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【サッカー】

準々決勝の相手はイラン MFトラビに気を付けろ

2016年1月20日 紙面から

中国戦の前半、攻め込むイランのトラビ=ドーハで(共同)

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 イランMFトラビの飛び道具に要警戒−。18日の1次リーグA組最終戦・中国戦では後半3分にゴールやや左となる約30メートルの位置から右足を強振してネットに突き刺した。身長185センチと大柄ながら、左MFに入って切れ味鋭いドリブルで攻撃もけん引した。今大会で日本の団長を務める日本協会の田嶋幸三副会長も「しなやかな選手。A代表でもあるし、目立つ選手」とマークすべき選手として挙げた。

 ハリル・ジャパンも煮え湯を飲まされた、記憶に新しい選手だ。昨年10月のアウェーでの国際親善試合。前半ロスタイムにDF吉田麻也(サウサンプトン)がトラビをペナルティーエリア内で倒し、そのままPKも決められた。ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選にも6試合中5試合に出場し、1得点1アシストと活躍。今大会でも好調をキープしている。

 しかも、イランは22日の準々決勝まで日本よりも1日準備期間が多い。ハクプル監督も「日本の鍵は疲労回復にある。日本は今大会の中でも有数の組織的なチーム。11人全員をマークする必要がある」と語ったが、その顔は自信に満ちていた。

 イランは1次リーグ第1戦・シリア戦から第2戦・カタール戦で先発を4人、第2戦から第3戦・中国戦で先発を7人入れ替えている。B組首位突破で勢いに乗る手倉森ジャパンだが、準々決勝では『一日の長』があるフレッシュな難敵が待ち受けている。

 

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