いやあ……
大騒ぎですね!!
首相や官房長官がコメントするまでの大騒ぎっぷりを色んな情報番組などで見ているうちに、「これ……なんか………大昔に読んだことある!」となって急に思い出した懐かしいマンガを本日はご紹介させて頂きます。新選組マンガ『風光る』の渡辺多恵子先生が、今からおよそ20年前に連載していた『はじめちゃんが一番!』です!
この作品のエムツープロ、明らかにジャニーズ事務所をモデルとして描かれております。そして「WE」の2人は、光GENJIの光の2人を、「A.A.O.」の5人はGENJIの5人をイメージして作られた、というのは、当時何かの雑誌で読んだ記憶がございます。
そんな現実世界のアイドル要素を取り入れて描かれた『はじめちゃんが一番! 』では、アイドルのドロドロした部分も、存分に楽しむことができます。(もちろん、フィクションですよ!?)
事務所が大人の力を使い、素人同然の実力不足な状態でゴールデンの生放送番組(ミュージックステーション的な番組)にねじ込まれたり――
スポーツ新聞にアレコレ書かれたり――
それに対してファンの熱い応援があったり――
そして極めつけは、国民的人気アイドル「WE」の移籍問題!
おやおや…!?この「今こそ読むべき感」は凄くないですか!?
果たして「WE」は別の事務所に移籍するのか!?「A.A.O.」はどのような成長を遂げるのか!?そして、しっかり者のはじめちゃんの恋の行方は!?
どうせ今起きている騒動の真相なんか絶対に分からないんですから、この『はじめちゃんが一番』で色んな問題が気持ちよく解決していく様子を読んで、代わりにスッキリしようではないですか!
約20年も前の作品なのに、今読んでも純粋に本当に新鮮で楽しい作品なので、タイムリー性は置いといてもおススメです!
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