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 米大統領選の共和党候補者指名争いで、同党保守派に人気のあるサラ・ペイリン元アラスカ州知事が19日、ドナルド・トランプ氏への支持を表明した。全米で初戦となるアイオワ州党員集会まで2週間を切るなか、同氏に追い風になるのは確実だ。

 ペイリン氏は、2008年の大統領選で共和党候補のジョン・マケイン上院議員から保守派と女性の支持拡大を期待され、副大統領候補に指名。その後は保守派の市民運動「ティーパーティー」(茶会)の強い支持を受け、茶会旋風の中心的役割を演じた。

 ペイリン氏は19日、「トランプ氏を米大統領として支持することを光栄に思う」と表明。トランプ氏は「彼女の支持を誇りに思う」との声明を発表した。