パラノイア(RPG)スキル・ミュータント能力・秘密結社一覧
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パラノイア(RPG)スキル・ミュータント能力・秘密結社一覧

2013-03-12 02:46
  • 54
忘れてないよ!ちゃんと書くよ!

「この記事何?」という方は、まず以前書いたブロマガ記事
「パラノイア(RPG)って何?」っていう質問に全力で答えてみた
をお読みください。

では早速紹介。

  • スキルについて
参考:Paranoia O edition Skill listing
スキルの初期値は、PCの各ステータスに依存します。

(ステータス)→(スキル初期値)
1~3→0
4~6→1
7~10→2
11~14→3
15~17→4
18~20→5

です。例えば、敏捷性が14ある場合、敏捷性のスキルはすべて初期値3です。
あつかましさが18ある場合、あつかましさのスキルはすべて初期値5です。
ここにボーナスポイントを割り振り、自分の好きなスキルを伸ばせます。
ボーナスポイントは卓により異なりますし、ここは理解するのがかなり難しい部分なので、
少しでもわからない部分があればKPさんに聞いてみましょう。

では、スキル一覧です。
スキル名の横に書いてある★は、僕から見た使いやすさです。


<敏捷性のスキル>
・喧嘩 ☆☆☆☆☆
対人で格闘するスキルです。
が、パラノイアの世界は大抵が近代武器を使用するため、
格闘が活躍する場面はまずないでしょう。

・格闘武器 ★☆☆☆☆
格闘武器を行うスキルです。
フォースソードや神経鞭などの武器を使用する場面で使われます。
が、やはり近接武器は使用する場面が少ない上、その場面では判定がいらないことが多いです。
星ゼロに限りなく近い星1。

・原始的武器 ★☆☆☆☆
棍棒、ナイフ、槍、弓などの原始的武器、
またモンキーレンチや折れたテーブルの足など、本来は武器として扱われない物を
武器として使用する際のスキルです。
やはり星ゼロに限りなく近い星1。

・隠密 ★★★★★
人に隠れてコソコソ物事を行う際に使うスキルです。
とにかく強いです。初戦なら必須スキル。僕もほぼ毎回取っています。
他人と別行動をして破壊工作や結社任務を行ったり、
また、「他の人と一緒にいるとヤバイ」と判断したら隠密で逃げたりもできます。
ただし、バレた時の言い訳はしっかり考えておきましょう。

・グレネード ★★★☆☆
グレネードを安全に扱えるかどうか、思い通りに扱えるかどうか判定するスキルです。
手に収まる爆発物は大体グレネードで判定されます。
失敗すると自分の手元で爆発したりするので、
手榴弾で破壊活動を行いたい人は持っておいていいスキルではないでしょうか。
ただ、このスキルを持っていなくてもグレネード判定が自動成功する卓も多いので要注意。



<あつかましさのスキル>
・靴を舐める ★★★★☆
上司の機嫌を取る為のスキルです。
「は!?靴舐めて機嫌取れるの!?」と思われがちですがかなり強いです。
上手く行けば賄賂に匹敵するレベルで機嫌が取れます(賄賂は反逆です)。
対人最強スキル。

・賄賂 ★★☆☆☆
上司に賄賂を贈るスキルです。
ですが、賄賂は勿論反逆です。表面上は賄賂ではないように装って行うのがセオリーです。
(「ブルー様、道に50クレジット落ちていたのですがこれはブルー様の物では?」etc...)
ちなみに、賄賂の内容はクレジット(金銭)に関わらず、アイテムでも何でもOK。
ただ、これもRP次第で自動成功する卓が多いので注意です。

・騙り ★★☆☆☆
相手に自分の考えを正しいと思い込ませるスキルです。
言いくるめよりも時間はかかりますが、信頼度は高いです。CoCで言うところの「説得」にあたります。
が、リアル言いくるめ安定です。
それが通らなければ、「+騙りで何とかなりませんか?」と聞いてみましょう。

