【全豪テニス】錦織、6年連続で3回戦進出「簡単な試合ではなかった」
2016年1月20日11時54分 スポーツ報知
◆テニス4大大会第1戦 全豪オープン ▽男子シングルス2回戦 錦織圭3─0オースティン・クライチェク(20日、メルボルン・パーク・テニスセンター)
男子シングルス2回戦で世界ランク7位の第7シード、錦織圭(26)=日清食品=は世界103位のオースティン・クライチェク(25)=米国=に6―3、7―6、6―3のストレート勝ちで、6年連続の3回戦進出を決めた。
試合開始時は雨のため、屋根が閉じられた状態での試合。錦織は米IMGアカデミー時代からの知り合いでもあるクライチェクに13本のエースを決めるなど、サーブで圧倒。第2セット後半にショットのミスから今大会初のブレイクを許したが、大きく崩れることなく、1時間53分と、18日の1回戦(対コールシュライバー)に続く2時間以内で試合を終わらせる強さを見せた。
試合直後に屋根が開き、快晴の空の下で勝利者インタビューに応じた錦織は「クライチェクとは長い間一緒にいた仲なので簡単な試合ではなかった。ストレートで勝つことが出来て良かった」と笑顔。マイケル・チャン・コーチについて質問を受けると「コートの外ではナイスガイ。コートでは本当にタフなコーチです」と英語で答え、満員のファンから笑いと歓声を浴びた。
3回戦は22か23日にギジェルモ・ガルシアロペス(スペイン)―ダニエル・ブランズ(ドイツ)の勝者と対戦する。