【巨人】白鵬のように強く!由伸監督、大相撲初観戦で感銘

2016年1月20日6時0分  スポーツ報知
  • マス席から大相撲初場所を観戦した高橋監督(左は花道を入場する白鵬)

 Gナインよ、白鵬になれ―。巨人の高橋由伸監督(40)が19日、東京・両国国技館を訪れ、大相撲を初めて観戦した。相撲好きの指揮官は、初場所での横綱の強さに驚嘆。野球につながる点を発見し、大きな収穫を得た。

 巨体がぶつかり合う音は想像以上の迫力だった。西のマス席最前列に座った由伸監督は、食い入るように土俵上の白鵬を見つめた。前頭3枚目・魁聖に勝って10連勝。「圧倒的な存在感というか。メチャクチャ迫力がありますね」。頑丈な下半身、豪快な上手投げに興奮を隠せなかった。

 野球と相撲。共通点はどちらも「一対一」の駆け引きという点だ。「野球は9人で戦いますけど、投手も打者も一人で戦わないといけない。そういう部分では相撲と通ずるものはある。立ち合いや間合いは参考になる」と相撲観戦の勧めを説いた。ナインがマウンド、打席で白鵬のような威圧感を出して相手を圧倒すれば、好結果につながるはずだ。

 支度部屋からは熱いエールが届いた。取組後、由伸監督の観戦を知った白鵬は「(勝てて)良かった。今度は監督に良い試合を見せてもらえれば」とニッコリ。横綱は08年に巨人戦の始球式で112キロを計測。11年には長野、藤村の相撲トレに付き添い、12年には宮崎キャンプも訪問。「これからは『巨人・白鵬・卵焼き』となれば」と話していた。この日、由伸監督との対面はなかったが、V奪回に大きな期待を寄せた。

 由伸監督は09年に腰を手術して以来、下半身強化のために相撲の四股踏みをトレーニングに導入。今回の訪問は、以前から親交がある錦戸親方(元関脇・水戸泉)に誘われて実現した。「生で初めて見て、迫力があるしすごいなと思いました」。横綱野球で日本一を目指す決意を新たにした。(片岡 優帆)

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