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インフルエンザ患者、東京都内で倍増- ほぼ全ての保健所管内で前週上回る
東京都内のインフルエンザの患者数が倍増したことが、都がまとめた11日から17日までの週の患者報告(速報値)で分かった。島しょを除く全保健所管内で前週を上回った。都は「今後、本格的な流行が予想される」とし、手洗いやマスクの着用、室内の適度な加湿・換気などを促している。【新井哉】
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都内の患者報告数は2週連続で増加。11日から17日までの週の定点医療機関当たりの報告数は、前週に比べて約2.3倍の3.79人を記録した。
保健所管内別の患者報告数は、千代田区が7.0人で最も多く、以下は江東区(6.36人)、練馬区(5.71人)、荒川区(5.57人)、中野区(5.36人)、文京(5.29人)、町田市(5.23人)、世田谷(5.12人)、西多摩(4.64人)、目黒区(4.25人)などの順。年齢別では、9歳以下が全体の半数、30−49歳が約2割を占めた。
インフルエンザの感染拡大に伴い、小学校や保育所などの教育施設で集団発生が相次いでいる。新宿区によると、19日以降、区内の小学校5校で学級閉鎖の措置が取られた。同教育委員会は保護者に対し、子どもの健康管理を行うよう求めている。
東大和市でも市内の小学校の1クラスが20日から学級閉鎖となった。同市は感染の拡大を防止するため、体調が悪い時は無理な登校を控えるよう呼び掛けている。
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