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 兵庫県で宝塚歌劇を観劇するツアーバスが17日、同県淡路島の高速道で蛇行運転を繰り返し、添乗員が10分ほど脇からハンドルを握り補助していたことが分かった。ツアーを主催した阪急交通社(本社・大阪市北区)によると、運転手は問いかけに対し、ハンドルを握ったまま、声を発しなかったといい、同社で原因を調べている。

 同社松山支店のツアーで、愛媛県東温市のバス会社が運行した。17日午前6時半に松山市を出発し、兵庫県宝塚市で宝塚歌劇を観劇する1泊2日の旅程だった。

 阪急交通社広報部によると、乗客42人を乗せたバスは午前10時ごろ、同県淡路市の神戸淡路鳴門道で、車線をはみ出す蛇行運転を繰り返し、休憩で立ち寄る予定の室津パーキングエリアを通過した。