内山、河野、田口３王者が品川区役所訪問し防衛成功報告

品川区・浜野区長（右）の出迎えに笑顔の（左から）田口、河野、内山 Photo By スポニチ

　ボクシングのワタナベジムに所属するＷＢＡ世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志（３６）、ＷＢＡ世界スーパーフライ級王者・河野公平（３５）、ＷＢＡ世界ライトフライ級王者・田口良一（２９）の３人が２０日、品川区役所を表敬訪問して浜野健区長に防衛成功を報告した。

　区役所玄関で職員に出迎えられ、花束を贈呈された３選手は「感激しました」（河野）と笑顔。浜野区長から昨年末の１１度目の防衛成功をねぎらわれた内山は、元ＷＢＡ世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が持つ日本記録の連続防衛１３回更新について「年内か来年早々には（記録を）抜けていればいいかなと思う」と話した。

　また、昨年１０月に米シカゴで亀田興毅（亀田）を破って２度目の防衛に成功し、次戦はレックス・チョー（中国）と中国で戦う可能性がある河野は「３月ぐらい（の開催）で決まると思います」とコメント。昨年末の２度目の防衛成功について区長から「ハラハラした」と言われ、照れ笑いを浮かべた田口は「（次戦は）４月か５月になると思います」と話した。

　ワタナベジムは品川区五反田にあり、同区が行っている自主的防犯勝田王団体に加入。選手がロードワーク時に「防犯たすき」を着用するなど防犯パトロールにも貢献している。