【全豪テニス】錦織、ストレートで元僚友破り3回戦進出
2016年1月20日11時7分 スポーツ報知
◆テニス四大大会第1戦 全豪オープン 錦織圭3─0オースティン・クライチェク(20日、メルボルン・パーク・テニスセンター)
男子シングルスの2回戦で世界ランク7位で第7シードの錦織圭(26)=日清食品=が世界ランク103位のオースティン・クライチェク(25)=米国=と対戦、6─3、7─6、6─3のストレート勝ちで3回戦進出を決めた。
最後のポイントはこの日13本目となるサービスエースだった。第2セットは苦戦した錦織だったが、第3セットに入ると第1セットの調子を取り戻した。第2ゲームでクライチェクのサービスをブレイクすると、その後は危なげない試合で6─3。第3セットはわずか29分でストレート勝ちを決めた。
錦織とクライチェクは、米IMGアカデミーでともに練習した仲。17歳の頃には同じ部屋で寄宿生活を送った経験がある。世界ランクはクライチェクが格下だが、試合前、錦織は「お互いのことを知っているのでトップ10の選手とやるよりも難しい」と警戒していた。
錦織圭「いい試合だった。第2セットは苦戦したが、タイブレイクを取ってから第3セットに入ってプレーのレベルが上がった。今日もサーブが良かった。日本人のファンがたくさん来て応援してくれて嬉しい」