社会

韓国に吸い尽くされた日本の血税“23兆円”(1)「支援しても感謝はなし」

 アメリカでのロビー活動で教科書に「東海」を強制表記させたかと思えば、「竹島の日」に向け活動家が日本の要人へのテロ予告までしている反日国家・韓国。しかし、そもそも韓国は、日本による莫大な税金を使った援助によって今の発展があるのではなかったか。入手した「血税リスト」で、韓国の“恩知らずな実態”を暴く!

 政治やスポーツの場を利用して、今や“定番”となった韓国の反日バッシング。だが、今まで日本は韓国の経済発展のために貢献し、そのため国民の血税が吸い尽くされていたのである。

 入手したリストは、日本がODA(政府開発援助)の一環で、韓国の支援に使った金額のほんの一部だという。日韓問題を取材するジャーナリストが言う。

「このリストは、ネット上で“反韓”の人たちの間で話題になり、資料として出回っているものです。1966年から90年までの韓国へのODAが終了するまでの項目が掲載され、現在の価値に換算すると、総額で23兆円もの税金が韓国のために使われたと指摘しているのです」

 リストの中で特に金額の多い項目を見ただけでも、日本の「血税」が大量に投入されていることがわかる。なのに、苛烈な反日批判が繰り返されるのは、不可解としか言いようがない。

 そもそも1965年に日本と韓国の間で日韓基本条約を締結した際に、「解決金」という名の莫大な賠償を求められた。日本の植民地支配による個人の未払い賃金を含む一切の対日請求権を放棄する代わりに、無償で3億ドル、有償で2億ドル、民間借款3億ドルの総額8億ドルの資金援助を提供した。古参の自民党関係者がこう振り返る。

「当時、日本の外貨準備高は18億ドルしかなく、そこから8億ドルも持っていかれた。当時の韓国の国家予算の2倍以上ですよ。佐藤栄作内閣の閣僚の中には、『日本の有り金を全部持っていく気か!』と激怒した人もいたそうです。ちなみに、この時の韓国政権は、朴槿惠〈パク・クネ〉大統領の父親である、朴正煕〈パク・チョンヒ〉大統領でした」

 日韓基本条約の「解決金」では、韓国政府はやりたい放題だったという。韓国事情に詳しい経済評論家の渡邉哲也氏はこう語る。

「韓国政府は北朝鮮の分の解決金も受け取っていながら、北朝鮮には分配していません。また、韓国政府は日韓基本条約のことをずっと国民に伏せてきました」

 解決金と技術支援によって、「漢江の奇跡」と呼ばれる急激な経済成長を遂げた韓国だったが、97年のアジア通貨危機によって経済が崩壊した。ソウル駐在歴3年の東京新聞・五味洋治編集委員が当時の様子を語る。

「アジア通貨危機の時に、私はソウルにいましたが、国庫に外貨がなくなった韓国は、あっという間に国家倒産状態に陥り、昨日まで一流企業に勤めていた人たちが、一夜にして地下街でテントを張って暮らすようになっていました」

 財政破綻の防止などを目的としたIMF(国際通貨基金)の監督下に置かれた韓国のため、日本は100億ドルを支援した。にもかかわらず、韓国政府は危機が落ち着くと、

「IMFからの支援はありがたいが、日本からの支援は迷惑だった」

 と、高飛車に言い放ち、感謝の言葉すら述べなかったのだ。

◆アサヒ芸能2/18発売(2/27号)より

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

アサ芸チョイス:

  1. 50993
    PR
    キレイによくばりな女性たちが実践する「すっぽん酵素」ダイエットってなに?

    「おしゃれは好きだけど美味しいものも食べたい」「痩せたいけど食事制限はイヤ」‥‥女性たちのダイエットに対する悩みと要求は“一筋縄”ではい

  2. 49467
    PR
    かつら、育毛剤、サロン、植毛…種々ある薄毛治療の中でコスパが良いのはどれ!?

    寒風吹きすさぶこの季節。その寒さを、昨年以上に頭皮で実感するようなことはないだろうか。それが昨年よりも寒い気温のせいでなく、昨年よりも薄

  3. 49459
    PR
    元気ハツラツの秘訣は『にんにく』『しじみ』『牡蠣』のトリプルパワー

    年齢を重ねていくたびにしんどくなってくるのが、年末年始の宴会。“おつきあい”とはいえ連日宴席となると、カラダの外も内側もズッシリと溜まり

注目キーワード

人気記事

1
パソコンに残ったデータを発見!?ベッキーとゲス極・川谷の愛欲LINEの流出元
2
SMAPがまさかの独立!?テレビ局が恐れる第2の「嵐事件」
3
SMAP中居が近藤真彦をネタにしたのはジャニーズ事務所“決別”宣言だった?
4
ゲス極ファンが川谷絵音にブチギレた「不貞」よりも重大な罪とは?
5
あのベッキーが略奪愛!?「ゲスの極み乙女。」川谷に放っていた熱烈ツイート!