もしかして私ってメンヘラ!?メンヘラな人の15の特徴と治すための8つのアイデア
メンヘラってなに?2ちゃんねるのメンタルヘルス板をみている人から生まれたこの言葉。自傷行為、死にたい、束縛が激しい、などメンヘラたちが抱える心の病について理解しよう。メンヘラの15の特徴とメンヘラとの上手な付き合い方、メンヘラの治し方について紹介します。
メンヘラってどういう意味?
メンヘラーとはメンタルヘルスを略したメンヘルに、英語で「~する人」といった意味にする接尾辞“-er”をつけたものである。ただし、この語句に関しては、メンヘラと語尾を延ばさずに用いるのが一般的となっている。ちなみにメンタルヘルスとは「心の健康」という意味(心の健康管理ならメンタルヘルス・マネジメント)だが、メンヘルと略した場合、主にうつ病や精神病、神経症、心身症といった心の病をさす。つまり、メンヘラとはそういった心の病を患っている人を意味する。
出典: zokugo-dict.com
もともとは匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」の、心の健康についてやりとりをするメンタルヘルス板をよく訪問する人々に対する呼び名として使われていたそうです。最近では、ネットや雑誌などで「メンヘラ女子やメンヘラな人」という言葉を耳にすることが増えています。意味合いとしては、「恋人に執着心や依存心を持つ人」で、異常な自己中心性を発揮する人を意味します。
メンヘルの関連語ヤンデレって?
病み+デレが語源の「ヤンデレ」という言葉があります。メンヘラとヤンデレはよく似ているので、混同して使われる言葉です。「恋愛において相手を病的に愛する人」という意味で、「ツンデレ」ほど一般的ではないですが、ネットではよく知られている概念です。「自分中心のメンヘラ」「相手中心のヤンデレ」と区別されることもあったりと、その境界は曖昧となっています。
メンヘラ人の15の特徴
メンヘラと言われる人の特徴や傾向を紹介します。下記内容が当てはまる数が多いほど、メンへラの可能性が高いと考えられます。
1、過去のトラウマを話したがる
仕事で忙しくて毎日体調が悪い、彼氏に酷いふられ方をした、親がひどいことをしてくるなど、自分の不幸話やトラウマについて話すことが好きなのもメンヘラの特徴です。こういった話をするのは、なかなか勇気が必要です。信頼関係が築けた上で相手に「知っておいて欲しい」という気持ちから過去のトラウマなどを告白するのが当然ですが、メンヘラの方は、信頼関係など関係なく、出会って間もない相手にでも過去のトラウマを告白することがよくあると言われています。自分語りが好きなメンヘの人は、一番の理由は同情されたい、優しくされたいという感情があると考えられています。メンヘラと呼ばれる人のほとんどは、自分を理解してほしいという思いが強いのです。実は、周りなかなか理解されていなくて寂しい思いをしているのかもしれません。そのため同情され、自分を理解してもらえるというのが物凄く嬉しいのです。同情されるような話をすると、ほとんどの人が優しくしてくれるため、過去のトラウマを話したがるのです。「精神的に弱い自分」と「守ってくれる相手」という関係を意識的にか無意識的に探しているのです。
2、自分の意見を言わない
メンヘラの人は、常に人に合わせて同調することが多く、全くといっていいほど自分の意見をいわない場合が多いです。本人は単純に「私はわがままを言わなくて協調性がある」という感覚でいる場合がありますが、自分の意見を言わず全て相手を頼って、任せるのではなく無責任なのです。実は、頼っているというよりは、何も言わなくても、自分の意見を読み取ってほしいという思いが強いといえます。例えば、LINEのスタンプだけ送ってきて、よいも悪いも言わない場合は要注意です。自分の考えを汲み取ってほしいというメンヘラさんの思いが見え隠れしているかもしれません。
3、不平、不満をぶつけるだけ
「メールの返信が遅い」「態度にイライラする」「もっと会いたい」など相手へ不満に思うことを一方的につたえるだけで、どうしたいかを伝えないのが、メンヘラの特徴です。全ての物事を自身の都合の良い様に変換し、解釈するのですが、ポジティブでないので自分の気持ちのみ相手に押し付けてしまうのです。「悲劇のヒロイン症候群」とも言われています。そのため、メールの返信を早くしたり、できるだけ優しく接しても満足することがないので非常に対応が難しいと言われています。この根底にあるのは不平・不満を言ってしまうのは、相手を信頼できないていないことがあります。「信頼」がないので何をゆっても解決できないのです。それは、もしかすると過去のトラウマが原因の場合もあるので、非常に寄り添うことが難しいのです。
