小栗旬が6月24日(木)、東京・豊島区のみらい館大明で行われた初監督作映画『シュアリー・サムデイ』の完成報告会見に、主演の小出恵介に勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛、そしてヒロインの小西真奈美と共に出席。監督としてのマニフェストを「俳優のユニオンを作る」と明かした。10代からの夢と9年間の構想を実現させた初メガホンの感想を「撮影中は毎日不安でした。現場で頭が真っ白になって動けなくなったりもした。だから毎日『明日、雨降らないかな…?』と思っていましたね。1日ぐらいゆっくり考えたいと」と苦笑いで語りつつも「いまは、みんなの一番いい顔を撮った! という自信がある。満足のいく映画になった」と充実感いっぱいの表情。この日が参院選の公示日であることと本作のタイトルの直訳が「いつか、きっと」であることにひっかけ、“いつか、きっ党”として今後目指したいマニュフェストについて、小栗監督は「僕の“いつか、きっと”は俳優のユニオンを作ることです。俳優陣が自分の意見を持って、自分で責任を持って活動していくという環境ができればいいと思っています」と構想を発表した。一方、小出さんは「女子高生たちがハイスクール水着になるシーンがあって、小栗監督は『俺がカメラ回す』とはりきっていた。カメラを担いだのはそこのシーンだけだった」と小栗監督の男子高生ばりの発奮ぶりを暴露し、取材陣の笑いを誘うひと幕も。小出さんは、自身のマニフェストを「小栗くんの代表作を監督すること」と宣言。小栗監督は「絶対やるよ」と快諾していた。映画『シュアリー・サムデイ』は7月17日(土)より全国にて公開。