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国連でアフリカ支援の局長 日本企業の投資に期待
1月19日 23時17分

日本政府がアフリカの首脳らを招いて開いてきた、TICAD=アフリカ開発会議が、ことしは初めてアフリカで開催されることについて、国連は、アフリカの開発には日本企業の投資が必要だとして、日本のさらなる支援に期待を示しました。
TICAD=アフリカ開発会議は、アフリカへの支援の在り方を話し合うため、日本がアフリカ各国の首脳らを招いて開いてきた国際会議で、6回目となることしは初めて東アフリカのケニアで開かれます。
国連でアフリカ支援を統括するUNDP=国連開発計画のアブドゥラエ・マー・ディエエアフリカ局長は、TICADに向けた協議のため来日し、19日、都内でNHKのインタビューに応じました。
この中でディエエ局長は、「アフリカのさらなる経済成長には、政府の援助だけでなく、民間企業を呼び込む必要がある。そのために、アフリカと日本の政府が協力して、企業の合弁などを支援してほしい」と述べて、TICADへの期待を示しました。
そのうえで、国連としても、TICADに合わせて、日本とアフリカの企業の対話の場を設けるなどして、日本企業の投資を後押ししていくとしています。
アフリカでは、中国も大規模なインフラ整備などで影響力を伸ばしていますが、西アフリカのセネガル出身のディエエ局長は、「アフリカでは早くから援助してくれた日本に特別な感情がある」として、日本のさらなる支援を求めました。

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