4、気持ちの浮き沈みが激しい
今までニコニコしていたのに突然不機嫌になったり泣き出したりと、感情の起伏が激しいのもメンヘラの特徴です。周りからするとなぜ機嫌が悪ったのかがわからず、気づいたら機嫌が直っていたり、テンションが高くなったりと自分の感情をなかなかコントロールできなくなり、浮き沈みが激しくなることで、ひどい場合には最終的に周りや自分を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
5、自分の否を認めない
自分では悪いことだと理解していても、どうしても自分の「否」を受け入れられないのです。自分のことを理解して欲しい、受け入れて欲しいという気持ちのあまり否定されたことを素直に受け入れられない傾向があります。そして、自分の意見を言わなかったり、不満をいうのは、他人任せにして、自分は決して悪くないと思いたいと否を認めなくなります。どちらかというと、自分を追い詰めている状況を作った周りが悪いという考えをすることで、事故防衛を図ったりもします。
6、異常なほど愛情を求める
自分がこの人だと信頼したい人を決めた相手に対して愛情を注いでもらいたいという思いが非常に強く、特には手段を問わないのが特徴です。誰かに愛情を向けてもらいたい、そんな自分が愛おしいと思い、気を惹くために「かまってちゃん」行為を繰り返すようになります。また、だんだんと自分の存在を忘れられたくないという思いから、「いつ、どこで、だれと、なにをしているのか」を干渉するようになります。つまり束縛をするようになり、愛されているという認識を求めるのです。ひどい場合は、「愛してくれないなら死んでやる」などということを発するようにもなりかねないのです。
7、SNSでのマイナス発言が目立つ
TwitterやFacebookなどSNSで、かまって欲しいがために意味深な発言やポエム風の投稿をすることがあります。普通は、自分の弱い部分を見せて心配かけたくないという思いが働きSNSへ投稿することは恥ずかしいと思うでしょう。しかし、メンヘラの人は、「私は繊細だから助けてほしい」というアピールをするのです。このように心の弱さを露呈させることで、喜びを得たり、誰かと繋がっているという確信が欲しいのです。普段は明るくい子であってもSNS上に「辛い。だれも気持ちをわかってくれない」というような心が疲れてしまっているという状況を投稿をして、誰かからのレスポンスを待っているのです。SNSは多くの人がみることができる公共の場なので、心の弱さをアピールする投稿は少し注意が必要です。
8、返信が遅れると逆上する
メンヘラの人が嫌うこととして、自分がだれからも相手にされないと感じることです。最近では、いつでもどこでもだれかとつながることが携帯やSNSで可能になってきました。しかし特に、LINEについては注意が必要といえます。LINEは送った相手が、見たか見てないかが把握できる「既読」がついているのにもかかわらず、返信がないということで、「裏切られた」と思い、逆上することもあります。なぜ返信が遅いのか。と問い詰めたりもするでしょう。また、返信がくるまで、電話や大量のメッセージを送り続けたりします。相手の都合など考えられず、自分の都合で全てを考えるため、見ているのに返信がないことに対して、ストーカーのように状況を聞くようなこともあります。
9、自傷行為及び「死にたい」と言う
メンヘラの人は、別名「かまってちゃん」とも言われることから、放置されたり、無視されることを嫌います。だれからも気にとめてもらえていないと感じたら、相手の注意を引く為にリストカットや根性焼きなどの自傷行為や、「死にたい」などの言葉を良く口にするようになります。しかし、本当に死にたいだけでなく、これらの自傷行為は死にたいからする行動ではなく、実はその逆で、生きたいから生きている感覚が欲しいからという理由の方が多いのです。心理学的にも、精神医学的にも、特にメンヘラ系の自傷行為は、死に直結しないといわれいます。メンヘラの人は確かに心を病んでいる為に、うつ気質であるのですが、精神状態が複雑化することで自傷行為をしてしまうのです。
10、髪(特に前髪)を自分で切る