・言いくるめ ★☆☆☆☆
相手を自分の意見で丸め込むスキルです。
騙りよりも早く行えますが、信頼度は低め。
あと、成功率もかなり低め。自分以下のクリアランスでなければ基本成功しません。
RPで切り抜けるのが正攻法です。

・偽造 ★★★★☆
公的な文書の偽造を行うスキルです。
自分の結社を隠す証明書を作ったり、何かしら書類が必要な場面で使ったりと、何かと便利なスキル。
ただし、使いどころが難しい(他のPCには恐らく一発でバレるでしょう)ので、
ここぞという場面で使いましょう。

・脅迫 ☆☆☆☆☆
下位クリアランスを暴力で脅すスキルです。
ですが、PCは最初からZAP銃を持ってますので、
適当な理由を作って「殺すぞ?( ◠‿◠ )」と言ってやれば大体言うことを聞いてくれます。
いらないですね。

・リーダーシップ ★☆☆☆☆
沢山の人間に、自分の意見は正しいと思い込ませるスキル。
危険。下手に取らない方が身のためです。リーダーに任命される理由にされるからです。
特に、他人のキャラシを読める卓では取らない方がいいです。
使い勝手もそれほどよくありません。取らない方が吉です。

・読心 ★★★★☆
相手の嘘(PC・NPC関わらず)を見抜くスキルです。
内容はYes/Noで返事が返ってくる物のみ可能です。
が、上手く使えばMT能力「感応」に匹敵する力を持つので、
持っておくと楽しいかもしれません。

・超論理 ★☆☆☆☆
ロボットやコンピュータなどに対する「騙り」を行うスキル。
……使ったことのある卓を見たことがありませんw
相手が機械なら「違法改造」の方が手っ取り早いですからね。仕方ないです。



<器用さのスキル>(公式サイトは誤植で「敏捷性」になっていますが正確には「器用さ」です)
エネルギー、レーザー兵器 ★☆☆☆☆
エネルギー兵器、レーザー兵器の安全な運用、修理を行うスキルです。
基本的に運用は自動成功の卓が多いです。

フィールド兵器 ★☆☆☆☆
大量殺戮兵器の運用、修理を行うスキルです。
基本的に運用は自動成功(ry

・射出兵器 ★☆☆☆☆
弾頭を装填して大きめの的に砲撃を行う兵器の運用、修理を行うスキルです。
基本的に運用は(ry

・車載兵器 ☆☆☆☆☆
車載兵器の運用、修理を行うスキルです。
基本(ry

・手先の早業 ★★★★☆
人目に付かないスピードで何かを行うスキルです。
(ry……じゃなかった、器用さのスキルでは唯一まともに使える物ではないでしょうか。
例えばPCのクレジットやグレネードを猛スピードで盗んだり、
逆に爆発物を他人のポケットへシュゥーッ!超!エキサイティン!みたいなこともできます。



<メカ適応(メカ感応)スキル>
・軍備ボット操作メンテ ☆☆☆☆☆
衛兵ボット、戦闘ボットなど大量破壊兵器を持つボットを操ったりメンテするスキル。
多分操ろうとする前に殺されます。
MT能力<機械感応>とか持っていたら話は変わってくるでしょうが……
まず軍備ボットが登場しない可能性もありますから、取るかどうかは慎重に。

・市民ボット操作メンテ ★★★☆☆
清掃ボット、医療ボット、雑用ボットなどを操ったりメンテするスキル。
取ったことないですが、これ意外と面白いんじゃないかなぁと思います。
場面によっては面白いプレイも可能でしょうね。

・車両電子頭脳 ☆☆☆☆☆
自動操作車両を操ったり、メンテするスキル。
「自動車じゃないの?」と思うかもしれませんが、
アルファ・コンプレックスの車両には、自意識を持っているものがあります。
これはそれに対するスキルです。が、滅多に出てきません。
出てくる場合はGMから「出てくるよー」と宣言されるんじゃないでしょうか。

