「社員は全員が遠隔で働いています」香川県で新しい働き方を唱える牛尾さんにインタビュー
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こんにちは! ヨス(@yossense)です。
今回は株式会社テリムクリを経営している牛尾 隆さんにインタビューしてきました。この会社、香川県という場所にありがなら働き方がすっごく先端を行っているんですよ。
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株式会社 テリムクリの牛尾 隆さんについて
今回インタビューさせていただいた牛尾 隆さんは株式会社テリムクリという会社を経営しています。
こちらが牛尾さん。
牛尾さんですが、実はわたしの高校のときの同級生で、しかも同じサッカー部の仲間でした。
たまたま同じWEB関連の仕事をしていて、前々からちょくちょく連絡を取っていたんですね。
その牛尾さんの経営する株式会社テリムクリはWEBサイト制作会社です。
具体的には……
- ホームページ制作
- Web広告・集客支援
- サイト更新ツール(CMS)の導入
- ホームページ運用・改善提案
- サーバ管理
- セキュリティ対策
- 空撮コンテンツ
こんな業務内容をしています。……ん? 空撮とかやっているんですね! すごっ。
全スタッフが「遠隔勤務」!?
牛尾さんの会社はWEB制作のレベルもめちゃくちゃ高いのですが、わたしが今回どうしても取材をしたかったのはソコじゃないんです。
牛尾さんの「働くこと」に関する考え方と、実際に運営している会社の運営方法に惚れたからです。
実は従業員が5名いるのですが、全員が遠隔で勤務しているんですよ!!
香川県の会社でこんなことをしているところなんて、わたし聞いたことがありません。日本でもまだまだ激レアですよね。
従業員の方の中には大阪在住の方もいらっしゃるそうです。……というかこのインタビューをした日にスペインに旅行に行っているスタッフの方もいました(笑)。
こんなの聞くとテンション上がってきませんか?! 素直にうらやましくないですか?
21世紀だが「働き方」だけ時間が止まっている
1年ほど前までIT企業でキャリアを積んできた牛尾さんですが、独立し、自分で会社を立ち上げました。
ヨス: どんな想いがあって独立したんですか?
牛尾: 長年、IT企業で働いてきて、なんかしっくりこない感がずっとあったんです。
現在ではクラウドとかスマホとかいろんなツールが進歩しているのに、働き方だけ時間が止まったままだなと。
おっと! いいですね。いきなり共感する単語が出てきました。わたしもまさにそれを思っています。
ヨス: インターネットがあるのに同じ場所に集まって働かなくてもいいんじゃないか?と思うようになったんでしょうか?
牛尾: そうですね。 今の時代、場所や時間に縛られて働くのってバカバカしいなと思うんですよ。
特にWEB関係の業種は。はっきり言って、家でも海外でもカフェでもどこでもできますよね。PCやスマホがあればできますから。
ヨス: すっごく共感ですね。でもどこででも仕事できるんですが、私は割と家にこもってるんですけどね(笑)。
牛尾: 完全に1人でやっているとそうなるのかも(笑)。
僕の場合は職種的に取引先での商談や打ち合わせが多いので、自宅だけじゃなくカフェで仕事をすることも多いですねー。
あと、スタッフに旅行好きもいますが、どこに行っててもネットさえつながれば仕事には全くさしつかえないんですよね。本当にいい時代になったもんです。
家で働くことにはメリットがある
家で働くことに関しては「オンオフの切り替えができない」とか問題点もあると思いますが、そのことについて聞いてみます。
ヨス: 家と会社で仕事をする違いでは、何が大きいですか?
牛尾: まず自分が好きな環境で仕事をするのって単純に集中できますよね。
集中できるってことは、生産性が高くなるってこと。逆に言うと、集中できない場所に通勤する時間と交通費を払ってまで移動して、パフォーマンスも落とすって……合理的じゃないですよね。
これはもう、まさに100%同意です。牛尾さんとの話に出てきた「場所に縛られない働き方のメリット」をまとめると……
- 好きな環境なので集中できパフォーマンスが高くなる
- 社内政治に巻き込まれない
- ムダな会議に出席しなくてもいい
- 移動時間が必要ない
- 家族・子どもと触れあう時間が多くなる
- 女性社員も化粧に時間をとられなくていい
自宅で働くことでこんなメリットがありますね。特に子どもとふれあう時間というのはわたしもすっごく重視しています。
牛尾: 仕事やプライベートの垣根なく日常生活の充実が良いアウトプットを生むんです。
コンピュータの前に座っているだけではクリエイティブな仕事は出来ないんですよ。
自宅勤務で気をつけていること
ヨス: 家で仕事をするときに気をつけていることって何でしょうか? たとえば着替えとか?
牛尾: はい。仕事とプライベートの垣根は要らないと思うんですが、切り替えはあった方がいいと思うので僕は仕事部屋に入るときには着替えています。
着替えて1分もかからないうちに仕事場に入れるのは、未だに幸せだなあと思いますね。忙しいときなんかは特に。
ひぇー……わたしの場合は、子どもの学校が休みのときは着替えなかったりします(笑)。これはあんまりよくないですねー。
ヨス: 残業に関してはどうでしょうか? やっぱりこういうクリエイティブ系の仕事って1日8時間という枠では収まらなかったりしますよね?
社員の方の業務時間はどうなんでしょう?
