さて
現在1ヶ月間のNetflix無料お試し期間中。映画鑑賞強化月間ということで映画「ローグ アサシン」を観たのでそれについて語るとしよう。2007年日本公開、フィリップ・G・アトウェル監督。ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン、石橋凌、ケイン・コスギなど出演。
あらすじは
FBI捜査官のジョン・クロフォード(ジェイソン・ステイサム)とトム・ローンは、マフィアの抗争事件を捜査中に、伝説の殺し屋ローグと遭遇する。トムに銃撃されたローグは海に落ちたまま行方知れずに。
数日後、トムは一家もろとも自宅で惨殺されてしまう。現場に残されたチタン製の薬きょうからローグの仕業と直感したジョンは復讐を誓う。そして3年後。クラブのVIPルームにいたヤクザ達が襲われ惨殺される。背景には日本のヤクザ(石橋凌)と中国マフィア(ジョン・ローン)の血で血を洗う抗争があった。現場に残された薬きょうから、ローグが復活したことを知ったジョンは事件捜査の傍ら復讐のためローグを追い求めるのだった・・・
というお話だ。
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豪華出演者たち
ジェイソン・ステイサムとジェット・リーという2大アクションスターの共演作であり、それだけでも十二分に上がるのに、さらにジョン・ローンが出演している点は見逃せないポイントである。
ジョン・ローンの代表作と言えば「ラスト・エンペラー」がもっぱら有名だけど、俺の中ではデヴィット・クローネンバーグ監督の怪作「M・バタフライ」で魅せた女装演技がもっぱら有名。
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M・バタフライはDVD化されていない!なぜだ!
ジョン・ローンが演じているのは中国マフィアのボスなんだけど、端正な顔立ちを活かして重厚感のある悪役になっている。
それに対する日本ヤクザの親分を演じているのは俳優の石橋凌。日本語・英語を織り交ぜた演技。後半のチャンバラシーンもカッコよかった。その娘をデヴォン・青木が演じているのだけど、ハチャメチャなイントネーションの日本語が帰国子女風で良かった(?)
旧来のハリウッド映画的日本の描かれ方
デヴォン・青木のことは置いておくとしても、下っ端ヤクザ役で出演されている方々が日系人(あるいは中国人かも)の俳優か知らないけど日本語が怪しくて、そこは結構萎えポイントなんだけどまぁハリウッドで映画を作る以上は日本人の俳優を連れてくるの難しいから仕方ないよね。
劇中に登場する日本料理店やヤクザの本拠地に掲げられた謎の文言の書かれた掛け軸とか、怪しい描写は満載。
Yahoo!映画の本作のレビューを読むと、そう言った点が引っかかってしまった人たちの酷評で溢れている。
自分はそこもエンタテインメントと割り切って楽しく観てたけどね。
大どんでん返しにびっくり
本作には実は大どんでん返しが隠されているのだけど、自分は全くもって気付いていなかったので映画の終わり間際にその事が明かされた時は本当にびっくり仰天した。勘のいい視聴者は気付いていたんだろうか。
結末はちょっと悲しい幕切れだった。
Spyker
ところで本作ではジェット・リーがメチャクチャかっこいいオープンカーを乗り回している。ドアがガルウイング仕様になっている見たことのない車だったが、調べてみたところ、オランダのSpykerというメーカーの車らしい。
ローグ アサシンについての特設ページ www.spykercars.com
日本で見たことないな。
さいごに
アクション、どんでん返し付きサスペンス、豪華出演者、車、と魅力満点の映画でした。
90/100点
では