・施設知識 ★★★☆☆
アルファ・コンプレックスに関するインフラ知識のスキルです。
舞台によってかなり使い勝手が変わるスキルだと思われます。
屋内なら通気ダクト、屋外なら下水道など、そう言った場所を見つけて通り抜けたり、
他にも施設の修理などもできたりします。

・違法改造 ★★★★★
ありとあらゆる機械を好きなように改造できます。
このスキル持ってる人がいたら逃げましょう。もしくは持っていたらガンガン改造しましょう。
機械とは言いましたが、僕はドアノブを爆弾に改造され右腕を吹き飛ばされました。
更に、クレジット(お金)を改造して爆弾物にし、PC同士ポケットに入れあったりもしました。
ただし、ZAP銃や記録装置、幸福剤、PHT用品、幸福剤、ILTRなどは改造できないのでご了承。
卓を乱すパワープレイをするなら取っておきたいですね。

・自動車 ★☆☆☆☆
自動車を含む乗り物全般を運転するスキルです。
やはり車が出て来なければ死にスキル。

・飛行機 ☆☆☆☆☆
空を飛ぶ乗物全般を運転するスキルです。
出て来なければ死にスキル。大体出てこない。

・軍用兵器 ★☆☆☆☆
戦車・戦闘機・戦艦など軍用の乗り物を運転するスキルです。
戦車は一度出てきたことがありますが、普通に自動成功してたので……
まぁ使える場面が無い訳ではないということで、一応星1。



<感受性のスキル>
・バイオ工学 ☆☆☆☆☆
バイオ工学、生物工学、なんかネバネバしたものに関する知識とかのスキル。
でもアルファ・コンプレックスって動植物が人間しかいないから……

・化学 ★★★★☆
爆発物や酸のようなものを作ったり、また分析できるスキル。
どちらかというと、「分析」が強いです。
「何か異常はないか『化学』で分析します」などなど。
そしたら爆発物が見つかったり、トラップが見つかったり……身を守るなら持っておきたいですね。

・コンピュータープログラム ★★★★★
コンピューターへの侵入、プログラムの改変などを行うスキル。
秘密結社「コンピュータ狂信者」「ユマニスト」のみ持つことを許されます。ついでに、バレると反逆です。
星5なのは、秘密結社の結社任務に必要な場面がかなり多いからです。
「便利」というより、「使わざるを得ない」という方が正しいでしょうか。

基本的なコンピューターの利用/データ分析 ★☆☆☆☆
コンピュータの利用、コンピュータを使用したデータ取得などのスキルです。
プログラムとは違い、コンピュータに許された範囲の利用ですので、反逆ではありません。
アルファ・コンプレックスには端末が至るところにありますので、その利用に使います。
ただ、ほとんどは自動成功です。

・破壊工作 ★★★☆☆
自分自身が巻き込まれることなく、何かを吹き飛ばすスキル。
化学+破壊工作のコンボは結構強いです。
「何か爆発物がある!自分以外の誰かを巻き込んで爆破させよう!」
っていうプレイが可能な訳ですね。
他にも、爆発物があるとわかったら大抵このスキルで回避判定を行なえます。
ただし、事前に宣言しないと成功しない可能性が高いので要注意です。

・電子工学 ★☆☆☆☆
電子関係の分析、修理に関するスキルです。
使い道がなかなかないですが、場面によっては生きるかもしれません……。
確証が持てない……w

・医学 ★☆☆☆☆
怪我などを治療するスキルです。
正直、怪我しようが何しようが死ぬ場合は死ぬので、使えるスキルではないでしょう……。
が、例えば死んだ人の死因を分析したりもできるかもしれません。CoCでもできますし。
もちろんそういった使い方ができるかどうかはKPに要確認。

・機械工学 ★★☆☆☆
物理学などに関する知識のスキルです。
例えば落下物がどこへ飛んでくるかの計算などができます。
某PC曰く、「このスキルでヒトコロスイッチ作ったよー」との事でしたが、
一体どんなプレイをしたんだ……?

