの端末でChrome OSが利用できるようになると使い道もぐっと広がりそうな気がするのですが、そのうちできるようになるかな? (mobiletimes.jpより)
価格も考えると、家でテレビを見たりゲームをしたりするカジュアルな使い方ならFireTVStick
それ以外の用途ならWindows搭載スティックPCやChromebitという選び方が良いかもしれません。