自分で前髪を切ったり、パッツンにする女性に多いといわれています。これは、新しい自分になりたい、今の自分とは違うようになりたいなどの願望からこのような行為を行います。女性はメンヘラの可能性があります。また、黒髪は高確率でメンヘラなことが多いともいわれており、ゴスロリファッションなどをして自分を違うように見せようとすることがあります。
11、携帯電話にキズが多い
メンヘラの人はだれかと繋がっていたいという願望から、携帯を非常によく使います。特にSNSをみている時間が長いのもメンヘラの特徴といえます。そして連絡が取れない、連絡が帰ってこないとそのイライラを携帯にぶつけます。そうすると携帯を投げたりするので、自然と傷だらけの携帯になってしまうのです。
12、性行為が好き
これは単純に性欲が強いということではなく、性的欲求よりも相手に愛されていると言う実感が欲しい、好きなため、愛されている実感ができる性行為を好む傾向があります。寂しさや孤独感を消すために安心感を求め、優しくしてくれる男性などにすぐ行為を許してしまうこともあるといわれています。
13、すぐに泣く
かまってほしい。寂しいという思いから、すぐに涙をみせることがあります。泣くと心配してくれると思っているのです。「精神的に弱い自分」をアピールするために涙をつかうことがあります。
14、ゴスロリなど目立ったファッション
もちろんゴスロリ風がメンヘラだということではないですが、他のファッションをしている人よりもかなり多いといわれています。ゴスロリは、他のファションと比較してもかなり目立つ服装なので、誰かに愛されたいと感じているメンヘラは、注目を浴びることで、心を満たそうとすることからゴスロリが多いといわれています。また、独自路線をいく傾向が多いので、このよな格好をする傾向があります。
15、ドタキャンが多い
気持ちの変化が激しいため、数日前までは気分がのっていたため返事をしたが、急に気分が乗らなくなってドタキャンをすることがあります。自分の気持ちが乗らないので、なんの悪気もなく断るのも特徴です。
Twitterからみる<メンヘラあるある>
ネットから生まれたネットスラングのメンヘラ。Twitter上に挙げられたメンヘラあるあるをみても、寂しがりやであったり、自分を傷つけることでだれかと繋がっていることを認識したりと少し複雑な性格なことがわかります。
メンヘラは増えているらしい。
そういえば、メンヘラという言葉をよく聞くようになったと感じるかもしれません。それは、昔と比べても現代社会が複雑化し、メンヘラを作りやすくなっているのが原因とも考えられています。
スマートフォンの普及で、誰かと簡単につながることができるようになりました。しかし、それが逆に誰かと繋がっていないと不安になったり、孤独感を感じやすくなってしまう人を作り出してしまいました。返信がないからからと無視されたと感じ、心が不安定な状態を作り出してしまいます。またこれが発展してしまうと、いじめ問題となり、これはかなり深刻化しています。いじめを受けてしまった子は、心を閉ざしてしまい誰も信用できなくなるため、メンヘラになってしまうこともあります。
核家族が進む現代では、子どもが一人家でご飯を食べたりと、一人の時間を過ごすことが多くなっています。また近所付き合いも昔に比べると少ないため、誰かに愛されているという愛情を感じることが少なくなってしまったため、メンヘラへとなってしまうことも考えられています。
なぜ、メンヘラは女性に多い。
一般的にメンヘラという言葉は女性に使われることが多いです。主に、2つの理由から女性に多いと言われています。1つ目の理由は、ホルモンバランスが女性のほうが不安定だからと言われています。女性は、28日周期でホルモンが変動するため体調の変化が男性に比べると起きやすいく、脳内でも同じことが繰り広げられ、周期ごとに、悩みやすくなったり、不安定になったりと波が起きてしまうのです。それが、精神の安定を妨げてしまい、メンヘラと呼ばれるような行動をとってしまうのです。
2つ目の理由は、脳の構造の違いが大きいと言われています。右脳と左脳が男性より綿密に連携するのが女性の脳の特徴と言われています。このことからも、男性よりも自分や相手の感情の変化などに非常に女性の方が敏感なのです。女性の脳は、メンヘラになりやすい傾向を持っていると考えれます。一方男性の場合は、脳の構造的には比較的、お気楽で不安、苦悩をできるだけ忘れやすいように出来ています。このことから女性の方がメンヘラが多く、メンヘラになりやすいといえるでしょう。
メンヘラは病気なの?