・原子力工学 ★★☆☆☆
原子力により動いているものに関するスキルです。
アルファ・コンプレックスの全ての動力は原子力です。
しかも大体の大型建築物には「動力室」が存在します。勿論原子炉アリ。
上手く使えば強いんじゃないですかねー。僕は取りません。

・旧世界文化 ★★☆☆☆
旧世界知識を持てます。
レッドクリアランスであれば、秘密結社「ロマンテスク」に所属していなければ持てないスキルです。
結社任務に関わることがあるかもしれません。そんなにないですが。
「ロマンテスク」の結社任務は大体が「対象物の保護・研究」ですからね。

・セキュリティ ★★★☆☆
あらゆるものにセキュリティロックをかけたり、逆に解除ができます。
財布をロックすればお金を盗まれたりせずに済むでしょう。
他にも色んな物にセキュリティを張れますので、防御には持ってこいのスキルです。

・サバイバル ☆☆☆☆☆
アルファ・コンプレックス外で生活するスキルです。
使いません。



以上が公式スキルです。
KPや卓によっては追加スキルがあるかもしれません。
どれを取っていいかわからない人は、
とりあえず「隠密」「違法改造」あたりを取っておくと万能ですよ。



  • ミュータント能力(MT能力)について
以前の記事にも書きましたが、MT能力の保持は反逆です。
バレない程度に使用しましょう。
以下、ミュータント能力一覧。
(参考:全エディションにおけるミュータント能力のリスト

・アドレナリン調整(通称:アドレ)
一時的にHP、筋力、敏捷性がアップします。
正直、このMT能力を選ぶ人は、
KPから何の注意も受けなかった哀れな初心者か、生粋のドMです。
使えない能力No.1です。
使用に失敗した際に何のペナルティもないのが唯一の救いでしょうか。

・魅了
好きな相手を、PC・NPC関係なく自分の思い通りに動かせます。
かなり便利そうに思われがちですが、「感応」に比べると若干弱いです。
「能力の利用後は相手が魅了されていることに気付く」と公式には書いてありますが、
ウチの卓では採用してないです。PCに使うと即バレしますからね。
その辺もKPと要相談です。
失敗した時のペナルティはないです。KPによってはあるかもしれません。

・閾下(いきか)侵入
相手の考えていることを読み取ることができます。
ただし、相手は軽い頭痛を起こします。
使えない能力No.2です。
というのも、同じ能力をMT能力「感応」も持っている上にそちらの方が強いからです。
閾下侵入を取るくらいなら感応を取りましょう。
失敗した場合、間違った情報を読み取るハメになります。

・電撃
電撃によるショック波を放出できます。
これにより、機械の破壊、また人へダメージを与えることが可能です。もちろん殺人も可能。
あとこれは余談ですが、ウチの卓では「超電磁砲(レールガン)」が撃てます。ロマンですね。
失敗した場合、自分が感電します。最悪死にます。

・感応
相手の考えていることを読み取ったり、感情や行動を操れます。
また、相手の次の行動も読めます。更に感情衝撃という強烈な攻撃もできます。
三大チートMT能力の一つ。
感応は「魅了」と「閾下侵入」と「メンタルブラスト」を足したような能力です。
対人だとクッソ強いです。
「感情衝撃」についてですが、これは相手の頭をおかしくする攻撃で、最悪死にます。
失敗した場合、自分の頭がおかしくなります。最悪死にます。

・エナジーフィールド
自分の皮膚の周りに強力なエネルギーの鎧を形成できます。
要するに、ダメージを軽減したり、ゼロにできます。
完全に防御用の能力ですね。これを選ぶのはなかなか渋い。
失敗した場合、超虚弱体質になったり、最悪死にます。

・超感覚
自分の五感を超人並みに上げることができます。
要するに、視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚をめちゃくちゃ強化できるということです。
使いどころは難しいです。が、これも渋いチョイス。
失敗した場合、五感が暴走します。舌が燃えたりとかよくわからないことが起きます。

