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バス事故 会社「技量確認はドライバー任せ」1月19日 20時31分
長野県軽井沢町で事故を起こした大型バスの運転手が受けた研修について、バス会社の幹部が報道陣の取材に対し、「会社として決まったルールやチェック項目はなく、技量の確認は同乗のドライバー任せだった」と話しました。
今回事故を起こした東京・羽村市のバス会社「イーエスピー」の土屋廣運転手(65)は、先月採用され、2回の研修を経て、大型バスの運行業務に就きましたが、採用時に「大型バスの運転は不慣れ」と伝えていたことが分かっています。
土屋運転手が受けた研修について、会社の山本崇人営業部長が取材に対し、「研修は、同僚が運転する近郊のスキーツアーに同行し、現地に到着後、客を乗せずに周辺の山道などを走らせていた」と説明したうえで、「会社として決まった研修ルールやチェック項目はなく、技量の確認は同乗のドライバー任せだった」と明らかにしました。
一方、山本部長は、今回のツアー会社のほか、これまでに3~4社から国の基準を下回る安い価格で運行を受注していたことを明らかにしたうえで、理由について「ツアー会社のほうが立場が強い」と説明しました。
土屋運転手が受けた研修について、会社の山本崇人営業部長が取材に対し、「研修は、同僚が運転する近郊のスキーツアーに同行し、現地に到着後、客を乗せずに周辺の山道などを走らせていた」と説明したうえで、「会社として決まった研修ルールやチェック項目はなく、技量の確認は同乗のドライバー任せだった」と明らかにしました。
一方、山本部長は、今回のツアー会社のほか、これまでに3~4社から国の基準を下回る安い価格で運行を受注していたことを明らかにしたうえで、理由について「ツアー会社のほうが立場が強い」と説明しました。