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NY原油先物価格 12年4か月ぶりの安値1月20日 11時01分
アメリカの連休明けの19日のニューヨーク原油市場は、産油国イランへの経済制裁が解除され原油の輸出が増えるという見方などから、原油の先物価格は、一時、1バレル=28ドル台前半に値下がりし、およそ12年4か月ぶりの安値を更新しました。
19日のニューヨーク原油市場は、産油国イランの経済制裁が解除されたことで原油の輸出が増え供給の過剰感が強まるという見方が出たことや、IEA=国際エネルギー機関がことしの原油の需要は低迷するという報告書を発表したことを受けて、先物に売り注文が集まりました。
このため、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル=28ドル台前半に値下がりし、2003年9月以来およそ12年4か月ぶりの安値を更新しました。
市場関係者は「金融市場が混乱している中国に加えてアメリカでもさえない経済指標が続き、原油の需要の拡大はしばらく期待できない。先行きの不透明感から投資家はリスクを避けようという姿勢を強めている」と話しています。
このため、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は、一時、1バレル=28ドル台前半に値下がりし、2003年9月以来およそ12年4か月ぶりの安値を更新しました。
市場関係者は「金融市場が混乱している中国に加えてアメリカでもさえない経済指標が続き、原油の需要の拡大はしばらく期待できない。先行きの不透明感から投資家はリスクを避けようという姿勢を強めている」と話しています。