・浮遊
物を浮かしたり、自分自身が宙に浮けます。
便利だと思った!?残念!死に能力でしたー!
というのもですね、「宙に浮ける」と書きましたが、これは決して「空を飛べる」ではないのです。
浮ける高さは6cm~10cm。地味。
しかも最低6cmなので見つかったら確実にバレる。1mmだけ浮くとかならバレないのに。
失敗した場合、重力が数倍になります。

・機械感応
周囲にある機械を思い通りに操れます。
三大チート能力その2。
アルファ・コンプレックスに存在するものはほぼ全てが機械です。
それが自分の思い通りに操れるんですからクソ強いです。
ただし、コンピューターはこの能力を恐れています。下手すると支配権を奪われますからね。
なので、「機械感応」という言葉は市民たちにとってはタブーとされています。
トラブルシューター達Redクリアランスにはこの情報が開示されていません。要注意。
失敗した場合、機械が言うことを聞いてくれません。
このペナルティのデメリットの小ささもこの能力がチート級であることを示してますね。

・悪食
好きなものを飲み込み、好きなタイミングで吐き出せます。
使えないように見えて実は意外と強いのがこの悪食。
というのも、飲み込む対象は、大きさに制限はあるもののほぼなんでも飲み込めます。
卓によっては人も飲み込めるんじゃないでしょうか。
一番強い使い方は、結社から違法にもらった武器を飲み込む使い方
こうしてしまえば、装備係の装備品チェックにもバレません。
失敗した場合、プレイヤーは腹痛を訴えます。
これが厳しいところで、「腹痛」なんていう症状はこの「悪食」が失敗しないと登場しません
なので、KPが「市民○○がお腹痛そうにしてますね」と言った瞬間、
「腹痛……あっ(察し」という状況になります。人の近くでは使わないことが大事ですね。

・メンタルブラスト
相手に頭痛を与えます。殺すこともできます。
先程も書きましたが、「感応」の「感情衝撃」と同じ効果です。
成功すれば相手に頭痛を与え、クリティカルが出れば脳が爆発します。
失敗した場合、こちらの頭が痛くなるか、脳が爆発します。

・形態変化
自分の好きなものに姿を変えることができます。
人間はもちろん、人間以外のモノにも姿を変えられます。
ただ、例えば上位クリアランスの人間に変化しても、クリアランスはRedですので注意。
ZAPされたら一発でバレます。
失敗した場合、KPの判断により何かしらのペナルティが発生します。

・予知能力
未来を予知できます。
ただし、予知できる未来は限定されています。
例えば、「このままこの道を進むとどうなりますか?」とか、
「ここでグレネードを投げたら成功しますか?」とかそういった話ですね。
後者のような使い方は特に強く、つまり「ダイスの先振り」が可能です。
成功するかどうか確認した後で行動できるのですね。
失敗してもペナルティはありません。

・パイロキネシス(通称:パイロ)
自分の目の届く範囲の物に対して、好きなように火を着けられます。
準・チート能力です。
パイロも十分強いのですが、他の3つが強すぎるんですね……w
失敗した場合、違うものに火が着きます。

・テレキネシス(通称:テレキ)
好きなものを好きなように動かせます。
三大チート能力最後の刺客。この強さは異常。
物だろうが人だろうが自由に好きなだけ動かせます。
例えば、誰かが構えたZAP銃をクルッと180度回転。自害させることができます。
それすら面倒だというなら、誰かを上空100mまで持ち上げましょう
勝手に落下死します。恐ろしすぎる。
失敗した場合、その対象が逆の方向へ動きます。
デメリットも少なすぎる……!

