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モロッコ パリのテロ実行犯と訓練の男を拘束1月20日 6時32分
モロッコ政府は、パリで起きた同時テロ事件の実行犯とともにシリアで軍事訓練を受けていたベルギー人を拘束したと発表し、実行犯グループがヨーロッパから中東にかけてどのようなネットワークを構築していたのか、全容解明につながることが期待されています。
去年11月に起きたパリの同時テロ事件を巡って、モロッコ内務省は、実行犯の1人とともにシリアに渡って軍事訓練を受けていた、モロッコ系ベルギー人の男を、今月15日、最大都市カサブランカの近郊で拘束したと発表しました。
それによりますと、男は当初、アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」に加わっていましたが、後に過激派組織IS=イスラミックステートに移って、その幹部たちと関わりができたとしています。
その中には、パリの同時テロの首謀者も含まれるということですが、男自身が事件に関わっていたかどうかは明らかにされていません。
この事件では、首謀者とみられ、警察との銃撃戦で死亡した、同じモロッコ系ベルギー人のアブデルアミド・アバウード容疑者も、シリアに渡ってISに加わっていたことが分かっています。
実行犯と関わりのある男の拘束によって、実行犯グループがヨーロッパと中東にかけてどのようなネットワークを構築していたのか、全容解明につながることが期待されています。
それによりますと、男は当初、アルカイダ系の武装組織「ヌスラ戦線」に加わっていましたが、後に過激派組織IS=イスラミックステートに移って、その幹部たちと関わりができたとしています。
その中には、パリの同時テロの首謀者も含まれるということですが、男自身が事件に関わっていたかどうかは明らかにされていません。
この事件では、首謀者とみられ、警察との銃撃戦で死亡した、同じモロッコ系ベルギー人のアブデルアミド・アバウード容疑者も、シリアに渡ってISに加わっていたことが分かっています。
実行犯と関わりのある男の拘束によって、実行犯グループがヨーロッパと中東にかけてどのようなネットワークを構築していたのか、全容解明につながることが期待されています。