メンヘラとは、2ちゃんねるの「メンタルヘルス板」にいるような人だから「心の病を抱えている人」いう意味から作らえたということからもわかるように、メンヘラは精神疾患を持っている人とも考えらえるのです。ネットでは気軽に多くの人が使用しているこの言葉ですが、単に人の性格や傾向を示す言葉ではないこもと場合にはあります。メンヘラは精神的な病とされており、うつ病やパーソナリティー障害、統合失調症、神経症、人格障害などの病気との関連がある可能性もあるといわれています。重度のメンヘラの場合、実は病気だった、ということもありますので一度病院で診てもらったほうがいいでしょう。
うつ病って?
眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。
出典: www.mhlw.go.jp
実際は、メンヘラの症状はうつ病に似ているけどうつ病ではないといわれています。しかし、日本人の100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果からもメンヘラではなくうつ病だったという場合も考えられます。
パーソナリティー障害って?
パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う反応や行動をすることで本人が苦しんでいたり、周りが困っているケースに診断される精神疾患です。認知(ものの捉え方や考え方)や感情、衝動コントロール、対人関係といった広い範囲のパーソナリティ機能の偏りから障害(問題)が生じるものです。注意したいのは、「性格が悪いこと」を意味するものではないということです。
パーソナリティ障害には、他の精神疾患を引き起こす性質があります。パーソナリティ障害と合併したほかの精神疾患が前面に出ることが多いので、パーソナリティ障害は背後から悪影響を及ぼす黒幕のような病気だということができます。
出典: www.mhlw.go.jp
パーソナリティ障害の中でも、境界性パーソナリティ障害がメンヘラとの関連があるといわれています。気分の波が激しく感情が極めて不安定で、良い・悪いなどを両極端に判定したり、強いイライラ感が抑えきれなくなったりする症状をもつ人これに分類されることがあります。
統合失調症
統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
出典: www.mhlw.go.jp
妄想や幻聴などの症状が現れてしまう病気といわれており、誰かに見張られていたり、皆が悪口を言っているように感じるようになり、妄想と幻覚、幻聴に悩まされることがありますそう思う理由もないまま思い込みだけで考えてしまいます。現在、およそ100人に1人が統合失調症に罹患されているといわれているそうです。
メンヘラを病気と考えた場合、4つのタイプに分ける事が出来るといわれています。
1つ目は、「妄想タイプ」。とにかく自分の殻にこもってしまい自分の意見を言わないが、しっかりと自分の考えを持ち妄想してしまうタイプのことをいいます。多少、他者との交流がありますが、交流をすることで、妄想がおさまるということはありません。
2つ目は、「孤独タイプ」。他者との交流がなく、孤独を感じているタイプといえます。以前は他者との交流もあったが、なにかをきっかけに孤独を感じ、交流を辞めてしまったという場合も多く、被害妄想が強いのも特徴です。
3つ目は、「否定タイプ」。自分の否を認めることが難しく、他人をも否定する傾向があります。信じれるものがなく、自虐行為などを起こしてしまうこととがあります。
4つ目は、「ヒステリータイプ」。自分は不幸だと思い込みが激しくなってしまい、なにをしても満たされない状況に陥ってしまい、ヒステリックな行動や言動がみられるタイプです。
メンヘラと上手に付き合う方法は?