・テレポート
好きな場所へ瞬間移動できます。
大体脱出か先回りに使います。
失敗すると、とんでもないところへ飛ばされます。最悪石の中にめりこんで死にます。



MT能力は以上。
僕の作ったパラノイア派生ゲーム「TPP」にはこれに「ノーブレス」「光学迷彩」「アニマルマネージ」が
追加されていますが、これらはルールブック公開時に改めて……。



  • 秘密結社について
秘密結社は「FCCCP」「反ミュータント」を除き全て所属が反逆です。
ただし、この二つを除いたすべての結社には結社特典があります。
また、オフセには存在しますがパラノイアOには存在しない
「他のアルファコンプレックスからの密偵」という結社がありますが、これは説明を省略します。
あと、名前の横に出現率の高さを書いておきます。
KPによって異なると思いますので、参考程度に。
以下、秘密結社一覧です。
(参考:全エディションにおける秘密結社のリスト

・コープ・メタリカ(出現率:普通)
人間に未来はなく、この世界はロボットにより支配されるべきと考える結社です。
何かの機械化、結社人員の増加、新製品の実験などが主なミッションです。
結社特典として、体を改造して好きなステータスを上昇できます。

・シエラ・クラブ(出現率:低)
外世界を崇拝し、アルファ・コンプレックスに自然を持ち込もうと考えている結社です。
外世界の調査、外世界に関する資料の確保、建築物の保護などが主なミッションです。
結社特典として、スキル「サバイバル」が取得できます。

・ロマンテクス(出現率:やや低)
旧世界を崇拝し、憧れの念を抱いている結社です。
旧世界に関する資料の確保、建築物の保護などが主なミッションです。
結社特典として、スキル「旧世界文化」が取得できます。

・PURGE(出現率:低)
コンピュータをとにかく憎み、忌み嫌う結社です。
コンピュータ関連の破壊、機械の破壊、UVの殺害などが主なミッションです。
結社特典として、PURGEの人員を数名味方にできます。また破壊兵器も違法に得られます。

・ミスティック(出現率:やや低)
心の光を信じるサイキッカーの集まった、宗教のような結社です。
結社人員の増加、建築物の保護、何かの資料の確保などが主なミッションです。
結社特典として、MT能力のステータスポイントを上昇できます。

・プロ・テック(出現率:低)
新しい刺激や、新しいテクノロジに取り憑かれている結社です。
結社人員の増加、資料の確保、コンピュータ関連の破壊・殺害などが主なミッションです。
結社特典として、メカ適応スキルを上昇できます。

・サイオン(出現率:普通)
MT能力を崇拝する結社です。
MT能力の使用、結社人員の増加、資料の確保などが主なミッションです。
結社特典として、MT能力を二つ保持できます(!?)。
予知、メンタルブラスト、閾下侵入、エナジーフィールド、浮遊、テレポートのいずれか二つです。

・イルミナティ(出現率:やや低)
「力こそパワーだ!」という己の力を示すことに固執する結社です。
上位クリアランスの殺害、コンピュータ関連の破壊、機械の破壊などが主なミッションです。
結社特典として、給料を受け取れます。また、一部制限のかかった情報を得られます。

・救世主たるプログラマのための第一教会 FCCCP(通称「FCCCP」)(出現率:やや高)
コンピュータを心から信頼し、この都市は完璧で幸福だと思い込んでいる阿呆の集まった結社です。
基本的にミッションは受けません。PCよりNPCに多い結社です。
結社特典として、バレると上位クリアランスからの評価が上がります。

・フリー・エンタープライズ(出現率:低)
この世は金が全てであり、金のためならなんでもする結社です。
企業などに対する交渉、企業の占拠、とにかく金を集めることが主なミッションです。
結社特典として、あつかましさスキルを上昇できます。

・ユマニスト(出現率:低)
コンピュータは勘違いをしており、市民は騙されていると気付いている結社です。
コンピュータ関連の破壊もしくは支配、データの奪取、結社人員の増加などが主なミッションです。
結社特典として、スキル「コンピュータプログラム」を持てます。また、違法に武器を得られます。

