松本瀧蔵氏は史上初、アメフトとの「ダブル殿堂入り」
2016年1月19日18時2分 スポーツ報知
19日に野球殿堂入りが発表された松本瀧蔵氏(故人)は、史上初の「ダブル殿堂入り」を果たした功労者だった。
松本氏は幼少期を米国で過ごし、帰国後は明大に入部。野球部マネジャーとして、堪能な英語を生かして1929年の世界一周遠征を成功に導くなど、野球の発展に貢献する一方で、さまざまなスポーツの普及に努めた。
1934年に明大にアメリカンフットボール部を創部。日本にアメリカンフットボールを伝えたポール・ラッシュ氏とともに、明大、立大、早大によるリーグ戦を創設するなど、競技の普及に尽力した功労者として、2004年1月に日本アメリカンフットボール殿堂入りした。今回の野球殿堂入りにより、初めて両殿堂に名を残した人物となる。
現在、野球殿堂は計192人、アメリカンフットボール殿堂には15人いる。