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福島県 震災の身元不明者ゼロに 被災3県で唯一1月20日 15時30分
東日本大震災で亡くなった人のうち、福島県で唯一、身元が分からないままになっていた遺体が、入れ歯の形状などから当時60歳だったいわき市の男性と確認されました。これで、福島県内では宮城・岩手を含む被災3県で唯一、身元不明者がゼロになりました。
東日本大震災で亡くなった人の中には今も身元が分からない人がいて、宮城と岩手では合わせて75人の身元が分からないままです。福島県内でも震災の3日後にいわき市久之浜町で見つかった1人の遺体が、火災で傷みが激しくDNAも採取していなかったため、身元が確認できない状態が続いていました。
このため福島県警察本部では、遺体が見つかった場所での目撃情報などを基に行方不明者の中から絞り込むとともに、入れ歯の形状を歯科医に確認してもらうなどして身元の特定を進めてきました。その結果、震災からおよそ4年10か月がたって、この遺体がいわき市久之浜町で暮らしていた当時60歳の男性と確認されたということです。
これで、福島県内では震災で亡くなったすべての人の身元が判明したことになり、被災3県では唯一、身元不明者がゼロとなりました。
このため福島県警察本部では、遺体が見つかった場所での目撃情報などを基に行方不明者の中から絞り込むとともに、入れ歯の形状を歯科医に確認してもらうなどして身元の特定を進めてきました。その結果、震災からおよそ4年10か月がたって、この遺体がいわき市久之浜町で暮らしていた当時60歳の男性と確認されたということです。
これで、福島県内では震災で亡くなったすべての人の身元が判明したことになり、被災3県では唯一、身元不明者がゼロとなりました。