・フランケンシュタイン・デストロイヤー(出現率:低)
「マシンは道具」であり、「マシンに支配されている現状」を打破しようとしている結社です。
コンピュータやロボットの破壊、UVの殺害、結社人員の増加などが主なミッションです。
結社特典として、違法に武器を得られます。

・デス・レパード(デスレオパルドとも、通称「デスレパ」)(出現率:高)
とにかくデストロイアンドデストロイ。破壊に生きがいを見出している結社です。
コンピュータやロボットの破壊、UVの殺害、建築物の破壊などが主なミッションです。
結社特典として、違法に大量破壊兵器を得られます。

・反ミュータント(アンチミュータントとも、通称「アンチ」)(出現率:やや高)
市民は全員MT能力持ちであるにも関わらず、MT能力を心から憎む二律背反の結社です。
他PCのMT能力看破、ターゲットの殺害、PCの殺害などが主なミッションです。
結社特典として、バレると上位クリアランスからの評価が上がります。

・コンピュータ狂信者(出現率:やや高)
コンピュータプログラムに取り憑かれたハッカーやクラッカーの集団です。
コンピュータのハッキング、データの奪取、データの改竄などが主なミッションです。
結社特典として、スキル「コンピュータプログラム」「ハッキング」が取得できます。

・共産主義者(コミュニストとも、通称「コミー」)(出現率:高)
コンピュータを憎む建前として共産主義を掲げる似非共産主義集団です。
他PC・NPCに対するプロパガンダ、結社人員の増加、地区・建設物の占拠などが主なミッションです。
結社特典として、スキル「共産主義的政治宣伝(プロパガンダ)」が取得できます。

「共産主義的政治宣伝(プロパガンダ)」について解説します。

(この解説には多分にハウスルールを含みます。
 公式には「プロパガンダを発動すると相手はコミーになる」としか書いていないからです。
 つまり、どの卓も必ずハウスルールで残りを補完しています。
 以下はウチの卓の場合です)

このスキルはレベル1スタートで、共産主義について理解を深めるとレベルが上がります。
(もっとも、普通のパラノイアでセッション中にレベルがあることはほとんどありませんが)
レベル1のプロパガンダは、自分以下のセキュリティクリアランスに有効です。
プロパガンダは自動成功で、これを聞いた相手はPC/NPC関係なく100%コミー化します。
そして自分の意思で好きなように対象を操れます。
ただし、その相手にはプロパガンダスキルがありませんので、
「プロパガンダを行なって同志を増やせ」という命令はできません。

何かしらの描写がありレベル2にプロパガンダがレベルアップした場合、
自分より一つ上のクリアランスの人間にまで効果が及びます。
レベル3なら二つ上のクリアランス……といった具合ですね。

更に、トラブルシューターにプロパガンダを行った場合、
相手は「コミーロール(共産主義者のようなRP)」をすることになります。
例えば、「共産主義」の名の下に平等に公平に装備品やお金を分配できます。
また、リーダーなどの概念もなくなりますのでかなり厄介です。

このプロパガンダの弱点は、受けた対象が死んだ場合コミー状態がリセットされるということです。
つまり、コミー化はいつまでも続く訳ではないのです。
コミーにされた場合は、何かしらの理由を付けて早めに自殺をすることが好まれます。

以上はハウスルールですので、お気をつけください。
特に、「どのクリアランスに対してプロパガンダが効くのか」
「コミー化した人間はプロパガンダが可能なのか」の二点。
これはKPによってかなり変化します。



以上、長々と書きましたが秘密結社説明終わり。


と、いうことで、スキル・MT能力・秘密結社説明でした。長かった……。
次は初心者向けプレイ方針の記事など書きましょうか。気が向いたらまた。

ってことでそれではー。

関連記事:「パラノイア(RPG)って何?」っていう質問に全力で答えてみた
関連記事:パラノイア(RPG)初心者向けガイド
参考サイト:パラノイア オー 日本語版 様(http://trpg.scenecritique.com/Paranoia_O/)
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