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バス事故 速度出し過ぎ制御効かなくなったか
1月20日 4時00分

バス事故 速度出し過ぎ制御効かなくなったか
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乗客乗員15人が死亡した長野県軽井沢町のバス事故で、警察は、現場のおよそ250メートル手前で、事故を起こしたとみられるバスが蛇行しながら走行している様子を捉えた監視カメラの映像の提供を受け、スピードを出し過ぎて、制御が効かなくなった疑いがあるとみて調べています。
バスが事故を起こした現場のおよそ1キロ手前と250メートル手前には、道路を監視するカメラが設置されていて、警察はこの映像の提供を受けました。
警察によりますと、映像には事故を起こしたとみられるバスが映っていて、およそ1キロ手前では特に異常はありませんでしたが、およそ250メートル手前ではかなり速度が上がっていて、下り坂のカーブをセンターラインを越えて蛇行しながら走行し、後方のブレーキランプがほとんど点灯したままだったということです。
警察はこの映像などから、バスが下り坂で制限速度の時速50キロを超えて走行し、スピードの出し過ぎで制御が効かなくなった疑いがあるとみて調べています。
また、19日のバスの検証では、車体の損傷が激しいため、走行時の速度などを記録する運行記録計を取り出すことができず、警察は20日も検証を行って、事故直前の運転の状況を調べるとともに、ブレーキなどの部品を製造元に送り、不具合がなかったかどうかも確認することにしています。

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