キーボードやマウス、タッチパッドといった入力デバイスは、日々の生活に欠かせない“きほんアイテム”と言えるでしょう。
Appleの新型タッチパッド「Magic Trackpad 2」は、Apple WatchやiPhone 6sや6s Plus、新しいMacBook(MacBook Eary 2015)などで採用されている感圧タッチとTaptic Engineによるフィードバックを、既存のMacに提供してくれる唯一の存在です。この振動は、ちょっと癖になってしまうほどの魅力があります。
2015年10月、4K対応の21.5インチiMacと同時に発表されたMagic Trackpad 2ですが、従来モデルの「Magic Trackpad」が発売されて以来、ほぼ5年ぶりのアップデートとなります。
Magic Trackpadとの違いを以下にまとめました。
さて、このMagic Trackpad 2ですが、上面にガラス、底面には4つのゴム足と彫られたAppleロゴのみというミニマルなデザインを採用しています。サイズはKindle Paperwhiteとほぼ同等で、その姿形はまるでスリムな小型タブレットのようです。
MacBook Eary 2015と同様、感圧タッチをサポートしたのも特徴です。タッチパッドを物理的に押し込む必要はなく、クリック感と同様の振動が得られますが、当然のように電源を入れないとTaptic Engineが働かないため、“ただの板”に過ぎません。
Macとの接続も簡単です。付属のLightning-USBケーブルを使ってMagic Trackpad 2とMacをつなぐだけで済みます。ペアリング作業は一切必要なく、あっという間にセットアップが自動で完了します。この手軽さは、長年(そして今も)Bluetoothの接続で四苦八苦している人にこそ試してもらいたいほど。
このLightning-USBケーブルは充電も兼ねており、約2時間の満充電で1カ月程度は駆動するとのことです。加えて、ケーブルを接続したまま充電しながら利用できるのもうれしいところですね。
ただし、Magic Trackpad 2をフルに生かすためのシステム条件は「OS X v10.11以降を搭載したBluetooth 4.0対応Macコンピュータ」とあるように、最新のEl Capitanを導入している必要があります。試しにOS X Yosemite(v10.10.4)が入ったMacBook Pro(Mid 2015)に接続したところ、有線接続で利用できるようになったものの、Bluetoothのペアリングは手動で行う必要がありました。
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