メンヘラはひとつの性格なので、治すというのはなかなか難しいといわれています。明日から性格を治せ、変えろといわれてもなかなか治せないのと同様です。しかし家族や恋人、友人など周りの協力で症状を軽くするのはそんなに難しいことではありません。周りにメンヘラの人がいて悩んでいる場合は是非心の負担を取り除くべく、治療へ協力してあげてください。
聞き上手になる
メンヘラの人と上手く付き合うために、まず大事なのは、聞き上手になることがポイントといえます。いくらでもメンヘラの人の話を聞いてあげることで、構って欲しいという欲求がある程度達成されるので、今まで感じていた孤独感から安心感を得られるようになります。するとだんだんと不平不満を言わなくなり、信頼できると感じると束縛もだんだんとなくなっているでしょう。しかし、これにはかなり根気が必要です。メンヘラの人の全てを受け止めれあげられるくらいの心の広さと精神力が必要になってきます。可能な限り、話すことをじっくりと聞いてあげましょう。
動じない
メンヘラの人はキレ易く怒ってしまうとものを投げたりと危険な行動を起こすことがあります。その時に、動じず対応してあげるようにしましょう。相手がイライラしていることがわかれば、一緒になってイライラせずに、危ないものをなげないように、隠したり避けるなど、どんな時でも冷静になることがポイントです。また、「死にたい」「リストカット」したなどの言葉を言って気をひこうとすることもあります。そんな時も、「死なないで」と一緒になってヒステリックにならずに、親のような暖かい心で、メンヘラの人の心を癒す工夫をすることを心がけてください。
できるだけ一緒にいてあげる
かまってほしいけどかまってくれない。そこからだんだんと派生する自虐行為やイライラを他人にぶつけたり、束縛したりなどの行動がみられるようになりますが、ひとまずできる限り一緒にいてあげる時間を作ってあげてください。一緒にいてあげることで、不安や寂しさを和らげることができ、気持ちが満たされていくのです。特に付き合っている彼女がメンヘラの場合は、だまって抱きしめてもらえる時間、否定されずに話を聞いてもらえる時間、自分を愛してくれる人がそばにいることを実感できる時間と言ったものを必要としているので、時間を共有するようにしてあげてください。
メンヘラを治す方法は?
自分はメンヘラかもしれない。自覚すると、少しのことでイライラしたり、不安になったり、無意味に周りを傷つけてしまったりする自分が嫌でさらに追い込んでしまう場合もあります。できるならメンヘラを治したいと思っている人へ適切な方法を紹介します。
規則正しい生活を送る
まずは、運動、食事、睡眠をちゃんととることが非常に重要です。規則正しい生活を送ることは、精神の安定にもつながります。規則正しい生活が送れていないと、ストレスもたまりやすくなり、マイナス思考へとなってしまうことがあります。精神が安定していないと、やはり孤独感、不安感が高まり、幸福感や満足感を得られにくくなるので、まずは、3食しっかり食べ、適度な運動をすることで汗をかき、7時間程度のしっかりとした睡眠をとるように心がけましょう。
自分自身に向き合う
心の弱さをわかってほしいと思っているにもかかわらず、自分の本当の心をごまかしている場合があります。まずは、自分の心に素直になり、自分自身としっかり向き合う時間を付き合いましょう。変なプライドや見栄を捨ててしまい、自分の心が本当は何を求めているのかを知りましょう。心を落ち着かせ、自分の気持ちをノートなどに書くことで、今まで感じていた自分の心の声を理解することができるしょう。まずは、自分を大切にしてあげてください。
信頼できる人に本音で話してみる
もっとも信頼している人に、自分の悩みや考えていることを素直に話してみましょう。自分を一番わかっているのは自分だと思うかもしれませんが、実は自分のことを一番わかっていないのも自分だったりします。そうすることで、意外と話をじっくりと聞いてくれて良いアドバイスをもらえるかもしれません。やはり、一人で治そうとするよりは、誰かと協力して治療に励むことも良い方向へすすむと考えられています。自分ではすごく悩んでいることでも、客観的に指摘してくれたりします。また、支えてくれる人がいるので、安心して過ごせるようになってきます。ただし、信頼できる人に頼りきるのではなく、自分の性格と自分自身がしっかりと向き合うことが重要です。