牛尾: そうなんです。それは業種の特性上しかたがないんですよね。そもそもWEB制作って「業務時間」という枠が作りにくいんです。
たとえば、WEBサイトのデザインを考えるにしても、トイレでいいアイデアが浮かぶこともあるし、ショッピングに行った時に浮かぶこともある。業務時間をひとくくりにできない業種かなと。
それでも会社勤務での「拘束される残業」とはかなり違うと思います。部屋を一歩出れば子どもと会えるし、もし仮に12時間勤務をするにしてもこの差は大きいです。
ヨス: そのとおりですね。だからクリエイティブな業種は残業代がつきにくく、サービス残業になりがちですよね。
だからこそ給与に反映されているべきなんですが、こんな時代だからそこまでたくさんもらえるわけでもないし。
牛尾: そうです。でもうちの社員たちはみんないい仕事をしてくれているので業績も好調なんです。ありがたいことに。
なのでその分、給料も同じ規模の他企業さんと比べると多いと思っています。だって交通費も支給しなくてもいいですし、ムダを極限まで削減できている分それを給料に還元もできていますし。いいことばかりですよ。
でも遠隔とは言っても社員扱いなので、しっかりと社会保険とかも完備しています。遠隔勤務でも一般的な会社の正社員と変わらず安心でかつ、時間や場所に縛られず自由に働ける環境を作っています。
ヨス: それは素晴らしいですね。給与もそうですが、話を聞いていて思ったのですが「能動的な働き方」ができていますよね。
場所的な束縛だけでなく「時間的な束縛」からも開放されているという。
牛尾: そうですね。たとえば仕事の途中でぬけて家族といっしょにご飯も一緒に食べられるし、気分転換に散歩に行ったり子どものお迎えに行ったりもできる。
自分で仕事をする時間も含め、能動的に生活できるんです。夕方は食事の用意や子どもの世話が大変なので、その時間は仕事から離れる。子どもが寝てから仕事に戻る……のようなフレキシブルな働き方はふつうに働いていては味わえないことです。
ヨス:「家庭の時間」「仕事の時間」が切り離されているのではなく、生活の中の一部に仕事がある……という感覚ですよね。
牛尾: ですね。
仕事やプライベートの垣根なく、「日常生活の充実」が良いアウトプットを生むんです。
僕はこういう働き方を社内でやってきて、プライベートが充実しているとクオリティの高いものを生み出せると強く実感していますね。
コミュニケーションはしっかりと!
社員同士が顔を合わせないで働ける「遠隔勤務」って形ですが、コミュニケーションでの問題ってありそうですね。
ヨス: 遠隔で共同作業をするときに気をつけていることってありますか?
牛尾: もちろんあります。週に1回はオンラインでのミーティングを欠かしません。
それと2週間に1度は会議室を借りて実際に集まって話し合いをします。オンラインの時代ですが、対面でのコミュニケーションは絶対に欠かせないですね。人間同士ですから。
おお! やはりコミュニケーションは積極的にとるようにしているそうです。定期的な会議のほかにも細かい調整に関してはよくSkypeで話をしているみたいです。
ヨス: ほかに遠隔で共同作業をするコツってなんでしょうか?
牛尾: まず、オンラインでできるWEBサービスをフル活用することですね。
Kintone(キントーン)は特に便利で、これがないとやりとりが大変です。
牛尾さんが言っている「Kintone」というのは「サイボウズ」のやっているWEBサービスだそうですね。知りませんでしたが、クライアントごとのタスク管理とか、聞いているとかなり便利そうです。
ほかにもこういうサービスを使っていると言っていました。
- Freee
- Dropbox
- Googleドライブ
- Googleカレンダー
- Evernote(個人で)
いやー、私と完全に一致しています(笑)。特にfreeeは、これがないとフリーランスは無理ですね。
牛尾さんは香川県でのフットサル活動においてもパイオニア
こんな前衛的な「働き方」を取り入れている牛尾さんですが、実はもう1つ香川県ではパイオニア的なものがあります。
それがフットサルです。
実は2000年ごろ、香川県で誰もフットサルをやっていなかったころにフットサルチームを県内で初めて作りました(友人と2人で)。それが「プラセール」というチームです。
今では県リーグのチームで昇格し、四国リーグにも出場しています。元・カマタマーレ讃岐(香川県のプロサッカーチーム)の選手もいる強いチームに育っています。
あ……下の写真は今月(2016年1月)の頭にやった高校サッカー部のOB選での写真です。
まだ誰も香川でフットサルをやっていなかった時代に、パイオニアとしてフットサルを先導していった構図と、現在の牛尾さんが「新しい働き方」を先導している構図がダブって見えますね。
牛尾さんの唱える「新しい働き方」は間違いなく広がっていくと確信しています。
牛尾さんの今後の展望
ヨス: 今後の展望についてお聞かせください。
牛尾: 独立した理由が「現代の働き方についての疑問」が根底にあったと言いましたが、こういう「場所」や「時間」にしばられない環境で仕事をできる仲間を増やしていきたいですね。
実は事業を急速に拡大することよりもこちらを強く思っています。
ヨス: 私もそういう働き方をしている者の1人として同じ想いです!
牛尾: ありがとうございます。
それと何度も言っている気がしますが、テクノロジーの発達で働き方はもっと選択肢があってよいはずなんです。とにかく思考停止せず、多様性を受け入れいろんなことにチャレンジしていきたいです。
そして、そんな文化を香川から全国に根付かせていけたらなぁというのが夢です!
さて、香川県で前衛的な働き方をしている牛尾 隆さんにインタビューしましたが、共感する内容ばかりでした。心から応援していますし、私が手伝えることがあればガンガンしたいです。
ちなみに今回のインタビューは実際には100%讃岐弁でフレンドリーに話しています(笑)。名前も「ギュウ」って呼んでいますし。
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