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「すみません、ただのオンナに戻ります」。

「ただのオンナで幸せになれるわけがない。愛されるはずがない」と良い子に徹した結果。ついに何かがプツンと切れ、オンナ人生再出発。

男の土俵はさっさと降り、女の土俵創りに専念すべし。〜自分らしく、自分を大切に生きる第6日目。

今日はいつもお世話になっている社長さんの自宅へ、社員さんとともに掃除のお手伝いに行ってきました。しかし途中で風邪っぽくなり、あまり掃除の戦力にはなれないまま、ちゃっかりお駄賃だけいただいて帰ってきました。本当に有難いことです。

この社長さんと始めて出逢ったのがちょうど2年前の冬だったのですが、社長さんはとてもとても大切なことをわたしに教えてくれたいわば恩人です。

その教えてくれたこと(←しかも本人無自覚のもと)というのが今日のタイトルの

「男の土俵はさっさと降り、女の土俵創りに専念すべし」

というものです。なので今日はそのことを書きたいと思います。

(念のため、これはあくまでわたしの気付きであり、全ての女性に対してということではありません。ご了承くださいませm_ _m)


・泣かされるところから始まった、顔のコワすぎる社長との出逢い。

どうでも良いかもしれないのですがこの社長さん、最初の出逢いがとても強烈でして。

わたしがこちらで書いている、世の法則みたいなことを生かして事業で大成功されている有名な飲食店の経営者さんだったのですが、なんとわたし、初対面にも関わらず、大勢の前でものすごく厳しいことを言われたんですよ。

それでわたし、びびりまくって泣いたんですよ!

何か悪いことをしたんじゃないんです。ただ、「旦那さんのお仕事お手伝いがんばるんだ〜♡」みたいなことを笑顔でしゃべっていただけなんです。

他の大人たちは「いいね〜♡」って大絶賛してくれるのに、ただ一人、きっついことを言ってくれまして。(全員フリーズ。)

マジでびびりまくりました。だってそもそもの顔がコワすぎる。(失礼。)

でもその直後に、

「あれ?これってわたしのことを心配してわざわざ言ってくれたんじゃなかろーか?」

と思いまして。

だってわざわざ、小娘に嫌なことを言って嫌われる必要は無いじゃないですか。しかも大勢の前でだったので、誤解する人もいるかもしれない。それでも言わなくちゃって、思ってくれたのではないか。

そう思って御礼を言いに行ったら、別人かと思うような満面の笑みで返してくれまして。そして

「何か聞きたいことがあったら、いつでも社長室に遊びに来なさい」

と言われたのです。


・この人のもとで勉強したい!そして追っかけへ。

その言葉を真に受けた素直なわたしは、「それは有難い!」とすぐに予定を取り付けて社長さんの根城に伺いに行きまして。ぜひ話を一度聞かせてもらおう!と。だって、いつでも来ていいって言ってたもんね!
(と思ってたら、「オレは誰にでもそう言うけど、普通みんな来ないよね」って言われました。えっ?)

それで話を聞いているうちに、宇宙の真理とお金儲けが矛盾なく一つに繋がっているそれらのお話がとても面白くて、なんでも雑用するので毎週話聞きに来てもよいですか?とお願いして、当時働いていた霞が関の職場を退職するまで、毎週のように会いにいっていたのでした。(もれなくごちそうがついてきましたm_ _m)

そしてその後、プーになったわたしに、アルバイトと称して絶対いてもいなくても大して問題ないであろうレベルの仕事を与えてくれて、旦那さんも紹介して、二人で娘と娘婿のように可愛がって助けていただいて今日にいたります。本当に、後世に感謝すべき恩人です。


・社長が気づかせてくれたこと。男の土俵で競うのは、わたしにはとてもできない!

わたしはこの社長と出逢うまでは、女性の起業支援の仕事なども過去に就いていたため、自分も仕事に生きたい!という想いがありました。バリバリに働いていた時期もあるので(よもや前世のようですが)、たとえば旦那さんが仕事で評価されると、嬉しい半面どこかで対抗心や嫉妬するココロが湧いたり…。

ヘタな男性よりよっぽど仕事が出来るもん!!と浅はかにも思っていた時期もありました。我ながら恥ずかしいですが…。

でも社長の仕事ぶりを側で見ていて気付いたこと。明らかになったこと。それこそ、

「こりゃ無理だ!!」

ということでした。

とてもとても、こんなの無理。

自分がどんなに努力して今からチカラを磨いても、この道とこの生き方を極めるのはとても無理だ…と思ったのです。

何が無理か?と言うと、それは能力のことではありません。

なんというのでしょうか、気力・タフさみたいなものです。

どれだけのお金を回してるんだ?

どれだけの重圧(社員の家族の生活を支えるも含め)を背負ってるんだ?

しかしそれを微塵も見せないってどういうこと??

…わたし前述に、「ヘタな男性よりもよっぽど仕事出来るもん!!」と思ってたと書きました。そして、起業支援の仕事をしてた時の上司(女性)がまさにその思考でした。「男なんて何さ!よっぽど女の方が仕事できるわよ!!」的な方だったんですね。(まさに類は友を呼ぶ!)

でも、今ならその自分と上司にこう言いたいです。

イヤイヤ、それは企業にいるからそう思えるんだよ!

動物園の中だから言えるんだよ!

野生のジャングルだったら、そうは問屋がおろさないかもよ??

と。

というのも、企業っていう安定した、保証された場所にいるから、そのベースがきちんと整ってる中で「能力だけ」で比較したら、たぶんもしかしたら、女性の方が優れているかもしれません。気遣いや感性は高いんじゃないかなと思うんです。

でも、それがひとたびその保証を取っ払ったら、たぶん、相当な精神力がないと能力発揮以前に天敵に食われるのです。その視点が、当時のわたしにはスッポリ抜けておりました。

恐らくそれでも、とても強い女性というのもいて、それは全く否定せずとても尊敬するのですが、わたしはそうではないし、当時の上司も子宮筋腫など患っていたというのは、身体においては限界が来ていたのではと思います。

なのでこの(わたしにとっての)真実が明らかになったとき、わたしはくるりと方向転換をしたのです。

「男の土俵で成功しようとするのは無理だ!やめよ〜!
代わりに女として何ができるかな??」

と。再び、わたしの単純&素直さが大いに発揮された感動の瞬間でした。

しかし。

今まではなんでもがんばろうとして肩肘張ってたわたしが、そう簡単に男性の厚意を受け入れられるようになれるはずもなく。

そんな甘えるのが苦手で、頼るのが苦手なわたしが少しずつ行動を変えていけるようになったのは、ある言葉が助けとなったのでした。

そしてその結果、徐々に行動を変えていけるようになって、そこに映る世界を見た時に、わたしにとって、「自分らしく生きる(=女性である自分が女性としての弱さも認めて受け入れて生きる)」ことがとても楽に、楽しく、そして大きく言うと誇りになってきたのでした。

…と、長くなってしまったので続きは次の記事に書きます!いつもまとまらずすみません!

今日もお目通しいただき本当に有難うございます!感謝を込めて^^