おはよう
大阪は晴れ、小雪が積もった。寒い。
センター入試に情報の信頼性がない朝日新聞の記事は使うな
昨日、センター入試の日本史Bをやった。知識の有無の判定なので、時間内にできたと思う。採点すると58点だった。意外とよくできた。そこに、またもや社会的によくない問題をみつけた。
ますあの慰安婦虚偽報道を10-20年続け、記事の信頼性が損なわれた朝日新聞の記事を、国家の大事な試験に使うのはどうかと思う。試験は、できるだけ正誤のはっきりしたものを取り扱うべきである。朝日新聞は試験問題に使ってはいけない。
日本史B 題6問 問6の設問Cより
「わたしは、いなかから状況して紡績会社で働いています。~~給料が安くて入場券が買えず~~ 川の水はどろどろで~~(『朝日新聞』1964年10月22日)」
朝日新聞の子供雑誌に、朝日新聞は試験によく出ると宣伝する。が、こんなありきたりの文章を読ませて、受験に備える必要はない。そんな金を使うなら、もっと歴史書を用意するなどしてあげるべきである。そもそもこれもやらせ文(虚偽報道)なのか、どうか検証した上で使っているのだろうか。
大正時代の中心は、プロレタリアートでないのに、また登場。これこそ試験問題の偏向である。
第6問 問2
「下線部bに関連して、関東大震災後の都市文化に関する次の図甲・乙に関して述べた下の分X・Yについて、その正誤の組合せとて正しいものを、下の1-4のうちから選べ。
甲--- 浅草紅団の雑誌の表紙の絵
乙--- バアナアドショー作 悪魔の弟子 築地小劇場 のポスター
X 甲の著者は、プロレタリア文学運動の代表的な作家の一人である。
Y 乙は、進撃の劇団による公園ポスターである。」
プロレタリアート関連の出題頻度をあげることで、そんな本を受験生に読ませる意図がみえみえ。明らかに洗脳教育だ。
現代の左翼知事 美濃部亮吉はあの東京都の財政を破綻させ、都を財政再建団体に転落させた人物である。そんなマルクス経済学者だった彼の功績を印象づける問題もある。政治に疎い学生に、左翼はいいことをしていると思わせたい意図がありありとみえる。
第6問 問8
下線部hに関連して述べた次の分XYと、それに該当する下の地図上の位置a〜dの組合せとして正しいものを、下の1~4のうちから一つ選べ
X 石油化学コンビナートによる大気汚染を原因とする公害病が発生した。
Y 革新勢力の支持を受けて当選した美濃部亮吉知事が、公害規制や福祉政策に取り組んだ。
こういう浪費がひどい赤字を作る政治家の政策をあえて取り上げると、学生はそんな政策の可否が判断できない。結果、社会観が歪む。これが、財政がないのに過度に社会福祉などを要求するおばかな社会人の形成につながる。是正しなくてはならない。
今回、朝日新聞の過去を暴いた点で、興味深いのは、第6問 問3Bである。
オリンピックの説明がたくさんあり、そこに
「今や支那自弁の推移は、長期戦の備えを一層家宅するがために物心両面に渡り、ますます国家の総力をあげて、事変の目的達成に一路邁進するを要する情勢にある」(東京朝日新聞1938年7月16日)」
と引用される。朝日新聞が戦前は、戦意発揚を率先した過去を、受験生に強く記憶させるものとなっている。
受験生は未来への責任を担う。健全で健康な社会観をもたせるべきである。もはや衰退して絶滅間近で、犯罪性向や反社会性の強い共産やプロレタリアートや、革新勢力の試験問題は減らすべきである。そんな役に立たない左翼運動の知識を学ぶ量は減らしたい。そういう問題の比重が多すぎるのは、健全な近現代史のバランスを欠くことになる。教育の集大成である国家的な試験では、そんな偏りがあってはならない。日本の学生はそんな社会の裏側ばかりを多く教え、その知識を問うのでは、日本を支える基盤、日本の大道、日本の表側に何があるか理解できなくなる。さらには未来まで歪んでしまう。
日教組の偏向性が、問題作成者にまで浸透している。教育を革新勢力から取り戻さなくてはいけない。
哲学の話-- 一年に1回大学の試験問題を解くだけでも、頭は慣れる。
本日の被害
体がだるい。音声送信はある。電波が私に届く。睡眠中に、何か語りかけられる。
以上