笑える映画や漫画をみる
メンヘラに足りないものとは、幸福感です。だれでもそうですが、笑っているときは満たされ、幸せな気持ちになります。映画でも漫画でもなんでもいいので、自分が心から「笑えるもの」を探して思いっきり笑ってみてください。笑っているとだんだんと今まで、悩んでいたことが小さく思えて、すっきりとするかもしれません。笑いの多い日々を過ごしましょう。
太陽を浴びる(一般的には一日20分程度)
カーテンを閉めきって、日中暗い部屋の中で過ごしたり、太陽光を浴びないような夜型の生活をしている人にメンヘラが多いといわれています。このような生活は、体内時計が乱れがおこり、慢性化すると、セロトニンの働きが鈍くなる場合があり、ひどい場合は、うつ病などの精神疾患にもつながるといわれています。太陽の光は、神経伝達物質のセロトニンを分泌させるといわれており、感情をコントロールさせ安定させるためにも毎日太陽を浴びることは重要といわれています。心のバランスを整える働きがあるので、1日20分しっかりと太陽を浴びましょう。
PCをやりすぎない
ネットのメンタルヘルスの掲示板をみている人ということからでてきたメンヘラからもわかるように、長時間ネットをしている人が多いのが特徴です。PCをやりすぎると時間を忘れて、他人と会話することなく過ごしてしまうことがあります。ネットの世界は、非現実的なことが多いので、人とのつながりをネットで感じるのではなく、そばにいる友人や恋人、家族とのコミュニケーションをできるだけとるようにしましょう。PCをする時間をできる限り違う過ごし方をすることで良い方向へ向かうでしょう。
気分転換をしてみよう
普段しないようなことをしてみることをおすすめします。例えば、散歩にいくことで、今まで感じなかった周りの景色を知ることができたり、ゆっくりと自分と向き合う時間を作ることができます。旅行に出かけてみるのもかなりおすすめです。日々の生活に疲れていたあなたに、新しい発見や素敵な景色など様々な嬉しいことがおこるでしょう。
病院へいってみる
自分自身を傷つけてしまう症状が悪化して、自分だけでなく周りの人にも外傷を与えてしまう場合は、精神病を疑ってもいいかもしれません。精神科の先生を頼ってみるのもいいでしょう。心の病気のプロなので、症状を話せば、薬を処方してくれるので、薬があえば、精神的に本当に楽になります。一人だけで考えても、なかなか治り難いのが心の問題でもあります。「周りに知ってもらう」「受け入れてもらう」ということは、治療への第一歩です。勇気を持って相談してみましょう。また1点注意してほしいことは、医師によっては薬を過剰に与えたり、あまり親身に聴いてくれない方もいるので、信頼できる医者をみつけるまでは、色々な医者に診てもらうのが良いでしょう。
メンヘラ<まとめ>
メンヘラってなに?と思っていた人も多いはずです。ネットスラングの「メンヘラ」は心の病を抱えている人をさす言葉といわれていることがわかりました。メンヘラという言葉は時に否定的なニュアンスで使われる事があるので、嫌われることも多いです。しかし、人格は人の数だけあり、それぞれのオリジナリティ(個性)を持って存在します。メンヘラとはそのなかの差異のひとつであり「ユニーク」という見方が適切と言えます。心が弱いという意味では、メンヘラは注目され始めています。とはいえ、現代社会では誰しも心の中に弱さを抱えているものです。しかし多くの人は、その弱さをうまく付き合って生きています。そんな中、不安や不満を相手に押し付けたり、気持ちの浮き沈みが激しかったり、異常なくらい愛情を求めたりする人は、信頼できる人がいなかったり、弱い部分を誰かに理解して欲しいと精神が不安定になってしまうことがあります。メンヘラが周りにいて悩んでいる人、メンヘラといわれて悩んでいる人。にメンヘラの人の特徴を知って、理解した上で、少しずつ安定した「自分」を取り戻せるようにしましょう。孤独感や不安感の中では、なかなか楽しく生きることができません。心の病を抱えてしまった理由をしっかりと理解し、協力して良い方向へ進めると良いでしょう。心の病でも病気は病気です適切な処置と治療をすれば、時間は掛りますが、きっと改善に向かうでしょう。
このまとめのキュレーター
カテゴリ一覧